7月31日(金)、1学期終業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策、及び熱中症予防の観点から、各HR教室において放送により実施しました。
校長式辞では、夏季休業中の時間の使い方について、自分が大切にしている時間をないがしろにせずに過ごしてほしいということと、一人一人大切にしている時間は異なるもので、互いに尊重してほしいとのお話がありました。
次に、生徒指導部長から夏季休業中の過ごし方にかかわって、部局活動の注意点やSNSの適切な利用等についてお話がありました。
続いて、生徒会から令和2年度南陽祭のスローガンが「響(ひびき)」に決定したとの発表がありました。例年とは異なり、数少ない行事の中で仲間とともに協力し、少しでも皆の心の中に響き、思い出に残るような南陽祭を創り上げたいという思いが込められています。
終業式に引き続いて、各種コンクール等の表彰が行われました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響でしばらく延期していたサイエンスの活動も、6月からようやく始まりました。高校1年生のサイエンスリサーチ科では、はじめにオリエンテーションを実施し、サイエンスリサーチ科の3年間と目指すこと・サイエンスⅠ・Ⅱの取り組みなどについて学びました。
〈生徒の感想〉
・私は今まで理系は苦手で避けてきたけれど、今回話を聞いて、これからがすごく楽しみになりました。身近にある疑問を解決していくのがすごく楽しそうだなと思いました。積極的にこれからの活動を頑張りたいです。
・探究活動では様々なことを友達と調べることができ、とてもいい活動だと思いました。中学校ではこのような体験に触れる機会がなかったためとても楽しみです。
・サイエンスといっても、グローバル化や世界史などのいろいろな教科を探究できるということを知れてとてもうれしいです。先輩たちの活動を聞いて、「自分もやってみたいな」と思いました。
平素は、本校の教育に御支援、御協力をいただき厚くお礼申し上げます。
また、学校再開に伴う本校の感染症予防の取組につきましても御理解、御協力をいただき厚く感謝申し上げます。
さて、毎年9月に実施しておりました文化祭についてお知らせいたします。
本校では長年、文化祭を2月に1、2年生だけで行っていましたが、3学年全員で取り組む地域開放型の行事に変更してから、年ごとに各学年の取組も充実し、来校される地域の方々からもよい評価を受けるまでになりました。
高校1年生は地域コラボ企画に取り組み、1学期のうちから地域企業と打ち合わせを繰り返し、高校生らしい発想を商品化するまでの貴重な過程を体験していました。高校2年生の演劇は、台本作りから始まり、役者だけでなく裏方に至るまで全員が協力して一つのものを仕上げる達成感を味う活動となりました。高校3年生は高校生活最後の大きな行事として3年間に身に付けたことを存分に発揮してくれました。また、中学生は校内装飾や合唱に取り組み、新たな伝統をつくるべく真剣に取り組みました。最近の文化祭は、1学期から始まる準備期間も含めて、本校が目指す「堅楽しい」をまさに体現する行事に成長しています。
このように地域の皆様に支えられた、教育効果の大変高い行事である「文化祭」を、今年度はどうすれば実施できるか、この間検討を重ねてまいりました。感染防止のための「新しい生活様式」を守ったうえでの実施を目指し、内容変更、規模縮小なども俎上に載せて議論いたしましたが、集団での演技・鑑賞においては「密集」が避けられないこと、練習等の際にも「密集」「密接」を避けることが難しいこと、大きな声や飲食が感染の危険性を高めてしまうこと等を勘案し、本年度につきましてはやむなく中止するという苦渋の結論に至りました。
保護者の皆様、地域の皆様に、生徒たちの姿を御覧いただく貴重な機会がなくなり、残念の極みですが、御理解をお願いいたします。
令和2年6月11日
京都府立南陽高等学校・附属中学校
校長 宮島 勇二
今回のScience News(第23号)は、探究活動の目指すもの(サイエンスリサーチ科1年生に向けて)、今後の予定等について記事にしています。
PDFファイルをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧下さい。
5月21日(木)から段階的に学校再開に向けた取組を進めて参りましたが、皆様の御理解・御協力のおかげで、現在まで予定通り教育活動を行うことができています。
つきましては、さらに学校生活を充実させるとともに学習の遅れを取り戻すため、次のように教育活動を進めていくことといたしました。今後も感染予防を講じながら実施していきますので、御理解と御協力をお願いいたします。
