学校生活

SCHOOL LIFE
 

 令和2年2月6日(木)から8日(土)にかけて、福島県で行われた第28回全国高等学校文化連盟将棋新人大会に、2年8組川東瑞綺さんが出場しました。

 川東さんは、7月の佐賀総文、11月の近総文京都大会に続いての上位大会出場となります。9月に行われた京総文で第3位の成績を収め、出場資格を得ました。

 1日目は朝から京都出発、新幹線を乗り継ぎ福島駅まで、そしてそこからローカル線で25分、さらに宿舎のバスで10分ほど揺られ会場の吉川屋へ到着。当日は、前日までと違って冬型の気候となり、関ヶ原では雪模様も、福島県ではうっすらと雪が積もる程度、大会期間中は雪も降らず、最終日の帰京時まで天候に悩まされることはありませんでした。

 午後3時からの受付後は、同じ京都代表の選手や引率の先生方と指導対局。夕食後も同部屋の京都代表・滋賀代表選手と練習を重ねました。

 大会2日目は、朝から対局。開会式の後、午前3局、午後2局の予選対局。計5局をスイス式トーナメントで行い、4勝以上が決勝トーナメント進出。

 1局目は緊張もあり、力を出し切れず格上相手(県1位)に負けてしまいました。しかし、2局目から5局目まではいずれも白熱した対局が行われ、2局目、4局目は最後に逆転負けを喫するも、3局目、5局目は粘り強く指し見事勝利へ。全国の強豪を相手に2勝3敗の成績を収めました。

 予選終了後は、鈴木女流に指導対局をしていただき、丁寧な指導に熱心に耳を傾けていました。

 今回は、5局とも振り飛車(四間飛車)で臨み、相手のいろいろな戦法に果敢に挑んでいきました。1つの戦法で闘うことは、より深くその戦法を身につけることにつながり、将棋の上達の早道となります。戦法を1つ1つ会得していくことにより、棋力は格段に上がっていきます。

 最終日は準々決勝から。準決勝まで観戦して、11時に会場そして宿舎である吉川屋を後にして17時過ぎに京都駅に無事到着。途中東京駅で1時間程度買い物時間をとりましたが、一緒に帰ってきた京都の選手とその時間も対局練習をしていました。

 次は、女子団体戦は連覇のかかる5月の選手権に向けて、男子部員ともども練習を積み重ねていきます。

 
 
 
 
 
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