鳥羽の特徴:WWL

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9月29日(土)

 本日から1年生グローバル科「イノベーション探究Ⅰ」の授業では、「地域創造・人権・文化財・教育・産業」の5つの探究領域別に編成されたグループごとに、協力して1つのテーマを探究する活動が始まりました。今日の到達目標は、「グループの探究課題を決定する」でした。

 まず、グループのメンバー全員で自分が探究したいテーマを共有し合いましたが、中にはそれぞれ微妙に関心の違うメンバーが揃っているグループもあります。ここからが探究の醍醐味です。どうすればグループのメンバー全員が納得できる探究課題を決めることができるのか。先日、京都光華女子大学の乾先生に教わったチームビルディングの手法を活用しながら「合意形成」をしていきます。

 初めはなかなかグループで1つの探究課題を決めることができず、行き詰まるグループもありましたが、議論を重ねて意見をまとめあげ、最終的には探究課題を決めることができたグループもたくさんありました。「普段と違った視点から物事を考察し、頭をフル回転させて全員で考えることで、様々な疑問が生まれ、興味関心が深まった。」という生徒の感想も見られました。

 正解が1つではない問いの答えを深く考えていくことは簡単ではありませんが、今日のように粘り強く、今後も探究に取り組んでほしいです。

 
 
 
 

9月22日(土)

1年生グローバル科の生徒たちが、講義及びワークショップ「チームがうまく機能する秘訣と課題研究の手法を知る」に臨みました。講師として本校OBの乾明紀先生(京都光華女子大学准教授)をお招きしました。生徒たちはチームビルディングのポイントについて学んだ後、実際にワークショップとして「A4サイズの紙30枚をいかに高く積み上げるか」という課題にチームごとに取り組みました。

また、これから課題研究を本格的に始めるに当たって、リサーチクエスチョンを立てることの必要性や調査・研究を行う上でのポイントなどについて学びました。

次回9月29日(土)から研究グループ別協働探究学習が始まります。

 
 
 
 

9月19日(水)

SGH上海海外研修事前学習の4回目を行いました。近現代の中国の略史と現在の政治・経済についての講義を受けた後、各自で中国についてまとめました。

また、高校生ビジネスプラングランプリに向けて、グループごとに持ってきたビジネスプランの詳細を詰めていきました。

次回からは現地で行う英語でのプレゼンテーションの準備を中心に事前学習を進めていきます。

 
 
 
 

9月15日(土)

 土曜授業実施日の本日3・4限、1年生グローバル科「イノベーション探究Ⅰ」の2学期の授業が始まりました。

 3限に夏季休業中に各自が行ったフィールドワークの成果をグループで共有し、4限には2年生グローバル科の先輩が昨年度に取り組んだ探究発表会を見て、フィールドワークをどのような形で探究に生かしていくのかの見通しを持ちました。

 夏季休業中のフィールドワークは、自ら依頼をし、自ら現地に行ってインタビュー調査をするというハードルの高いものでしたが、市役所や商店街など様々な場所に足を運び、各自すばらしい調査をしてくれました。調査をして新しい情報をたくさん得ることができただけでなく、自ら社会に出ていく経験をとおして、ひとまわり大人に成長してくれたのではと思います。

 2学期から、フィールドワークの成果を踏まえながらグループで協働して探究を進めていきます。来週はその前段階として、京都光華女子大学の乾准教授を講師にお招きし、グループでうまく協働するチームビルディングの秘訣についてのワークショップを行います。

 
 
 
 

9月15日(土)
京都南ロータリークラブにお世話になり、1年生普通科理数人文コース対象のキャリアガイダンスを行いました。京都南ロータリークラブ及び京都南ローターアクトクラブの方々にパネラーとなっていただき、「働くことの意義」をテーマにパネルディスカッションを行いました。その後、生徒たちはグループディスカッションを行い、意見を出し合いました。最後には、代表グループが発表しました。グローバル時代において働くことや学ぶことの意義について考えるきっかけになりました。

 
 
 
 

9月14日(金)

SGH上海海外研修事前学習の3回目を行いました。現地で訪問する企業についてインターネットを使って各自で調べました。企業訪問の際の質疑を充実したものにするために企業の経営方針やCSRなど、それぞれが注目したこと調べ、その中で疑問に思ったことをワークシートにまとめました。

