3月17日に3学期終業式が行われました。
校長による式辞では、次のようなお話がありました。
ラグビー日本代表ヘッドコーチであるエディー・ジョーンズ氏は、南アフリカとの一戦で日本が勝利したとき、その勝利のバックボーンとして「成功は準備が全てである」と述べられました。また、「結局、準備をしたから成功したのではなく、準備をすることで自信を持つことができたから成功するのだ」とも述べられています。一つのことを成し遂げようとするとき、勇気を出して自分自身で壁を乗り越えなければなりません。本校で大切にしている「主体的な行動ができる」という考えを持って、自分の能力の限界を決めつけず、挑戦し続けてほしい旨、話がありました。
始業式に引き続いて、各分掌部長からの講話がありました。
生徒指導部部長の講話では、埼玉県の高校生が道路に落ちた大量の新聞紙を一人で片づけたというニュースが紹介され、南陽高校生が朝に取り組んでいるボランティア清掃を激励されました。進路指導部部長の講話では、「インターネットのQ&Aサイトに、中学生から『自分がなぜ英語や数学の勉強をしなくてはいけないのか』という質問がありました。あなたなら、どのようにアドバイスをしますか、英語で答えなさい。」という問題が、今年の大阪大学前期入試の英語で出題されたことが紹介され、なぜ勉強するのか、きちんと自分の答えを持っている学生を大学側は望んでいると話されました。春の講習においても、目的意識をもち、自分の課題を明確して臨むことが大切です。
生徒会からは、3学期の活動報告として、球技大会と「木津川市 市制10周年記念イベント」のボランティア活動について報告がありました。
最後に、部活動等結果報告・表彰式および全国大会への壮行会がありました。
・「京都府高校生短歌コンクール ~オリンピック・パラリンピック讃歌~」
(京都府教育委員会、筑波大学オリンピック・パラリンピック・ムーブメント推進プロジェクト主催)
優秀賞 受賞
佳作
・吹奏楽部「第43回関西アンサンブルコンテスト フルート四重奏」 銅賞 受賞
・なぎなた部「第12回全国高等学校なぎなた選抜大会」
3月19~20日 於:伊丹スポーツセンター
団体の部・男子個人の部・女子個人の部 出場
平成29年1月25日(水)昼休み、全国高校選抜大会京都府予選会において団体戦優勝・個人戦優勝を果たしたなぎなた部の優勝報告会を行いました。
報告会では、なぎなた部の皆さんからの優勝報告、校長先生と生徒会からの激励、部長の井上さんからの決意表明がありました。
全国大会での健闘を祈っています!
◆全国高校なぎなた選抜大会京都府予選会(平成29年1月14日及び21日)結果
○団体戦 優勝(井上菜々子、木下夏実、古林咲乃、西村晴菜、吉村明紗)
○個人戦 女子 1位 西村 晴菜
男子 1位 岩前 幸尚
2位 橋本 真宏
◆全国高校なぎなた選抜大会
○期日 平成29年3月19日~20日
○会場 伊丹スポーツセンター(兵庫県伊丹市)
新年、あけましておめでとうございます。本日、1月10日に始業式を行いました。
はじめに校長式辞では、メンタリストDAIGOさんの「努力の苦しみは一瞬で終わるが、努力の成果は一生続く」という言葉が引用され、今週末に行われるセンター試験に向けて3年生を激励しました。また、明治時代の日本が近代化する中でドイツに留学し、破傷風菌の毒素に対する免疫抗体を発見し、その血清療法を確立した北里柴三郎氏の話や、羽生善治棋士の話から、事を進める情熱と誠意が人生の2本のレールであり、環境の不遇を嘆くのではなく、自ら情熱をもって自らの道を進む二人のように、真の主体的な生き方を皆さんとともにしていきたいとの話がありました。
次に、生徒指導部長から、誰もが安心して学べる学校にするために、①集団の規律を作ること、②人権感覚を磨くことを意識してほしいこと、特に、年度初めに校長先生から示された「4つの心、4つの実践」について触れ、あいさつの心・感謝の心・利他の心・素直な心を大切に、自分の視点だけでなく、他人の立場に立って行動してほしいとの話がありました。
進路指導部長の講話では、3年生には、今週末に行われるセンター試験に向けて取り組むべきことについて、2年生には、この3学期が3年0学期としての意識をもって良いスタートを切ること、1年生には、自学の態勢を作ることで授業が少ない3学期を有意義に活用してほしいと、各学年それぞれに向けてこの3学期の過ごし方について話がありました。勉強のみならず、日常生活でも、常に背伸びをして自分を高めていくことが、自分の進路を開拓することにつながるとのことでした。
最後に、生徒の活動における成績報告および表彰式が行われました。
①男子テニス部
第13回近畿公立高等学校テニス大会(男子団体の部) ベスト8
②平成28年度 税に関する高校生の作文
京都府租税教育推進連絡協議会賞、宇治税務署長賞、宇治納税協会会長賞 受賞
③なぎなた部
平成28年度京都新聞ジュニア・スポーツ賞 受賞
④吹奏楽部
第49回京都府アンサンブルコンテスト
フルート四重奏 金賞 第43回関西アンサンブルコンテスト出場決定
12月7日の午後から7名の生徒たちが京都大学大学院理学研究科の自然人類学研究室で人類学の実習を受講しました。
