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桃山高等学校 部活動について

部活動は、教育活動の一環として学校の適切な指導の下に生徒が自発的に行うものです。桃山高校では、共通の興味や関心を追求し、学校生活をより充実させ、豊かにすることを目的として、以下の部活動を設置しています。

クラブ名 : 硬式野球

  部員数 : 令和5年5月現在 31名 (選手:1年生15名 2年生8名 3年生6名 マネージャー:2年生2名)

  活動場所 : グラウンド (または伏見桃山城運動公園野球場)

 

 

活動内容

4月 令和3年度春季京都府高等学校野球大会
7月 第103回全国高等学校野球選手権京都大会
9月 令和3年度秋季京都府高等学校野球大会

 

活動実績

令和2年度 夏季京都府高等学校ブロック大会
 桃山高校 対 東山高校 0-13●

令和2年度 秋季京都府高等学校野球大会
 桃山高校 対 立命館高校 0-8●

令和3年度 春季京都府高等学校野球大会
 桃山高校 対 乙訓高校 0-11●

 

目標

 私たち硬式野球部は、校訓である『文武両道』の実践に努め、平日の限られた練習時間の中で、学習活動から部活動への切り替え、時間を常に意識した行動、効率の良い練習を追求しています。日曜日を中心に対外試合を行い、日頃の練習の成果を発揮するとともに、課題の克服に努めています。
 伝統ある本校硬式野球部は、今までの先輩方から受け継いだ元気で活気のあるプレースタイルが持ち味です。また、終盤の追い上げや集中力も本校の長い歴史の中で、蓄積したものです。常に感謝の気持ちを胸に、大きな甲子園という目標に向かって日々全力で取り組んでいます。

 
2022/07/11
 
 

 7月10日(日)、太陽が丘球場において、第104回全国高校野球選手権記念京都大会初戦の莵道高校戦を行いました。

 (投手 榎本 2塁打 高橋 刈谷)

チーム

1

2 3 4 5 6 7 8 9

莵道

0

0

0

1

0

0

0

0

0

1

桃山

0

0

0

2

0

1

2

0

×

5

 
 1年生も含め部員19名全員が、ベンチ入りし、チーム一丸となって戦った結果、夏の大会としては7大会ぶりの勝利を収めることができました。
 両チームのピッチャー、野手がテンポよく守り、3回まで無得点が続く中、4回表にフォアボールをきっかけに先制を許しましたが、1失点に抑え、その裏すぐに、3年吉貞(捕手)がサインプレーを着実に決めてチャンスを広げ、刈谷(ライト)、大竹(レフト)の2年生の連打で逆転に成功しました。
 先発の2年榎本と吉貞のバッテリーは、牽制球も含め、落ち着いて相手打線に対応し、4回の失点以降は無失点に抑えました。打たせてとるタイプの投手で、1年野瀬(サード)や外野の堅実な守備が随所で光りました。7回は、3年堀江(センター)のヒットの後、主将高橋(ショート)が絶妙なバントヒットでチャンスを拡大し、3年服部(ファースト)が勝負を決める2点タイムリーを打ちました。2点差から4点差に広がったことで、8,9回は少し気持ちに余裕を持って臨むことができ、ノーエラーで守り抜きました。莵道高校も、ミスのない素晴らしいチームでしたが、攻守ともに集中力を切らさず戦い抜き、自力で勝利をつかみ取りました。
 当日は、硬式野球部保護者会をはじめ、本校卒業生、在校生など、暑い中、多くの々に心からの応援をいただきました。本当にありがとうございました。7大会ぶりの勝利は、これまで、練習時間、環境ともに制限の多い中、また公式戦で強豪との対戦が続く中でも、真面目に努力を続けてきた選手、マネージャー、桃高野球部員全員とその保護者の皆さん全員の力で達成できたものだと思っています。次戦は、14日(木)12:00よりわかさスタジアム(雨天時変更あり)において、洛東高校と対戦します。平日ではありますが、選手たちは初戦に続き勝利を目指し戦いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。
 
