鳥羽の特徴
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Sports
 

 現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」の主役で、日本人初のオリンピック選手金栗四三が、五輪出場後の23歳のころ、本校の前身である京都二中を訪問し陸上の指導を行っていた記念写真が見つかり、大きな話題になっています。

 
本校の学術顧問でもある筑波大学の真田久教授が、金栗の遺族が玉名市に託した800枚の中から発見され、このたび2月27日、スポーツ専攻の生徒の指導のため来校された真田先生を中心に写真を裏付ける資料の調査・検討が行われました。

 
その結果、白シャツ短パンに黒足袋の金栗四三の周りに中山再次郎校長、競走部部長楠本教諭や当時の競走部の部員の生徒たちがともに写っていることが判明しました。

 
真田久先生は「金栗が次のオリンピックを目指しながらも、強い意志で長距離走普及に取り組んでいたことを裏付ける貴重な写真だ」と述べ「恩師嘉納治五郎の、陸上は手軽に平等に多くの人が楽しめるスポーツだという教えを広めようとしていた」と説明されました。

 
また、この写真が撮られた同じ年の8月には、京都二中は全国中等学校優勝野球大会の初代優勝校になっており、たいへんスポーツが盛んであったことがうかがえます。

 
このニュースは、NHKテレビで放送されたほか、2月28日付の京都・朝日・読売・産経の新聞各紙、WEBニュースでも詳しく紹介されました。




裏書きの文字

「大正十一年四月一月二十五日京都府立第二中学校ニテ徒歩、駈歩を指導記念撮影ス

 大正四年二月 東京高師研 金栗四三」

 
 
 
 
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