桃山高校では、毎年「家庭基礎」の授業の中で赤ちゃんとふれあう機会を設けています。今年も、社会福祉法人「健光園・ももやま児童館」との連携により、3歳までの乳幼児とそのお母さんとの交流会を3,4限に実施しました。
赤ちゃんと一緒に遊んだり、お母さん、お父さんに直接話しを聞いたりと貴重な体験ができました。振り返りの時間には、生徒達は、「授業で赤ちゃんは興味のあることをずっと続けると習っていたが、今日、気に入った1つのおもちゃでずっと遊び続ける赤ちゃんをみて、ホントにそうなんだとわかった。」「お母さんたちと、子育ての楽しさや大変さ、さらに待機児童の問題についてまで話ができて、本当によかった」話していました。また、来てくださったお母さんからは、「実は、私は桃山高校の卒業生で、こんな形で母校を訪れることができるとは、高校生の時は考えてもみなかった」などのお話しをいただきました。
授業終了後の昼休みは、赤ちゃんとお母さん、お父さんが、高校生とともに食堂で昼食をとりました。さらに、中庭で一緒に遊んだりと、楽しい時間をすごしました。
1年生自然科学科の生徒を対象に、1泊2日(4月26日・27日)のスーパー・サイエンス・キャンプを実施しました。本キャンプで、自然科学(サイエンス)を俯瞰的かつ融合的に捉えるための態度や姿勢を学びました。
兵庫県立人と自然の博物館では、三橋弘宗先生の講義を受講後、館内見学を堪能し、地球(自然環境)を俯瞰的に学ぶことができました。また、西はりま天文台ではシュテファン・バール先生の星に関する講義や鳴沢信也先生の宇宙に関する講義と“なゆた望遠鏡”の見学など、より俯瞰的に自然科学を学ぶことができました。さらに、公益財団法人高輝度光科学研究センターを訪問し、日本が世界に誇るSPring-8やSACLAを直接見学することができました。
本校自然科学科の理念を具現化すると同時に、本校SSH事業の目的・目標を実現する上で、大変意義深い取組となりました。