 
写真:①試合前の選手たち ②先発榎本君 ③捕手4番吉貞君 ④ヒットの後笑顔の堀江君 ⑤タイムリーの後の服部君 ⑥勝利を収め、校歌を聴く選手たち(手前が高橋主将) ⑥勝利のスコアボード
 
 
2022/05/06
 
 

 新2年生6名、新3年生6名の少人数で、冬~春の練習に取り組んできましたが、春季大会では、京都先端科学大学附属高校の鋭い打線に対して、四球や守備でのエラーが出てしまい、一回戦敗退となりました。大会後の部登録締切にあわせて、7名の新1年生が入部しました。また、マネージャーも新3年生の2名のみでしたが、新1年生に2名が加わり、活気が増しています。19名全員が夏のベンチに入ることになります。新入部員も含めチーム全体でスピード感・緊張感のある練習、行動に励んでいます。

 新入生入部後、4月30日(土)紫野高校、5月3日(火)東稜高校、5月5日(木)田辺高校・城陽高校との練習試合を行いました。スタートが悪く、チームのベストゲームを常に体現することはまだできておらず、バッテリー間のエラーや投手のコントロール、守備の小さなエラーや、消極的なバッティングなどがチームの課題です。ただ、疲れてきても、声を出し、一生懸命にプレーを続ける根気強さや真面目さはチームの大きな強みで、紫野高校との2試合目や、2戦目の田辺高校に勝利しました。また、少人数のチームのため、新1年生も全員がバッターボックスに立ったり、守備についたりと、試合に出場する中で、高校野球のスピードや緊張感を実感できました。

 昨年度は、新型コロナウイルス感染症関連の練習試合の制限などから、この時期の練習試合はすべて中止になってしまいました。連日の練習で、疲れや体の張りも出てくると思いますが、大切な練習試合の一戦一戦で、個々の技術力やチームのムードを向上させていってほしいと思います。

写真:①主将髙橋くん、ショート、ピッチャー。声出しや指示、プレーの姿勢など、このチームの本当の大黒柱です。

②3年生芳川くん、セカンド、ピッチャー。最近ポーカーフェイスで5イニング無失点など、ピッチングが好調です。

③2年生西詰くん、楽しそうに野球をします。外野でフライへの反応がとても良く、ファインプレーもありました。

④1年生野瀬くん、ショートで抜群の守備力を発揮しています。打席でも粘り強く、チームへの貢献度が高いです。

⑤集合時の様子。

 
 
2021/04/12
 
 

 対外試合禁止の期間を経て、3月から主に京都府内の高校と練習試合を行い、春・夏の大会での勝利を目指して、課題の克服に取り組んでいます。

 冬のトレーニング明けに行った試合のいくつかを紹介します。

写真①3月15日 山城高校戦:例年、鳥羽高校・洛北高校とともに春・秋に四校対抗戦を行っています。今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、山城高校と二校で交流試合を行いました。冬明けの初試合でしたが、勝利とはなりませんでした。

写真②3月20日 安曇川高校戦:早朝に集合し、滋賀県の安曇川高校と試合をしました。普段他府県のチームと試合をする機会は少ないため、とても充実した1日になりました。新2年生吉貞くんの満塁HRが出るなど、打線が強化されているように思います。

写真③3月28日 久御山高校戦:終日雨雲がかかる1日でしたが、早朝に集合し、小雨が降り続く中で集中力を保って自分たちの野球をやりぬく、よい練習になりました。後半に大量失点し、「自力でアウトを取り切る」ことの大切さをチーム全体で再確認しました。

写真④3月30日 嵯峨野高校戦/写真⑤4月1日 洛東高校戦:桃山城に併設される球場を借りて、試合をしました。桃山高校グラウンドは、ライト方向の外野スペースがせまく、普段ライトに飛んだ打球は想定アウトなどで対応しています。フライの判断力や追い方、また捕手の後逸の対応など、球場でこそできる練習をすることができました。

