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2018/11/22
 
 

 11月17日(土)徳島県で開催された近畿高等学校総合文化祭書道部門に、本校3年生小須田玲奈さんが京都府代表出品者として参加しました。

 京都府代表に選ばれた小須田さんの作品の題名は『臨 智永 真草千字文』です。

 『真草千字文』は千の異なった文字を楷書と草書で書いており、その内容は天文・地理・政治・経済・社会・歴史・倫理など森羅万象について述べられています。

 小須田さんは楷書と草書の2書体を1行ずつ書く非常に難しいこの古典に挑戦し、幅90㎝長さ240㎝の大きな紙面に気分を統一して美しく書き上げました。

 講評会では講師の四国大学書道文化学科教授から「王羲之の流れをくむ楷書と草書のどちらも特徴を捉え、線質も非常に良く書けています」と御講評いただきました。

 交流会では、他県の高校生とグループになって、徳島の藍(阿波藍)の墨(深いブルー)で和紙(阿波和紙)に好きな言葉を書いたり、徳島杉の木に墨で字を書いて鑑賞しあったりして交流を深め、徳島の高校生が染めた藍染のハンカチを記念品としていただきました。

 
 
 

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