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2023/04/01
 
 

京都府立桃山高等学校 校長 村田 勝彦

 

 京都府立桃山高等学校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、大正7年に設立された京都府立桃山高等女学校、大正10年に設立された京都府立桃山中学校を前身とし、昭和23年に現在の京都府立桃山高等学校として、緑豊かな桃山丘陵の地に開校されました。創立以来一世紀を超える歴史を有する伝統校です。
 本校の校是である「自主自律・文武両道」を柱に「生徒を主役」にした特色ある教育を展開し、「知・徳・体」の調和のとれた創造性あふれる心豊かな人間を育成することを目標にしています。卒業生は府内はもとより、国内外のさまざまな分野で活躍されています。

 平成18年には普通科に加えて理数系の専門教育を施すことを目的とした専門学科「自然科学科」を設置し、幅広い学問的背景の上に専門性を育む教育を進めてきました。
 平成22年度から、先進的な理数教育を実施するとともに、国際性を育むための取組や創造性、独創性を高める指導方法、教材開発等を行う高等学校として、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けています。令和2年度から始まった第3期の研究開発課題には「次世代社会を創造し牽引するグローバルサイエンス人材の育成」を掲げており、昨年度の中間評価では、総合評価6段階のうち2番目に高い評価をいただきました。これは授業、学校行事、部活動を有機的に連動させ、全校体制で人材育成を図っている点などが認められた結果です。
 今後はグローバルな視点を取り入れた生徒の主体的な取組を拡充・発展させた高度な理数教育を展開し、国際的に活躍し得るグローバルサイエンス人材に必要な資質・能力の育成に力を注いでいきます。

 これからの時代は、グローバル化や少子高齢化、情報化といった急激な社会の変化の中、産業構造の流動化などによって将来の予測が困難になっていきます。次代を生きる生徒の希望進路の実現に向けて全力で取り組むとともに他者との協働に必要なコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力を育む教育を実践する所存です。

 皆さまには今後とも、本校への御理解と御支援を賜りますよう、宜しくお願いいたします。

 
 
 

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