写真⑥4月6日 東稜高校戦:この日も桃山球場で練習試合を行いました。この日も後半の2イニングで逆転されてしまいました。

写真⑦4月10日 城陽高校戦:城陽高校グラウンドにて、春大会前最後の練習試合を行いました。先発可能性がある投手全員が継投し、試合への調整を行うことができました。

※写真⑧春の桃山城

 春の大会は、4月17日(土)に乙訓高校会場で乙訓高校と対戦します。言わずと知れた強豪校との対戦ですが、冬から春にかけて取り組んできたことをきちんと発揮し、勝ちを狙いたいと思います。「受け身にならず、自分たちの力で点を奪い、アウトを取り切る」というチームの目標を達成してほしいです。感染症対策として保護者も含め無観客試合ですが、応援のほどよろしくお願いいたします。

新入生の皆さん。ご入学誠におめでとうございます。
また保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。現在硬式野球部は2年生6名、3年生8名、マネージャー2名(2年生)の16名で活動しています。一人でも多くの1年生が野球部の門をたたいていただけるよう、部員・顧問一同心待ちにしております。

 
 
2020/11/09
 
 

 11月8日(日)に、城陽高校と練習試合を行いました。2試合を行い、1勝1敗でした。

 1試合目は、1年生服部くんが先発しました。過日の練習試合で失点を重ねてしまった反省を活かし、ランナーを出しても、焦らずに周囲と連携を取り、丁寧な投球を続けました。初回に、相手のエラーで出たランナーが、1年生高橋くんのタイムリーでかえり、2点を奪うことができました。その後は、相手投手の低めにコントロールされたピッチングやショートの好守備で、得点がまったく入らない緊張感のある試合になりました。最終回には、1アウト1・3塁とピンチを迎えましたが、服部くんが最後まで投げぬき、最後はサードフライに打ち取って完封勝利を収めました。

 2試合目は、1年生が出場し、2年生松屋くん、吉村くん、島田くんが継投しました。城陽高校も選手交代を重ね、レギュラーを狙う選手たちのアピールの試合になりましたが、城陽の打力に負け、勝利とはなりませんでした。2週間前に比べると、各ポジションからチームを鼓舞する声や、打球を呼ぶ声が出ています。しかし、まだまだ準備不足で、外野でのエラーや見逃し三振が出てしまう点が課題です。

 今週末は、洛北高校、鳥羽高校、山城高校との伝統の四校対抗戦です。いずれも非常にレベルの高いチームです。レギュラー、控えの別なく、選手全員とマネージャーがチームのために力を集結し、勝利をつかめるよう、頑張ります。

写真:①1年生服部くん。城陽打線を完封!

②タイムリーを打った1年生高橋くん。

③④1試合目最終回、ピンチでバッテリーのタイム。最後は2年生サード吉岡くんがフライをキャッチ。

⑤2試合目前に選手ミーティング。

 
 
2020/11/04
 
 

 11月3日(火)奈良県立西和清陵高校との練習試合を行いました。信貴山中腹にある学校で、今回初めて練習試合をさせていただきました。とても広いグラウンドで、天気も良く、良い練習試合になりました。

 1試合目は、2年生吉村くんが先発し6回まで2失点、7回から代わった2年生松屋くんも1失点に抑える好投でした。打撃では、2年生捕手井上隆太くんの3塁打2本を始め、ヒットが続き計9点を奪い、勝利しました。個々のプレーに集中しミスをしないようにと焦って連携が今一つだった先週までに比べ、ベンチと出場メンバー全員でお互いを盛り上げる声や、追加点を狙う攻めの勢いをつくろうと努力した点が大きいと思います。

 2試合目も、代わった1年生が出場し勝ってチーム全体の勢いをつけたいところでしたが、ここぞの制球・送球やバッティングが出せず、2点差で敗戦しました。先週までに比べると、チームファーストの強気なプレーが増えています。出場機会の多い選手だけでなく全員が、いつ出場してもチームの目指すクオリティーでプレーできるよう、さらに意識を高めて練習することが、次の課題です。

 

写真:①2年生吉村くん、副主将として声でもプレーでもチームを支えられるよう奮闘中!

