H29年度3学期終業式が、3月20日(火)に行われました。
越野校長は、今年度サイエンス研究やボランティア等で南陽生が小中学校に教えに行ったことを紹介され、「教える」側に立つということは一番の勉強であり、来年度入学してくる中学生にも教えていって欲しい、という話をされました。また、今年度を通してのテーマである「想像力」について、想像力は経験を補うことができるが、想像力にも限界がある。想像力を高めるためにも、より良いものや人を経験して欲しい、という話をされました。
終業式に引き続き、各部長及び生徒会長からの話がありました。
生徒指導部長から、勉強や部活などをやる意味として、自分の頭で考えられる、自分で判断できる、人のために力を使えるようになるためであるという思いを話されました。
進路指導部長からは、将来の自分の視点から、今は何をするべき時期なのか、今しかできないことは何かを考えることが大切であるという話がありました。
生徒会からは、地域コラボ・兜台とんど焼きや学校改善で行った活動内容の報告がありました。
平成30年1月14日(日)、生徒会本部役員と有志ボランティアスタッフは、高の原小学校で行われた「第3回兜台とんど焼き」に参加してきました。
(詳しくはひとつ前の記事をご覧ください!)
▲前日1月13日(土)14:00~16:00と当日1月14日(日)朝8:00から、寒い中ではありましたが、しめ飾りと書初めの受付を行いました。
しめ飾りについているプラスチックや針金を外す作業...
高校生の手際の良さでテキパキと進めることができました。
▲高の原小学校の児童のみなさんの書初め作品をはじめ、地域の方々の書初め、南陽高校生の絵馬、南陽高校書道部の書初めをやぐらに貼り付けます。人工物を取り外したしめ飾りを投入し、いざ、点火!
▲木津川市マチオモイ部観光商工課さんからお借りしたキヅガワゴンは大活躍!
▲キヅガワゴンには南陽のマスコットキャラクター「くまなん」が載ってお出迎えしました。
▲キヅガワゴンは「可動式拠点」ということで、焼き芋の配布を待つ列の皆さんにおみくじをひいて楽しんでいただきました。おみくじは生徒会の予想通り、小さなお子さんから保護者の方、お年寄りの方まで大好評の企画となりました。
▲河井規子木津川市長にもご挨拶させていただきました。
▲市長さんにも願い事を絵馬にしたためていただきました。
▲地元小学生も今年の願い事を書いてくれました。
▲このとんど焼きイベントでは、ボランティアスタッフが優先的に食事をいただくことができます。
▲京都新聞さんからの取材を受ける生徒会長。翌日の朝刊に載せていただいています。(2018/1/15京都新聞朝刊)
▲これぞ世代間交流!?
スマホで将棋の対戦をする高校生と地域のおじいさん(と、女子高生3人組)。
▲おいしい焼き芋のためなら、制服が灰まみれになっても頑張って扇ぎました!
▲とんど焼きが終了した後日1月18日(木)放課後、社会福祉協議会の3名の役員さまをお招きし、南陽高校で振り返りのミーティングを行いました。
良かった点だけでなく、南陽生ならではの視点のとんど焼きの課題点が上がったり、兜台支部長の田中さんからこのイベントの意義や兜台地域の課題点、リーダーとして組織を動かす際に大切なことなど、さまざまな意見交流をさせていただき、有意義なミーティングとなりました。
このような素晴らしいお祭りにお誘いいただき、生徒会一同大変楽しく取り組ませていただくことができました。社会福祉協議会の皆さま、兜台自治会の皆さま、地域の方々、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年度以降も是非、参加させていただければと思います。
名前:赤尾千尋
留学先:韓国
韓国に留学してから約3ヶ月が経とうとしていますが、今でもその時のことを鮮明に覚えています。
なかでも一番印象に残っているのは、3日目の『板橋(パンギョ)高校訪問』と『ホームステイ』です。板橋高校では、ペアの子と韓国の昔ながらの遊びを体験したり、『ソゴ』と呼ばれる小太鼓を、千と千尋の神隠しの主題歌となっている「いつも何度でも」に合わせて演奏したりと、韓国の授業を体験しました。韓国の高校で日本語の勉強をしているのは以前から知っていましたが、日本の音楽まで習っているとは思っていなかったので、正直とても驚きました。また、その後には歓迎行事として日本の学生と韓国の学生の公演を行いました。日本の学生の公演では、私達の住んでいる京都の歴史や流行しているもの、学校生活などの紹介を行いました。韓国の学生の公演では、K-POPのダンスを披露してくださったり、ピアノや歌の発表をしてくださいました。
名前:友恵温香
留学先:韓国
私は訪韓団として1週間、韓国の色々な場所へ訪問させて頂きました。
今回の訪問で1番印象に残った事は、板橋(パンギョ)高校での国際交流です。最初は、どんな高校生なのか、コミュニケーションはうまくとれるのかなど、不安ばかりでした。ですが、板橋高校の先生をはじめ生徒の方々の全員がとてもフレンドリーに、優しく接してくれました。廊下ですれ違う人でも、ほとんどが歓迎してくれて、情の厚さを感じました。会話は英語でしたが、本当に英語が上手で、私の英語力が追いついていなかったせいで、最初は苦戦しました。しかし、ジェスチャーや英語の単語を並べただけでもなんとかコミュニケーションを取る事が出来ました。このことから、正しい文を作ろうとするのではなく、相手になんとか伝えようとする事が1番大切だとゆうことに気付かされました。
