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2017/09/13
 
 

9月11日(月)7限,12日(火)4限,13日(水)4限に植物の組織培養の実習をしました。

対象は自然科学科3年生の生物選択生です。講師は京都教育大学名誉教授の 梁川 正 先生です。

 植物の組織培養とは試験管やフラスコの中で植物組織を培養することを言います。これをおこなうには面倒な滅菌や無菌操作の高価な機器が必要です。しかし、梁川先生の開発された簡易組織培養では、市販の塩素系漂白剤をごくわずか培地に加えることで、そのような機器なしで、しかも市販の袋で培養することができます。また、面倒な培地に加える栄養素も市販の植物肥料を使用することで簡便にすませることができます。

 今回はその方法を教えていただきました。培養するのは、シンビジウムとセイロンベンケイソウです。
1時間目は組織培養の意義(ウィルスに汚染されていない植物をつくることができる、また、ランのように胚乳のない種子をまいて育てるのに有効)と方法を講義していただきました。
2時間目は培地の作成(寒天とスクロースとハイポネックスとキッチンハイターを混ぜてつくります)をしました。それをスライドジッパー付きの保存袋にいれました。
3時間目はシンビジウムのPLBとセイロンベンケイソウの葉の組織を培地に植え付けました。
これから生徒達は受験勉強のかたわらで、自宅に植え付けた植物を置いて毎日観察することになります。卒業式のころには植物体に成長していることでしょう。

 
 
2017/09/13
 
 

 9月12日(火)に、第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文2017)自然科学部門研究発表化学部門において、最優秀賞を受賞した本校グローバルサイエンス部の4名が、結果報告のため教育長を表敬訪問いたしました。

 まず研究内容を説明し、その後橋本教育長よりお祝いの言葉をいただきました。和やかな雰囲気の中、研究発表時の様子や将来の夢などを尋ねられ、「自分たちの発表に対し、質問や指摘が多くあり、刺激になった」「全国の皆さんの研究から、新たな研究のヒントを得ることができた」「化学の研究者になりたい」など笑顔で答えていました。また、「研究者にとって大切なことは」という問いかけに対して、「他人や先生の言うことを鵜呑みにすることなく、自分たちでも再考し、納得する」と答え、会場を沸かせていたと同時に唸らせていました。

 今回の表敬訪問をきっかけに、桃山高校の研究活動をさらに活性化していきます!

 
 
2017/09/12
 
 

9月10日(日)に琵琶湖で湖上実習を実施しました。

講師は滋賀大学教育学部准教授の石川 俊之先生です。

朝8:45に学校で集合し、バスで滋賀大大津キャンパスのオブザペトリに行きました。

まずは湖上実習の安全上の諸注意をしていただき、その後実習艇「清流Ⅲ」に乗り込みました。

そして南湖と北湖の二観測地点で気象と水質の観測とプランクトン採取の実習をさせていただきました。

北湖では深層水を直接飲むという体験もしました。貴重な体験に一同大満足でした。

 
 
2017/08/27
 
 

8月27日(日)第20回おもしろ理科教室がグローバルサイエンス部の協力のもと開催されました。「かさ袋ロケットで遊ぼう」ではブロアーを使ってテニスボール、ペットボトルやお椀を浮かせたミニ実験のあと、かさ袋ロケットの尾翼に絵を描いたり、シールを張って、オリジナルのロケットに仕上げていました。

「人工イクラを作ろう!」では絵の具で着色したアルギン酸ナトリウムの水溶液をスポイトで乳酸カルシウムの水溶液に落とすと膜ができます。

これがイクラにそっくりで、いろいろな色の人工イクラを作成していました。子供たちは理科実験を楽しんでくれました。

 
 
2017/08/22
 
 

平成29年度SSH生徒研究発表会で、本校グローバルサイエンス部の発表「ポリオールの不思議―なぜ凍らないのか!? なぜ凍るのか!―」がポスター賞を受賞しました。

不凍液(凍結防止剤)として有名なグリセリン等のアルコールの結晶性について実験的かつ計算化学的に検証した研究です。グリセリンは、様々な製品に添加されており中学校の教科書にも登場するとても身近な物質ですが、普通に冷却しても凍らないという不思議な性質を持っています。しかし、なぜこのような不思議な性質を持つ(示す)のか、はっきりしておりません。そこで、この謎の解明に挑みました。

この研究は基礎研究であり、何かの役に立つわけでも社会的に意義が高いわけでもありません。純粋に、グリセリン等のアルコールが示す不思議な現象の解明を目指したものです。勿論、「何の役にたつの?」と問われれば答えられますが、それら役に立つことを目指していません。

本校グローバルサイエンス部は、サイエンスをエンジョイしています!

 
 
2017/08/22
 
 

第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文2017)自然科学部門化学部門で、本校グローバルサイエンス部の発表「液体が結晶化する不思議にせまる」が最優秀賞を受賞しました。

ヘキシトールと呼ばれるアルコールの結晶性について実験的に検証した研究です。これだけを聞くと、単なるマニアックな研究のように聞こえるかもしれません。しかしこの研究の究極の目的は「液体は、どのように固体になるのか」という物質の三態(相転移)を再検証することです。

液体が固体に変化する現象は、多くの人にとって当たり前すぎて疑問にならないかもしれません。しかし、この現象に注目し、「なぜ!?」と思ってみました。この現象、とても奥深いです!(詳細は省きますが、詳細が聞きたい方はご連絡をください。)

何の役に立つかはさておき、本校グローバルサイエンス部はサイエンスをエンジョイしています!

