「グローバル キャリアパス」と一致するもの

2月9日()の2・3限にグローバル・キャリアパス・プログラムを実施しました。このプログラムは、グローバル科の生徒を対象に企業の方から御講演をしていただくことによって、教科書には記載されていない教養を学ぶプログラムです。今回は、2年生の物理選択者を対象に株式会社片岡製作所様にワークショップをしていただきました。

片岡製作所の精巧な製品を観察することで日本のものづくり技術の進化やレーザー加工技術などを理解し、ものづくり技術に対する関心を高めることができました。

 
 
 
 

専門学科グローバル科で実施している「グローバル・キャリアパス・プログラム」の

連携企業である株式会社松栄堂の方からフジバカマをお預かりしました。

フジバカマ(藤袴)はキク科の植物で環境省レッドリストカテゴリーで準絶滅危惧(NT)、京都府レッドリストカテゴリーで絶滅寸前種に分類されている希少植物です。

松栄堂は宝永2年(1705年)から続く「お香」の老舗で、草根木皮を原料とした薫香の製造販売をされているので、自然のへの感謝気持ちを込めて生物多様性についての取組を行っておられます。

今回は松栄堂が保護育成しているフジバカマを10月18日(水)までお預かりします。。

花からは、ふんわりと良い香りがします。また、フジバカマにはアサギマダラなどの美しい蝶が蜜を吸いに集まってくるそうなので楽しみです。

 
 
 
 

2月8日(火)
 本日5・6限、株式会社片岡製作所より研究開発本部開発部の豆野和延様と大下拓巳様を講師としてお招きし、2年生グローバル科の理系物理選択者を対象にワークショップを行いました。

 普段、私たちが利用している便利なものの多くには、最先端の科学技術が使われています。このワークショップでは、スマートフォンのディスプレイに使われている有機ELを題材に、高校で学ぶ物理の内容が「ものづくり」にどのように関わっているのかを講義していただきました。生徒たちは、実物に触れながら、片岡製作所のレーザー加工技術を活用した有機ELの生産工程について学び、物理学を基本としたものづくりの技術とその精密さを実感することができました。また、このような体験を通して、これからの学習に対する意欲を高めると同時に、実際に仕事をされている方々がどのような社会的意義をもって仕事をされているのかという思いに触れることができました。

 

 
 
 
 

1月22日(土)

 本日3・4限、株式会社岡墨光堂代表取締役の岡岩太郎様によるワークショップをおこないました。グローバル科の特色であるグローバル・キャリアパス・プログラムの一環として、2年生グローバル科の生徒が、学校設定科目「地域研究」および「京都の風土・世界の風土」の授業として参加しました。

 第1部「文化財修理の基礎知識」では、文化財の修理技術である「装潢」修理について学び、普段学校の授業では学べない企業の文化財修理の現場を知ることができました。

 第2部「装潢文化財を支える和紙生産の技術研究」では、文化財保護に携わる職人さんの技術を後世に継承していくためにおこなわれている動作解析について学び、情報工学の視点から文化財保護について捉えることができました。

 文化財保護は文理を融合し、様々な学問からのアプローチで成り立っていることを知り、進路設計を進める2年生にとって大きな気づきとなりました。

 
 
 
 

 12月7日(火)の1・2限に、2年生グローバル科の生徒を対象に、香老舗松栄堂代表取締役社長 畑正高氏をお招きして、グローバルキャリアパスプログラム「松栄堂ワークショップ」を行いました。1時間目は、「古典に学ぶ香りの暮らし」として香文化や日本文化の独自性について、御講演をいただきました。2時間目は、グローバル社会において自分の「常識」だけにとらわれず広い視野を持つことや、「他者を尊重」することや「自己を尊重」することの重要性などを、ご自身の体験談を織り交ぜながら御講演いただきました。
 生徒たちは、「日本文化の一つである香りの歴史について知り、香りを楽しむだけでなく、古来から日本の生活において様々な役割を果たしてきたことを知って驚いた。」「世界地図は国によって違うことや、国によって太陽が昇る方角が違うというお話から、私たちは無意識に固定観念にとらわれていることに気づいた。もっと京都や日本の歴史を知り、次の世代につなげていかなければならないと思う。」といった感想を述べていました。

 
 
 
 