 

 
 
 
 

8月27日(月)

SGH上海海外研修事前学習の2回目を行いました。 夏休み中に個人の研究テーマについて調べてきたことを発表し、お互いに疑問に感じたことを質問し合い、研究内容をさらに深めていきました。 また、上海や現地で訪れる場所について調べてきたことを共有し合い、知識を深めました。

SGH上海海外研修は10月31日(水)~11月3日(土)に実施する予定です。

 
 
 
 

8月17日(金)

2年生グローバル科の生徒が、大阪大学豊中キャンパスを訪問し「アカデミック・ライティング講座」を受講しました。大阪大学進藤修一教授、堀一成准教授、坂尻彰宏准教授及び大阪大学大学院生のTAの方々のご指導で、①書くために考える:導入~論拠の検証 ②まねてはいけない!:レポートの注意点 ③パラグラフ・ライティングをしてみよう という三つのワークショップを行いました。各自の課題研究テーマに沿って、論文作成に必要な技能や作法、情報の整理方法について学びました。今回の学びを生かして、課題研究を深めていきます。

 
 
 
 

 研修3日目は午前中、景福宮を訪れ、韓国王朝の歴史について学びました。午後はハンヨン高校を訪れ、同世代の高校生と交流し、キルトン市場に行き、課題研究の内容を深めました。明日最終日もしっかり研修をしたいと思います。

 
 
 
 

 研修2日目は午前中に韓国片岡を訪問し、会社の概要について理解を深めました。午後からはSJT社を訪問し、実際にクリーンルームに入り、タッチスクリーンの製造工程を学びました。全員元気に頑張っています。

 
 
 
 

 定刻通りに関空を出発し、昼前に仁川空港に到着しました。午後からはクレアソウルを訪問し、所長様から韓国に関するブリーフィングを受け、その後、市場の活性化と着物文化の発信についてプレゼンテーションを行いました。クレアの職員の方々からディスカッションを通して様々なアドバイスをいただきました。無事一日が終わりました。全員元気です。

 
 
 
 

8月6日(月)

午前5時半に京都駅に集合し、1年生6名・2年生4名、合計10名の生徒がSGH韓国ソウル海外研修に出発しました。自治体国際化協会CLAIRソウル事務所における課題研究プレゼンテーション、ハンヨン高校生とのフィールドワーク及び協働研究、株式会社韓国片岡における海外インターンシップへの参加など、様々なプログラムをとおしてグローバル・リーダーとしての資質向上に取り組みます。

 
 
 
 

8月1日(水)

 1年生グローバル科では、「イノベーション探究Ⅰ」の授業の一環で、夏季休業中に京都フィールドワークを行います。本日は、12名の生徒が京都文化博物館でフィールドワークを行い、学芸課の村野正景先生の御案内のもと、館内で調査を行いました。

 普通に見学していては気づかない文化博物館の隠れた魅力についても御説明いただき、生徒たちは新たな博物館の楽しみ方を感じ取ることができました。また、村野先生にインタビューもさせていただき、博物館での仕事のやりがい等をお伺いしました。

 この夏、文化博物館のみならず、各地で生徒がフィールドワークを行っています。自分たちで立てた計画のもと、自分たちでフィールドワークを行うという経験をとおして、主体的に行動できる力を育んでほしいと思います。

 
 
 
 

7月30日(月)

企業に関する課題研究を進めている2年生グローバル科の生徒6名が、企業経営者の一日に密着する経営者インターンシップに参加しました。この取組は京都中小企業家同友会にお世話いただき、(株)桂建材店、(株)エージェンシーアシストの両社の代表取締役をはじめ社員のみなさまのご協力のもと実現しました。生徒たちは、経営者の視点及び従業員の視点それぞれから会社を見つめ、働くことや学ぶことの意義を考えました。また、課題研究に関する多くの質問に回答していただきました。(株)桂建材店、(株)エージェンシーアシストのみなさま、本当にありがとうございました。

 
 
 
 

7月27日(金)

