サイエンスⅠでは、いよいよ自由研究がスタートしています。夏休み期間中も含めて、研究内容を考えたうえで、最終的に今年度は34個のテーマが出そろいました(自然科学分野:23テーマ、人文社会科学分野:11テーマ)。12日(金)の授業では、グループごとに研究の着眼点や今後の計画内容を発表し、皆で意見を出し合いました。今後、どのように発展するのか・・。楽しみです。
研究テーマの例
<物理分野>:バナナの滑りやすさ
<化学分野>:効率を重視した再生可能エネルギーを使った発電方法
<生物分野>:プラナリアが有性生殖に変化する条件
<グローバル分野>:国際社会における不平等性
<社会分野>:気候変動に対する意識と行動の相関性
<国語分野>:和歌の統計から読み解く平安の世界
今回のScience News(第28号)は、サイエンスⅠ・Ⅱの現在の活動状況と今後の予定等を記事にしています。
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サイエンスⅠ夏季実習(植物園実習)では、7月31日(土)に講師の先生(京大理学研究科)に御来校いただき、学習・実習会を行いました。
当日は生徒21名がそれぞれ事前に準備した野菜(植物)を持ち寄り、それぞれからDNAを抽出した後、ミトコンドリアDNA上の2つの遺伝子の遺伝子間領域をPCRによって増幅しました。さらに、増幅したDNA断片を電気泳動によって調べたところ、品種などの違いにより、増幅されたDNA断片の大きさが異なる結果が得られました。今後、この結果について考察し、植物の多様性についての知識を深めながら、実習内容をポスターにまとめていく予定です。
御指導いただきました講師の先生方にお礼申し上げます。
今年度、サイエンスⅠでは7つの夏季実習プログラムを予定しています。以下のプログラムでは、7月2日(金)~10日(土)の期間において、事前学習会を行いました。学習会では、講師の先生に御来校いただき、講演や実験・実習をしていただきました。
〇 グローバル実習(連携先:国際協力機構 JICA)
内容:国際社会で活躍するためには高校時代の今、何をしておくべきか
〇 工学実習(連携先:同志社大学理工学研究科)
内容:エンジンを題材とした燃焼工学を学ぶ
〇 社会実習(連携先:木津川市役所)
内容:木津川市におけるふるさと納税について
〇 物理実習(連携先:京都大学理学研究科)
内容:磁性を定性的・定量的に評価する方法について
今回のScience News(第27号)は、サイエンスⅠ・Ⅱの現在の活動状況と今後の予定等を記事にしています。
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4月23日(金)、本校サイエンスリサーチ科のサイエンスアドバイザーである高橋克忠先生(けいはんな学術文化協会理事長、文科省「サイエンス・メディエーター制度の推進」調査研究代表者)より、サイエンスリサーチ科の1年生に対してご講演をいただきました。
高橋先生からは、サイエンスには自然科学、人文科学、社会科学があることを説明していただき、これらの学問領域を横断的に学び、豊かな知識を身に付けた人物を目指してほしいとのメッセージをいただきました。
これから始まるサイエンスリサーチ科での活動を前に、心に留めておきたいお話でした。