南陽高校新入生320名に対し、4月10日(火)~12日(木)の3日間、ダブルアップセミナーを行いました!
「堅楽しい(かたたのしい)」高校生活への第一歩です!
"ダブルアップ"とは本校の規律や礼節を重んじる「堅」の部分と、自ら考え主体的に行動し、共に学び創造する楽しさを表す「楽しい」の部分の両方を大切にしながら、成長してほしいという気持ちを込めて、「堅」と「楽しい」の両面(ダブル)を高める(アップ)ということから名付けたものです。
初日の全体会では各分掌部長からの講話や生徒会からの「四つの奨励」の趣旨説明等がありました。また、本校の校歌練習も行い、歌詞の内容などを学びました。
最終日には各教科の学習方法ガイダンスを受けました。最後はグループワークを行い、協力して課題を解決する取り組みをしました。
4月9日(月)に、京都府立南陽高等学校附属中学校開校式および平成30年度南陽高校・附属中学校入学式が厳かに行われました。
附属中学校開校式にあたり、橋本教育長は、新入生への期待として、社会の変化を前向きに受け止め困難な状況に置かれても簡単にあきらめることなく粘り強く取り組むこと、一人ひとりの違いを認め思いやりを持って様々な人と互いに協力できるようになることの2点を話されました。
入学式の式辞では、越野校長は「学ぶといふこと」について話されました。「奢らない」「悪用しない」「独り占めしない」とういう3点を挙げられ、勉強は自分のためにするのではなく、人のためするものであるということを新入生に伝えられました。
喜びの言葉として、附属中学校新入生代表生徒は、学校生活のスローガンとして「挑戦」をあげてくれました。また、高等学校新入生代表生徒は、憧れの先輩のようになるために、出会った友達と素晴らしい学校生活を作っていくことを目標としたいと話してくれました。
入学生の皆様ならびに保護者の皆様、御入学おめでとうございます。また、御出席いただきました御来賓の皆様、本当にありがとうございました。
平成30年度第1学期始業式が、4月9日(月)に行われました。
越野校長からは、東日本大震災の被災地でのボランティア活動での体験のお話がありました。ボランティア活動のなかで、「ぜひ、子どもたちに京都の話を」という依頼があり、京都の通りの名前や住所の話などを聴いた子どもたちの姿が忘れられないそうです。ボランティア活動を通してできた人とのつながりの大切さを語っていただきました。
始業式に引き続き、各部長から話がありました。
教務部長からは「今年度より附属中学一年生が入学してくるが、自分たち高校生が中学生に何ができるかを考えて、よき兄・姉になってほしい。また社会に出るとさまざまな年代の方と関わることとなる。高校生のうちから多様な人と話す力をつけていってほしい。」という話がありました。生徒指導部長からは「高校は失敗をしても周りの友達・教員がフォローをしてくれるところである。失敗を恐れずに今のうちにたくさん失敗をして、経験をつみ、確かな判断力を培っていってほしい。」という話がありました。進路部長からは「『合理性』といったときに省かれてしまう『ムダ』は本当にムダなのか。例えば受験科目にないからといってその科目をしなくていいというのは、勉強を自分のためにしている発想である。勉強は人の役に立つためにすることであるから、それを無駄だと切り捨てることはどうなのか。ムダに思える出来事や人とのかかわりも必要に変える力をつけてほしい。」という話がありました。
その後、精勤賞の授与、放送局の「いすー1グランプリ」特別賞受賞の報告がありました。
心機一転、新たな気持ちで本年度もがんばりましょう。