今回のScience News(第28号)は、サイエンスⅠ・Ⅱの現在の活動状況と今後の予定等を記事にしています。
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サイエンスⅠ夏季実習(植物園実習)では、7月31日(土)に講師の先生(京大理学研究科)に御来校いただき、学習・実習会を行いました。
当日は生徒21名がそれぞれ事前に準備した野菜(植物)を持ち寄り、それぞれからDNAを抽出した後、ミトコンドリアDNA上の2つの遺伝子の遺伝子間領域をPCRによって増幅しました。さらに、増幅したDNA断片を電気泳動によって調べたところ、品種などの違いにより、増幅されたDNA断片の大きさが異なる結果が得られました。今後、この結果について考察し、植物の多様性についての知識を深めながら、実習内容をポスターにまとめていく予定です。
御指導いただきました講師の先生方にお礼申し上げます。
今年度、サイエンスⅠでは7つの夏季実習プログラムを予定しています。以下のプログラムでは、7月2日(金)~10日(土)の期間において、事前学習会を行いました。学習会では、講師の先生に御来校いただき、講演や実験・実習をしていただきました。
〇 グローバル実習(連携先:国際協力機構 JICA)
内容:国際社会で活躍するためには高校時代の今、何をしておくべきか
〇 工学実習(連携先:同志社大学理工学研究科)
内容:エンジンを題材とした燃焼工学を学ぶ
〇 社会実習(連携先:木津川市役所)
内容:木津川市におけるふるさと納税について
〇 物理実習(連携先:京都大学理学研究科)
内容:磁性を定性的・定量的に評価する方法について
今回のScience News(第27号)は、サイエンスⅠ・Ⅱの現在の活動状況と今後の予定等を記事にしています。
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4月23日(金)、本校サイエンスリサーチ科のサイエンスアドバイザーである高橋克忠先生(けいはんな学術文化協会理事長、文科省「サイエンス・メディエーター制度の推進」調査研究代表者)より、サイエンスリサーチ科の1年生に対してご講演をいただきました。
高橋先生からは、サイエンスには自然科学、人文科学、社会科学があることを説明していただき、これらの学問領域を横断的に学び、豊かな知識を身に付けた人物を目指してほしいとのメッセージをいただきました。
これから始まるサイエンスリサーチ科での活動を前に、心に留めておきたいお話でした。
今年度サイエンスリサーチ科に入学した入学生に向けて、サイエンスⅠのオリエンテーションとして、宮島校長先生のサイエンスリサーチ科の生徒へ期待すること、続いて学科長 秋田先生から、次のような話がありました。
・サイエンスの活動の概要
・サイエンスの活動を通じて学んで欲しいこと
さまざまなサイエンスでの活動を通して、生徒自らが課題を発見し、仲間と協働してその課題解決に向けての取り組みを行います。その中で、科学的な手法を体得し、その成果を発表する体験を通して、コミュニケーション能力等を高め、将来社会に貢献できる人材を育成したいと考えています。今年度からは附属中学校からの生徒を含め、合同で活動を実施します。