お世話になった自然人類学研究室は,霊長類や人類の進化の歴史,適応,多様性,変異などを明らかにすることをテーマに,化石類人猿・人類発掘調査のプロジェクトなどの様々な研究を進めています。
研究室のウェブサイトはこちら(http://anthro.zool.kyoto-u.ac.jp/index.html)です。
実習の内容は東北地方の遺跡から出土した縄文人の頭蓋骨を修復する作業を体験するものでした。事前にCT(コンピュータ断層)装置により得られた三次元データをもとに,コンピュータ上でヴァーチャルな修復に取り組みました。その様子は,精密な3Dの立体ジクソーパズルを組み立てるようなもので,受講した生徒たちは根気よく集中して取り組みました。
骨の形態観察,解剖学書を用いた各骨の同定など,各チーム内で役割分担をしながら作業を進めました。コンピュータ上での作業のほか,実際の縄文人骨や頭蓋骨模型を手に取り観察し,ヒトの頭蓋骨の構造を学習しました。また,研究で使用するCT装置や3Dプリンター,研究室に保管されている化石人類の模型なども見せていただきました。
当日たいへんお世話になった森本直記先生には,スイスでの留学経験やアフリカやジョージア(グルジア)での化石発掘などのフィールドワークのお話なども交えながら研究内容を高校生にも分かりやすく紹介していただき,マンツーマンの丁寧なご指導をいただきました。
生徒たちからは「話がとても分かりやすかった」,「パワーポイントの映像がおもしろかった」,「講義でノートを取る授業よりもずっとおもしろかった」,「時間が経つのを忘れるぐらい集中した,もっとやりたかった」,「人類学に今後また何らかの形で関わってみたいと思った」という感想が寄せられました。
また,古人骨の修復体験の他にも,「清野コレクション」と呼ばれる大正期に収集された日本屈指の古人骨標本などを保管する収蔵庫を見学させていただき,大学博物館の意義についても理解を深めました。
本校は文部科学省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校の指定を受けていますが,グローバル化の進む現代において,人類の進化の歴史や現代人の遺伝的多様性,あるいは人種や民族といった概念を高校生の段階から学ぶことは国際感覚を養う点において非常に意義深いと考えています。とりわけ文理融合型の学際領域である人類学の分野でその最先端の研究手法に触れることは,科学的な人間観(先入観や偏見,非人道的な差別観にとらわれないでヒトを自然界の一員として,他の動物と比較しながら客観的に位置付けられるようになる力)を養う機会になり得ると思われます。
なお、昨年度の本校での人類学教育の様子はこちら「かがくの扉~人類学・骨学実習~」(http://www.kyoto-be.ne.jp/nannyou-hs/mt/school_life/2015/12/post-154.html)です。
理科を勉強する楽しさは,実験や観察の時間に体験できるものなのかもしれません。若年層の理科離れが指摘されて久しいですが,難関大学の受験にチャレンジする本校の生徒たちには受験のための知識の詰め込みに追われずに,自然界の不思議さに「なぜだろう」と素直に疑問を感じる余裕を持ったり,先入観や偏見にとらわれないで科学的なものの見方や考え方ができるようになったりしていただきたいものです。
12月20日(火)、2学期終業式が行われました。
校長式辞では、平成28年を振り返る世の中の出来事が取り上げられました。また南陽高校での4つの奨励(部活動・ボランティア・国際交流・コンテスト)の各活動にも触れ、今度も変化を恐れず、主体的に誠実に様々な活動に取り組むことの大切さが述べられました。
終業式に続いて、生徒指導部長から3点の連絡がありました。
1.いじめについて
自分の言動について、人を傷つけていないかもう一度振り返る。
2.ネットモラルについて
高校生の児童ポルノ事件の被害者が急増しており、ネットに写真を載せない。
3.自転車事故について
今朝も自転車事故が発生した。今年度累計18件であり、被害者、加害者にならない注意をする。
進路指導部長からは、進路指導部が実施した各種ガイダンスや説明会に、大勢の生徒が積極的に参加したことと、明日から始まる冬期講習に対する心構えについて話がありました。
生徒会長の日下聡子さんからは、2学期の生徒会活動報告がありました。2学期はボランティア活動に積極的に取り組みました。今後も生徒会だけではなく全校生徒が地域のイベントやボランティア活動に参加してほしいと呼びかけました。
2学期の部局活動等の優秀な成績の報告がありました。
女子ソフトボール部、剣道部、男子テニス部、なぎなた部
続いて表彰式が行われました。
第31回校内英語スピーチコンテスト、男子ソフトボール部、書道部、美術部、女子テニス部
その後、近畿大会、全国大会の壮行会が行われ、それぞれの主将が決意表明をしました。
テニス部
第14回近畿公立高等学校テニス大会団体の部 平成29年1月5日、6日 和歌山つつじヶ丘テニスコート
第5回近畿公立高等学校テニス大会女子個人の部 平成29年2月5日 大阪マリンパーク北村
なぎなた部
第29回近畿高等学校なぎなた選手権大会 団体の部 個人の部 演技の部 平成29年2月5日 兵庫県立武道館