②2試合目に入る直前、選手のみで試合での目標を確認。

③④外野・内野・ベンチ、全員が声出しを徹底しようと努力していました。まだまだ、一試合の質は高められそうです!

⑤グラウンドからの眺め。景色がよかったです。

 
 
2020/11/02
 
 

 11月1日(日)洛水高校との練習試合を行いました。

 1試合目は、故障者以外の全1年生がスタメン出場し、普段スタメンの2年生がチームのサポートにあたりました。初回に6点を先制されましたが、継投の2年生島田くんが好投し、4回から最終回までを投げ切りました。攻撃でも、ライト1年生安威くんの初2塁打や、センター2年生谷垣くんの交代後すぐのタイムリーなど、積極的な打撃姿勢が見られました。3、4、6回に計10点を返すことができましたが、1年生一人ひとりのチャンスでの打撃力や、ここぞの守備ではまだ課題が残り、勝利はできませんでした。

 2試合目は、監督が主審に入り、2年生主体のチームで、サインプレーや継投も選手自身で考えて戦いました。先発吉村くんがランナーを出しながらも、四球を少なく抑え丁寧に投げ、4回にはピンチでゲッツーを取るなど、集中力ある良い試合になりました。打撃では、2年生ライト松屋くん、レフト島田くんの1・2番の3塁打・2塁打で始まり、初回から4点を先制しました。継投の松屋くんが少しコントロールに苦しみ、送球ミスなども重なってしまい、逆転負けとなりました。

 14人という少人数かつ少ない練習時間で勝利を目指すためには、全員が試合に集中し、チームの力を最大化するために1人ひとりが殻を破って成長する必要があります。来月からは対外試合ができません。冬のトレーニングに入る前に、いい形で自分たちの成長を感じられる試合ができるよう、残り少ない練習試合に臨んでいってほしいです。

写真:①2年生島田くん、制球の乱れほとんどなく、よいテンポで好投!

②1年生安威くん、思い切りのよいバッティングで初2塁打。ベース上でサインを確認。

③2年生松屋くん、2試合目先頭打者でいきなり3塁打し激走。安定した打撃力。

④2年生捕手井上隆太くん、捕手として交代なく全試合出場。チャンスでの打撃力は現在チーム1!

 
 
2020/10/19
 
 

 3年生が引退し、坂部主将を中心に1年生6名、2年生8名の新チームが始動しています。秋季大会では、強豪の立命館に対して、四球や守備でのエラーが出てしまい、一次戦敗退となりました。大会後、精神的に強く自分たちの流れを作り出せるチーム作りのため、常にショートダッシュを心掛けて、練習に励んでいます。

 10月18日(日)は、綾部高校グラウンドにて、綾部高校・東舞鶴高校との練習試合を行いました。この日は、朝の気温が10度ほどで、とても寒く霧も出ていました。1試合目の綾部戦は、1年生の服部くんが先発し、2年生サード吉岡くんのタイムリーなどで先制に成功しました。しかし、さらに勢いに乗りたい中盤で、バッテリーエラーや送球エラーで失点が重なり、7点差を追う展開になってしまいました。苦しい展開の中、8回裏に2年生レフト島田くんの満塁HRで2点差に追いつきましたが、零封して勝ち越しを狙う9回表でさらに自分たちのミスで2失点となり、7-11で勝利を逃しました。二次戦に進んだ綾部高校に勝利し、自信をつけるチャンスを逃し、とても残念でした。