11月8日(月)にグローバル・キャリアパスの取組として,京都青果合同株式会社より内田隆代表取締役社長をお招きして1年生グローバル科の生徒たちに講演をしていただきました。教科「情報」と「数学」の融合科目である「ソーシャル・インテリジェンス」の授業として実施し,生徒達はグラフや表をもとに青果の流通に関する学習を行いました。内田社長は海外への渡航経験も豊富なので,講演の後半には海外のスケールの大きい農業機械や作物の写真をたくさん見せていただきました。鳥羽高校の生徒は授業や課外の活動で,企業の方と接する機会がとても多いです。「データと流通」について学ぶとともに,内田社長の人と人との繋がりや社会貢献を大事にされている姿を見ることで,生徒たちにとって職業観を養う貴重な機会となりました。

 
 
 
 

2月5日(金)

 株式会社片岡製作所より研究開発本部開発部の豆野和延様と林佳佑様を講師としてお招きし、本校グローバル科2年生理系物理選択者を対象に講義をしていただきました。

 現在、生活に欠かせない便利なものの多くに最先端のものづくり技術が使われています。スマートフォンとディスプレイを題材に、片岡製作所のレーザー加工技術がどのように活用されているかをご紹介いただき、レーザー加工技術が物理学を基本として、それを精密に利用することで出来上がっていることを講義していただきました。

 受講した生徒も、ものづくり技術が物理学を基本としていると知り、これからの学習に対する意欲を高めることができたようでした。また、実際に仕事をされている方々がどのような社会的意義を感じながら仕事をされているのかという思いに触れることができました。

 
 
 
 

1月30日(土)

 明治27年に創業され、伝統技術の継承と新たな技法を求めて文化遺産の保存に努めてこられた株式会社岡墨光堂の代表取締役岡岩太郎先生をお招きし、本校グローバル科2年生「京都の風土・世界の風土」の授業をしていただきました。

 生徒たちは今回の授業をとおして、装潢(そうこう)修理を中心とした文化財修理の歴史と現状、それに取り組まれている方々の考えや思いについて具体的に知ることができました。また、文化財を守るためには修理師の力だけでなく、文系理系にとらわれない様々な分野からの研究が必要であり、文理を融合して21世紀の私たちにできることは何かを考えていく必要があるということも学びました。そして、これまでの文化財修理の成果を尊重しながら、100年後、150年後の修理の機会までも視野に入れて文化財に向き合う方々の姿勢から、生徒たちは高い職業倫理に基づいて仕事をすることの大切さを学んだことと思います。

 
 
 
 

 12月15日(火)の5・6限に、2年生グローバル科の生徒を対象に、香老舗松栄堂代表取締役社長 畑正高氏をお招きして、グローバル・キャリアパス・プログラム「松栄堂ワークショップ」を行いました。

 前半は「古典に学ぶ香りの暮らし」として実際に香木に触れたり、日本文化の独自性、また「今あるところから古を慮る」ことの大切さについて、後半はグローバル社会で「常識」をくつがえされるここちよさや「文化力と文明力」、「他者を尊重」することや「自己を尊重」することの重要性など、たくさんのメッセージが込められた御講演をいただきました。講演の最後に質問も出るなど、生徒にとってさまざまな刺激受ける貴重な時間となりました。

 
 
 
 

 11月5日(木)にグローバル・キャリアパス・プログラムの取組として京都青果合同株式会社の内田社長をお招きして,「青果物(野菜・くだもの)の流通~関連するデータとその整理~」という題目でお話していただきました。

 生徒達にとっては京都市中央市場の役割を学び,市場で働く人の"思い"を感じる機会になりました。一方で,この講演は学校設定科目の「ソーシャル・インテリジェンス」と連動しています。2学期のこの科目はデータからグラフや表を作成してプレゼンする方法や,統計の基礎を学習します。内田社長がデータをグラフや表にまとめてわかりやすくお話される姿は,生徒自身がどうすればわかりやく探究学習の成果を説明できるかを考える機会にもなりました。

 講演後に内田社長から京都市内の小学校と連携して,「小学生が野菜の栽培から調理までを行う活動を支援している」と伺いました。「ひょっとして小学生のときに,うちの社員と会っている高校生がいたかもしれないね」と内田社長が仰っていました。後日生徒に聞いてみると,小学校の時に京都青果合同の方とピーマンを一緒に育てた経験を持つ生徒がたくさんいることがわかりました。生徒達もそのことを改めて知ってとても喜んでいました。

 
 
 
 
 

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