今回の体験を通して、韓国の「堅そう、気が強そう」なイメージがガラリと変わり、「人情深い、礼儀正しい」と言うイメージに変わりました。しかし、これらは実際に肌で感じないとわからない事だと思います。なので、どんなことでも情報ばかりで決めつけるのではなく、実際に確かめてみる行動力、好奇心を持っていきたいと思います。
12月20日(水)終業式に引き続き、部局活動等の優秀な成績の報告及び表彰式が行われました。
成果報告では、平成29年度税に関する高校生の作文において8名、平成29年度PTA連合南山城ブロック交通安全啓発標語バイク部・自転車部門において1名の受賞が報告されました。
表彰式では、以下の賞状が授与されました。
第32回本校スピーチコンテスト 優勝・2位・3位
第34回京都府高等学校総合文化祭
放送部門朗読小部門 最優秀賞
第7回自転車交通安全CMコンテスト
高校生部門 京都府トラック協会特別賞
第18回高校生国際美術展
書の部 佳作
第34回京都府高等学校総合文化祭
美術工芸部門 イラストテーマ作品 優秀賞
第38回京都府高等学校なぎなた選手権大会 兼 平成近畿高等学校なぎなた選手権大会京都府予選
団体の部 優勝 演技の部 優勝 男子個人の部 優勝・第2位・第3位 女子個人の部 優勝・第2位・第3位
平成29年度京都府公立高等学校テニス大会
女子団体の部 準優勝 個人戦女子シングルス 準優勝
最後に、近畿大会に出場する男女テニス部・なぎなた部の壮行会が行われ、代表者が決意を述べました。
11月25日(土)、南陽高等学校会議室にて「高校生のためのフューチャーフォーラム」が開催されました。このイベントは、先端技術開発に取り組む企業の女性研究者や技術者を講師としてお招きし、仕事のやりがいや生活スタイルなどのお話を直接聞いて交流を深め、高校生が将来を考えるきっかけにしようというものです。
開催に向けて、一か月以上前から私たち生徒会がNPO法人架け橋mirai様と企画を進めてきました。当日は多くの南陽生に加え、他校の生徒の方も参加してくれました。
当日の講師として、京都府立大学、日新電機株式会社、三洋化成工業株式会社、株式会社島津製作所の方々に来ていただきました。講師の方々には、現在のお仕事に至った経緯ややりがい、今まで歩んで来られた人生などについてプレゼンテーションをしていただき、それらをふまえてグループディスカッションを行いました。生徒からの質問や意見をまっすぐに受け止め、言葉を濁すことなく大人の目線から「リアル」な話をしてくださり、とても貴重な体験となりました。
◆2年生薬物乱用防止教室<10月18日(水)6限>
「薬物乱用の実体と正しい意思決定・行動選択」
京都府山城南保健所 中村昌子氏
薬に関する正しい知識と薬物乱用の危険についての基本事項を講義いただきました。
また、薬物の乱用を誘われた際、どのように断れば良いかをお話しいただきました。
◆3年生薬物乱用防止教室<11月1日(水)6限>
「薬物乱用者の心と実態」
木津川ダルク代表 加藤武士氏
「DARC」とは薬物依存症からの回復と社会復帰を目的とする民間施設のことで、薬物依存を経験された当事者の方で作られています。
加藤先生には、自らのご経験を交え、お話しいただきました。
心理学の研究によると、人生が満たされた状態では、人は依存症には陥らないのだそうです。
「addiction(依存)の反対は正常ではなくconnection(つながり)である」。
「薬物に手を出してしまうのはその人の弱さではなく、社会の問題も大きい」ということを教えていただきました。
平成29年10月13日(金)に高校生伝統文化事業華道体験が行われました。
専慶流家元 西阪専慶氏を講師に迎え、20名の生徒がいけばなに挑みました。
スライドを使って生け花の歴史、四季の生け花や伝統行事に合った生け花の紹介、そして現代生け花として、京都花灯路や嵐山花灯路、神戸ビエンナーレに代表される野外いけばなの紹介もありました。
はさみの持ち方や水切りの仕方、基本の形の説明を受けた後、洋花を使った盛り花に挑戦しました。
慣れない手つきで一生懸命に花を生け、出来上がった自分の作品に誰もが笑みを浮かべていました。
今後の国際交流で訪韓する生徒は、日本の伝統文化の一つである華道を是非紹介したいと話していました。また12月にはオーストラリアから来校する高校生との交流には、生け花体験をして楽しみたいと語っていました。よい機会になったと思います。
平成29年10月19日(木)、南陽高校生徒会本部は、木津川市役所職員の方と山城青年会議所の方を交えて、木津川市の現状についてのディスカッションを行いました。
この取り組みは、11月10日(金)に行われる、山城青年会議所とのコラボ企画「若者から発信する地域創生」プロジェクトに向けて実施したものです。山城青年会議所と南陽高校生徒会合同で木津川市に対する提言書を作成するという本プロジェクトを進めるにあたって、木津川市役所の方にお話を聞く機会を設け、意見交換を行いました。
まず、地域創生・地域観光・地域防災の3つの観点で、まちの課題について、木津川市役所職員の方3名からそれぞれレクチャーをいただきました。
その後、3つのパートに分かれてディスカッション。
普段の生活の中で感じるさまざまな課題や、SNSでの情報発信のあり方など、高校生の視点で行政に関わる方とお話ができ、白熱した意見交流を行うことができました。
これからも、学校と地域をつなげる取り組みを、生徒会本部は積極的に行っていきたいと思っています。
今回のディスカッションを、今後の取り組みにも生かしていく予定です。
11月10日(金)に行われる、山城青年会議所との地方創生プロジェクトのチラシは下記から。
興味がある方は、是非ご参加ください!