今回のScience News(第20号)では、サイエンスリサーチ科1年生がこの夏に取り組んだ夏季実習プログラムについて特集しています。今後のサイエンスリサーチ科1年生・2年生のサイエンスの予定、アジアサイエンスワークショップに参加しての記事もあります。
また、夏季実習プログラムで作成したポスターは9月6日(金)・7日(土)本校文化祭で展示します。
pdfファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。
サイエンスリサーチ科1年の夏季実習のうちの一つ「哲学実習」として、国際高等研究所様主催の「独立自尊の志」養成プログラムに、8月7日(水)~8月9日(金)の2泊3日で参加をしました。
哲学者 和辻哲郎、二宮尊徳、北里柴三郎について、それぞれの第一人者である研究者の方々に講義をしていただき、その後大学生のチューターの先導のもと、全国から集まった高校生たちと討論を重ねました。
最初は自分の意見を話すことにためらいがあった様子でしたが、周囲の高校生と意見を交わすうちに、帰る頃には堂々と自分の意見を述べることができていました。
簡単には答えのでない難しい問いに対して、根気よく向き合い続け、自分の意見をしっかりと表現することのできた貴重な体験となりました。
サイエンスⅠの夏季実習プログラムでグローバルコミュニケーションⅠを選択した13名の生徒が、JICA関西を訪問しました。JICA関西の方よりJICAの概要とSDGsのワークショップをして頂きました。また、UNHCRでお勤めになられている方に難民問題について、そして海外青年協力隊としてご活躍された体験談をお話頂きました。昼食は普段口にすることができないタンザニア料理をJICA食堂にて頂きました。食べ慣れない味に戸惑う様子も見られましたが、料理を通して異文化体験をすることができました。また、JICA関西には世界の様々な民族衣装、楽器などが展示されており、実際に手にとり楽しむことができました。インターネットや本だけでは得られない貴重なお話やワークショップを通して、世界が直面している問題について理解を深めることができました。今後自分たちができることは何かを考えていけたらと思っています。
7月4日(木)午後、けいはんな学研都市にある株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)にてサイエンス講座を実施しました。次の2つの内容について、その先端の研究内容について、第一線で活躍されている研究者から講義を受けました。
●MRI(磁気共鳴画像)の原理を学ぶと共に、脳の研究分野においてMRIがどのように利用されているのか。
●アンドロイドロボットの研究の目的・現在の状況等について。(大阪大学石黒浩特別研究所より)
その後、実際に1Fエントランスにあるアンドロイドロボット「ERICA」とも話すことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。今回、中学生2名を含む7名の生徒が参加しました。次回は、12月中旬に京大サイエンス講座として、京都大学の2つの研究室を訪問する予定です。
今回のScience News(第19号)では、3年生の口頭発表について特集しています。第1回京都サイエンスフェスタでの様子や、1年生・2年生の活動についての記事もあります。
pdfファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。
6月21日(金)、本校にてサイエンスリサーチ科の3年生が3年間の研究成果を口頭発表します。今年度はサイエンスリサーチ科1・2年生、さらには、附属中学の2年生も加え、発表会を実施する予定です。保護者の方々、研究のご指導をいただいている連携先の先生方、地域の方々等、多くのご参加をお待ちいたしております。参加登録は不要です。
受付:13:00~ 口頭発表:13:25~15:10
*あらかじめご連絡させていただいている関連機関の参加者の皆様は以下のExcelファイルをダウンロードしていただき、Faxまたはメールにてご連絡ください。参加申込書 (1).xls
今回のScience News(第18号)では、3年生の活動を特集しています。現在、3年生は6月21日(金)に実施される口頭発表に向けて、これまでの研究成果の総まとめに取り組んでいます。また、6月16日(日)に行われる第1回京都サイエンスフェスタ(京都大学にて)での発表練習等にも取り組んでいます。1年生、2年生の活動についても記事にしています。
pdfファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。
サイエンスⅠの2回目の授業では、サイエンスリサーチ科1年生に向けて、けいはんな文化学術協会 理事長(京都大学特任教授 大阪府立大学名誉教授)であり、本校サイエンスアドバイザーとして活動していただいている高橋克忠 氏から、「サイエンスリサーチ科に期待すること」についてご講演をいただきました。
近年、日本のみならず世界中で教育改革を行っている真っ只中にありますが、本校が取り組んでいるSTEAM教育(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(
今年度サイエンスリサーチ科に入学した入学生に向けて、サイエンスⅠのオリエンテーションとして、越野校長先生とサイエンスリサーチ科学科長 奥西先生から、次のような話がありました。
1.サイエンスリサーチ科の目指すこと
2.サイエンスリサーチ科の3年間
3.サイエンスⅠの年間計画
南陽高校サイエンスリサーチ科では、さまざまなサイエンスプログラムの中で、生徒自らが課題を発見し、仲間と協働してその課題解決に向けて取り組むことを行っていきます。その中で、科学的な手法を体得し、その成果を発表する体験を通して、調整力やチームワーク力、コミュニケーション能力を高め、将来社会に貢献できる研究者のリーダーを育成します。
昨年度、サイエンスの活動として取り組んでまとめた本校卒業生、横山怜さん(現在大学1回生)の論文が査読をクリアして海外のオンラインジャーナル『Journal and Proceedings of Young Archimedes Online Journal』
(URL:http://youngarchimedes.wixsite.com/youngarchimedes/top)に掲載されました。
数学分野の研究で、タイトルは「天秤問題の法則性」です。
今回のScience News(第17号)は、探究活動がスタートするにあたり、各学年の予定等をのせています。
PDFファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。
サイエンスⅡの国際ゼミでは、「発展途上国の教育問題について私たちにできること」を研究テーマとして活動しています。ゼミの活動を通して、本当の意味でのこの問題を解決に導くためには、1人1人がこの問題に目を向けて、力を合わせてアクションを起こすことが重要であると考えています。そこで、今回、草内小学校で、自分たちにできることを考える機会としてワークショップを実施しました。当日は、4人の生徒も緊張の中のスタートでしたが、こちらの問いかけに対し、子どもの反応も非常に良く、和やかな雰囲気で行うことができました。今回、こういった機会を作っていただいた、京田辺市立草内小学校にこの場を借りて感謝申し上げます。
今回のScience News(第16号)では、1年生の今後進める研究テーマについて特集しています。また、3年生の講演会・今後の予定等の記事も記載されています。PDFファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。