 2試合目の東舞鶴戦は、2年生主将坂部くんが先発しました。少し制球に苦しんだものの、同じく2年生の松屋くんがリリーフし、打撃で上回り勝利を収めました。ただし、この試合でも、自分たちのミスを重ね連続失点してしまう場面がありました。帰りのバスでは、自分たちのチームをそれぞれが分析し、次につなげるアイディアを出しあうミーティングをしていました。修学旅行や雨などで全体練習が不十分な中でのミスではありましたが、甘くとらえずより厳しく練習し、今週の練習試合でチームのムードを一新してほしいと思います。

写真:①1年生先発服部くん、ポーカーフェイスで好投

②2年生島田くん、豪快なスイング・打撃力はチーム1番(満塁弾の動画から画像切り取り)

③2年生松屋くん、外野・内野・投手と様々なポジションを任され、常に成長する努力家の選手

④1年生高橋くん、ショートスタメン、安定した守備に加えて打撃力も向上中

 
 
2020/07/26
 
 

 7月23日(木)、わかさスタジアム京都において、令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会に出場し、東山高校と対戦しました。

    1 2 3 4 5 計

東山  5 0 4 5 0 13

桃山  0 0 0 0 0 0 (9:00開始 10:25 終了)

 残念ながら、秋季大会準優勝の東山高校の強力打線に打ち込まれ、初戦敗退という結果に終わりました。
 先発した3年生森田くんは、昨夏の京都翔英戦にも2年生ながら先発し、4回までを無失点でおさえたチーム1の努力家であり、頼れるエースです。立ち上がりの先頭バッターを四球で出してしまった動揺からか、硬さが取れず、初回に失点が出る展開をつくってしまいました。2回は打たせて取るピッチングを取り戻し、逆転を狙う雰囲気になったのですが、東山のエースピッチャーを前に、安打が出ませんでした。対する東山打線は選球眼もよく、走者を背負っての投球が続き、ジリジリと失点が重なり、5回コールド負けという悔しい結果になりました。
 今年の3年生は、2年生の冬から1学年上の4人と一緒に1人も欠けることが許されない9人で野球を続けてきた選手たちです。5人全員が学業と野球を立派に両立し、後輩を優しく支え、自分の課題に真摯に取り組む真面目な5人でした。感染拡大防止のための普段とは異なる雰囲気の大会で、去年の京都翔英戦以上の試合を目指す中で、どうしても緊張が上回ってしまったように思います。しかし、2回表をテンポよく0封した森田くんの表情、捕手田中くんの盗塁阻止の送球、5回表継投した主将の藤井くんが東山の打者を3人でぴしゃりと抑え、「よっしゃ~!」とベンチに戻ってくる姿など、強豪相手に意地を見せた場面もたくさんありました。
 3年生(選手5名、マネージャー1名)はこの試合で引退です。苦しいことから逃げず団結して取り組んだ自分たちの努力に誇りを持ち、今後に活かしてほしいです。
 当日は、球場で応援していただいた硬式野球部3年生の保護者様をはじめ、オンライン中継で見ていただいた方々に、心からの応援をいただきました。本当にありがとうございました。次は8月後半からの秋季大会に向けて、新しいチームが始動します。今後ともぜひ温かい応援をよろしくお願いいたします。

画像①先発3年生森田くん
画像②満塁の場面で内野集合
画像③5回表を3人で抑えベンチに戻る3年生主将藤井くん
画像④最終打席に入る3年生サード岩下くん
画像⑤昨夏は怪我で出場できなかった3年生レフト安達くんの最終打席
画像⑥夏の一勝は本当に難しい。来夏こそ、勝利を。
画像⑦試合後、学校に帰り選手・マネージャー25名全員で集合写真。(前列6名が3年生)
 
 
2020/07/13
 
 

 7月12日(日)に、亀岡高校グラウンドにて、練習試合を行いました。この日は、涼しい中で爽やかに試合ができる好天気で、保護者のみなさんもいつもより多く観戦に来られていました。