 
 
2017/08/07
 
 

 8月3日(木)に希望者を対象に、SSH講座「水を探る」を実施しました。

講師は京都工芸繊維大学大学院准教授 竹内信行 先生です。

 本講座は琵琶湖から流れ出る瀬田川・宇治川・淀川の水質を調べる取り組みです。平成15年から継続して実施しており、蓄積された水質データは淀川水系の水質変化を示す大変貴重なデータとなっています。

 参加者は朝8:30に桃山高校からバスで出発し、琵琶湖側の上流から南郷洗堰~立木観音下~天ヶ瀬ダム~宇治橋の4カ所で水を採取しました。採水した水はその場で簡易的な水質測定を行った後、詳細な水質を調べるために桃山高校へ持ち帰りました。午後は桃山高校で分光光度計や滴定法を用いてCOD(化学的酸素要求量)・残留塩素・硬度・リン酸・鉄などを測定しました。内容は少し難しかったかもしれませんが、ティーチングアシスタントとして来て頂いた大学院生の方々から丁寧に説明して頂き、生徒達は一生懸命に水質の測定に取り組んでいました。高校の授業で学んだ内容が環境保全に役立っているということを実感できる取り組みとなりました。

 
 
2017/08/01
 
 

平成29年度7月28日(金)、エネルギー教育支援事業の一環として核融合科学研究所の施設を訪問しました。

まず伊藤 篤史氏に特別講演をしていただきました。ここでは、現在の発電技術ではあと100年しかもたないため、100年後のエネルギー供給のために、核融合が有望な選択肢であることを紹介していただきました。講義の後、質疑応答の時間を設けていただき、発電の効率や安全性、太陽やブラックホールとの関連など多くの質問に詳しく答えていただき生徒も大満足でした。

見学では、まさに実験中の中央管制室、VR(ヴァーチャルリアリティ)による実験炉内の探検、核融合の歴史的実験設備、ミニチュアモデルによる仕組みや構造の説明などを見学・体験しました。

生徒達は、次世代のクリーンなエネルギーとして注目されている核融合発電を通して、エネルギー資源問題への関心を高めていました。

 
 
2017/07/27
 
 

 7月26日(水)15時より、南極昭和基地と本校地学教室を衛星回線を通じたテレビ会議システムで結び、交流しました。

 本校グローバルサイエンス部の生徒達が「南極の江尻さん!」と声を掛けると、第58次南極観測隊の江尻省(えじりみつむ)隊員が、「桃山高校のグローバルサイエンス部の皆さん!」と応答してくださいました。江尻さんは、本校を平成4年に卒業し、在学中はグローバルサイエンス部の前身である地学部に所属していました。後輩にあたる生徒達との交流を楽しみにしてくれていたようです。

 江尻さんはまず、昭和基地の外に出てブリザードの様子や、過冷却水が一瞬で凍っていく実験の様子などを見せてくれました。次に昭和基地の施設設備、観測隊員の構成、観測船「しらせ」が氷を割って進む様子などをビデオで紹介してくれました。それから昭和基地内部に入り、江尻さんの研究内容「宙空」観測について説明してくれました。少し難しい内容でしたが、生徒達は真剣に聞き入っていました。

 説明の後は、質問コーナーになり、「南極の降雪量は?」「南極では生物の死骸は腐敗するのか?」「江尻さん自身の研究テーマである『宙空』観測では、日本と南極で違いがあるのか?」など質問しました。これらの質問に対して、専門の観測隊員が次々と画面に現れ、詳しい説明をいただき、みんな納得していた様子でした。さらには「南極の生活で困っていることは?」「南極ではかぜをひくの?」「観測中に骨折などの大けがはない?」など、南極で暮らす上での疑問などにも、ていねいに答えていただきました。

 江尻さんは最後に、「教科書で勉強したり、インターネットを利用して調べたりすることも大事だが、やはり実際に体験することが最も大切です。」と話してくださいました。

 約1時間の交流は、一旦終了したのですが、終わってからもテレビ会議システムが繋がっていたため、さらに30分ほど交流できました。先ほどは緊張していた生徒達も、ここではリラックスして「南極では釣りはできるの?」などとさらに質問していました。

 この様子は、KBS京都「newsフェイス」(7月26日17:45~18:00)で取り上げられ、生徒達へのインタビューは、本校からの生中継で放映されました。

 
 
2017/07/19
 
 

7月12日、13日に、1泊2日のSSキャンプを実施しました。参加者は1年生SSコース156名です。SSコースは理系への進学を目指している生徒が多いため、科学分野への興味関心を引き出すことを目的にした研修となっています。現在(高校生)、5年後(大学生)、10年後(社会人)と段階を見据えて興味関心を引き出すために、科学館・大学・企業を訪問するプログラム内容としました。初日は名古屋大学キャンパス見学と新日鐵住金(株)名古屋製鉄所の工場見学を実施しました。初めての大学訪問と日本を代表する企業のモノづくり現場を見学することで、生徒が自身の将来を考えるきっかけになったと思います。二日目は名古屋市科学館を訪問しました。世界最大のプラネタリウムや各種の実験装置を生徒達はとても興味深く楽しんでいました。生徒達の科学に対する興味関心が高まったことは間違いなく、今後の進路実現に貢献すると考えています。

 
 
 

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