公益社団法人青年海外協力協会JOCA大阪代表の河合憲太氏(本校卒業生)と職員の吉田悦子氏をお招きし、JICA関西ワークショップを行いました。1年生グローバル科全員と1年生普通科及び2年生の希望者合計88名が参加し、青年海外協力隊の活動について学びました。両氏のご経験をお聞きした後、多国籍住民が住む町内会で誰もが安心して暮らせる方法をロールプレイ形式で考え、異文化間の問題を解決しつつ多文化協働の重要性を学びました。

 

 
 
 
 

7月25日(水)

1年生10名と2年生8名の平成30年度日本政策金融公庫「第6回高校生ビジネスプラン・グランプリ」へのエントリーに先駆けて、坂井俊一郎氏(日本政策金融公庫国民生活事業京都創業支援センター上席所長代理)をお招きして、ビジネスプラン作成サポート授業(実践編)を行いました。

ビジネスアイデアについての講義を受けたあとに、5グループに分かれてビジネスアイデアを出し合いました。実生活に照らし合わせ、「こんなものがあったら便利」というような発想でアイデアを出し合いました。今回の講義を基に夏休みを通してビジネスプランを作成していきます。

 
 
 
 

7月24日(火)

株式会社片岡製作所において、SGH韓国ソウル海外研修に参加する10名と、SGH上海海外研修に参加する10名がインターンシップに参加しました。

片岡宏二代表取締役社長より事業概要と企業を活性化するための経営方針などについて御講演いただき、「将来グローバルリーダーとして働くためには何が必要か」などの質疑に答えていただきました。

次に、工場を見学しながら、レーザー技術の原理とその応用について学びました。普段なかなか目にすることができない先端産業の現場に生徒も興味津々の様子でした。

SGH韓国ソウル海外研修とSGH上海海外研修では、株式会社片岡製作所の海外事業所を訪れ、海外インターンシップを行う予定です。

 
 
 
 

7月15日(日)

 鳥羽グローバル・サミット最終日となった本日は、昨日のKYOTOフィールドワークの成果発表会を実施しました。午前中にグループごとに発表用パワーポイントを作成し、午後から成果発表を行いました。各グループは、「ガイドブックに載っていない新たな情報を追加する」を目標に京都各地の名所にフィールドワークを行いました。発表では、70名以上の外国人観光客にインタビューを実施して、外国人観光客から見た観光地のイメージを調査したグループもあり、充実した成果発表会となりました。

 最後にお別れ会を行い、海外大学生はホストファミリーと別れを惜しみました。

 5日間、大変充実したプログラムを実施することができました。生徒たちは、海外大学生との交流をとおして、異文化を尊重する力、英語でのコミュニケーション能力など、様々な力を身につけてくれたと確信しています。本校に来てくださった海外大学生とまた交流の機会を持ち、生徒たちの成長した姿を見せることができれば良いなと思いながら、この記事を書き終えたいと思います。

 最後になりましたが、ホストファミリーの皆さまをはじめとして、多くの皆さまの御協力のもと、鳥羽グローバル・サミットを無事成功させることができました。この場をお借りして、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 
 
 
 

7月14日(土)

1・2年生31名とシンガポール国立大学生4名・上海の復旦大学生2名が、6グループに分かれてKYOTOフィールドワークに行ってきました。

この取組の目的は、「京の智」(京都に遺された歴史的・文化的価値)を海外の大学生とともに再発見することです。

そして、今回は「ガイドブックに載っていない京都の新たな魅力を発見する」というテーマで、各グループが選んだ場所に行き、実際に現地にいる国内外の人に英語・日本語でインタビューを行い、その場所についての新たな情報を得てきました。

あいにくの暑さではありましたが、全員無事にフィールドワークを終え、学校に戻ってくることができました。

本日得た情報は、翌日の課題研究発表会で発表します。

 
 
 
 

7月13日(金)

鳥羽グローバル・サミットも早くも3日目となりました。

この日はグローバルコースの3年生がイノベーション探究Ⅲで行った課題研究の成果に関する英語論文の内容について、海外大学生とのディスカッションを行いました。

テーマごとに分かれて、他の地域・言語・世代を超えて価値観を交流し、深い研究内容を英語でディスカッションしました。質疑応答の際には思うように英語が出てこず苦戦する様子もありましたが、英語で自分の意見を言えた時などには生き生きとした表情が見られました。その中で新しい発見や意外な共通点など、自分たちだけでは見つけられなかった多くのものを見つけることができたようでした。

 

 
 
 
 
 
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