 休校期間の影響か、投手の制球力が万全ではなく、四球での出塁を許した結果、守備にプレッシャーがかかり、余計な失点を出しているのがチームの課題の一つでした。この日1試合目は、先発した3年生主将藤井くんが四球をほとんど出さずにテンポよく投げ、7回でリリーフした3年生森田くんもきっちり3人で抑え、投手の復調を強く感じました。また、攻撃では、8番3年生安達くん、9番2年生坂部くんのタイムリーが出るなど、下位打線がチャンスで力を見せ、勝利を飾ることができました。

 2試合目は、1回裏にショートに入った主将藤井くんがイレギュラーした打球を顔面に受け負傷するというアクシデントがありました。この試合は、勝つことはできませんでしたが、藤井くんの交代で入った1年生高橋くんをはじめ、1年生全員が出場しました。レフト吉貞くんの、今年度1年生初安打が出るなど、全員が夏のブロック大会でベンチに入る少人数チームとして、収穫も多く感じられました。

 今週末から、京都府のブロック大会がスタートしています。11日(土)のわかさスタジアム雨天中止により、19日に予定されていた試合は、現在のところ23日(木・祝)9時わかさスタジアムに順延されています。残り2週間、全学年、全員がここぞの場面で自信を持ってプレーできるよう、少ない練習時間により一層集中して厳しく取り組んでほしいと思います。

写真:①3年主将藤井くん、力強い投球

②1試合目に続き2試合目は先発した森田くん、ピッチャー返しを冷静にキャッチしてボールを確認

③1年生初安打で出塁したあとの1年生吉貞くん

④昨夏は怪我で出場できなかった3年生安達くん、この日バッティング好調

⑤試合終了後、選手ミーティング。1年生マネージャーも2人入部し、輪が大きい!

  

 
 
2020/07/05
 
 

 7月4日(土)、本校会議室において、本校硬式野球部のOB会である桃球会と保護者会のみなさまに、夏の大会前の激励会をしていただきました。現役部員とマネージャーが、桃球会会長、本校校長からの激励の言葉を受けました。代表して、3年生の選手5名、マネージャー1名が、夏の大会に向けた抱負を述べました。

 藤井主将は、「実力に増して、環境や支えてくれる人への感謝の気持ちが勝るチームが勝つと信じている。勝利で最大の恩返しをしたい。」と述べました。マネージャーの土屋さんは、「本当に楽しく充実した部活動で、先生・先輩・後輩・保護者さん全てに支えてもらってきた。何より選手のことを尊敬している。感謝してサポートしたい。」と話しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長い休部期間を耐えた3年生ひとりひとりが、最後の大会が実施されない他の部活動と比べ、最後に戦えることへの感謝と、自分たちの野球を全力でやり抜く決意を述べ、OBの方々の熱い視線のもとチームの士気が高まりました。

 翌日の5日(日)、本校グラウンドにおいて、洛水高校と7イニング2試合を行い、0勝1分1敗の結果でした。松村監督が塁審に入り、選手に細かな戦略やベンチの雰囲気が一任される中、先週末までに比べ、積極的なスイング、打線をつなぐ意識、集中した守備に加え、お互いを鼓舞したり攻守のテンポを自分たちでつくり出す声かけが、かなり多く出ていました。特に2試合目最終回は、1アウト満塁から失点を出さず守り切ることができ、バッテリーと野手全員の強い気持ちと守備の集中力を見ることができました。1年生も含め全選手が出場し、最後のミーティングでは、「3年がかっこいい姿を見せ、2年が上に下に心を配りチームを盛り上げ、1年が必死でついていく。そういう野球をやろう。」と今後2週間の精神的な目標を共有することができました。

写真:①激励会の様子

   ②激励会初参加1年生

   ③打撃好調、ピッチングでもチームに貢献する2年生吉村くん

   ④5イニング、強気の速球で相手打線を抑えた2年生井上隆太くん

   ⑤試合後、選手・マネージャーのミーティング

 
 
 

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