1 1学期終業式及び2学期始業式・終業式について
(1) 1学期の終業式は7月31日(金)に変更します。
(2) 2学期の始業式は8月20日(木)に変更します。
また、2学期終業式は12月25日(金)に変更します。
(3) 夏季休業は8月1日(土)から8月19日(水)までとなります。
2 部活動の再開について
部活動については6月8日(月)から再開し、当面、次の条件のもとで実施します。
(1) 自校部員のみによる校内での活動とします。
(2) 活動時間は2時間以内とします。
(3) 飛沫感染や接触感染のリスクを伴う活動は禁止します。
5月21日(木)に京都府の緊急事態措置の緩和判断基準に基づき、学校に係る休業要請が府内全域で解除されたことを受け、本校では今後も感染症予防を徹底して6月1日(月)より週5日登校を開始します。
つきましては、上のとおり、公共交通機関の混雑時を避け、登校時間帯を分散するための時差登校等を行いますので、御理解・御協力をお願い申し上げます。
平素は本校の教育活動に御理解・御協力をいただきありがとうございます。
さて、5月15日(金)に京都府におきましては、専門家会議の意見を踏まえ、緩和判断基準に基づく行動自粛・休業要請の段階的緩和により、緊急事態措置の見直しが図られました。京都府南部地域の学校については、現状で、5月31日(日)まで休業要請されてますが、6月1日(月)の学校再開を想定し、段階的な学校教育活動を実施することとなりました。
ついては、次のとおり5月中に登校日を設定し、学年別分散登校、始業時刻の変更、1教室原則20人以下、学習指導と心のケア、感染防止のための指導等を行うこととしました。
御家庭におかれましては、引き続き御負担をおかけすることとなりますが、今後とも御理解・御協力をよろしくお願いします。
1.登校にあたっては必ず検温と自分の体調の把握をし、マスクを着用して登校してください。
2.週2回から3回の分散登校を行います。登校日や時間は、上の「5月当面の日程 .pdf」を御覧ください。なお、授業教科科目や使用教室は21日(木)または22日(金)の登校日に提示します。開始5分前には、教室に集合してください。
3.授業等については、「新しい生活様式」に則って行います。御家庭の御理解・御協力をお願いします。なお、発熱や咳などの風邪症状がある場合は家庭で様子を見、学校に欠席の連絡を入れてください。
4.中学1年生・高校3年生の面談該当者を除き、昼食は不要ですが、暑くなることが予想されますので、タオルや水分補給の準備をお願いします。
5.部活動は、6月7日(日)まで行いません。
臨時休業を5月31日(日)まで延長することに伴い、今後さらに的確に学習状況を把握して学習評価へ反映させるため、課題提示の方法などについて一部見直しや拡充を行います。
ついては、下記の点に注意して自宅での学習を一層計画的に進めてください。
なお、動画視聴のための通信費用については個人負担となり、御家庭に御負担をおかけすることとなります。視聴の際はデータ容量等に御注意いただきますようよろしくお願いします。
1 4月、5月に授業で学習する予定であった内容についても課題を出し、提出を求める場合があります。提出方法は課題とともに指示します。
2 高校生についてはエドモドの文理別クラス内に科目ごとの小グループを作ります。自分が履修する科目の学習指示を分かりやすくするためです。
3 本校教員が作成したポイント解説の動画を配信することがあります。
4 株式会社リクルートが提供する「スタディサプリ(到達度テストを除く)」について、サービス利用料金を公費負担として5月13日(水)以降から利用できるよう準備しています。利用方法等についてはエドモド等でお知らせします。
5 今までどおり、毎日、エドモドの確認と検温の結果等の報告を行ってください。
6 外出を控え、規則正しい生活、咳エチケット・手洗いの徹底など体調管理に努めてください。
本日、府教育委員会から臨時休業を5月31日(日)まで延長する旨の通知がありました。今後の学習指導等に関する詳細は今週中に改めてお知らせする予定です。なお、課題に係る質問や相談等のため登校できる登校可能日については、4月30日(木)を含め、毎週木曜日に実施します。
■毎週木曜日 4月30日、5月7日、14日、21日、28日 いずれも午前10時から午後2時まで
なお、事前に用件及び登校時間等を電話でお知らせください。
また、登校時には、職員用玄関から入り、事務室の窓口で用件を伝えてください。
今後とも本校の教育活動に御理解・御協力をよろしくお願いします。