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2月23日(土)

 1年生グローバル科の生徒が、1年間かけて取り組んできた「イノベーション探究Ⅰ」の課題研究発表会に臨みました。今回の発表が最終発表であるため、1年間の集大成となります。「地域創造」・「人権」・「文化財」・「教育」・「産業」の5つの領域に分かれて探究を進めてきましたが、どの研究グループも直前まで準備を重ねている姿が印象的でした。そして、当日は努力の成果を発揮し、堂々とプレゼンをすることができていました。

 伝統産業に携わる方、神社の参拝客、農家の方、学芸員、企業関係者等、生徒は様々な方にインタビューを実施し、「自分たちしか得られない情報」を収集して探究を進めていきました。「ソーシャル・インテリジェンス」の時間に作成した統計資料も駆使し、客観的データに基づく分析も合わせて、グループで協働して1つの発表を完成させました。探究の過程では、外部の方にもワークショップを開いていただき、グループで探究を進めていくための合意形成の手法や聞き手の心に火を付けるプレゼンテーションの手法など、探究に活きる様々な手法を教授していただきました。

 本当に様々なことに挑戦し、今日を迎えてくれました。高校1年生でこれだけの事をやってのけたことに、自信と誇りを持ってほしいと思います。将来社会で活躍するにあたって、必ずや活かせる力を身に付けてくれました。

 最後の講評の場では、お世話になった外部の方から、2年生の「イノベーション探究Ⅱ」に向けた課題も指摘していただきました。皆さんへの期待を込めたメッセージです。2年生ではさらなる高みを目指して、頑張っていきましょう!

 
 
 
 
 
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