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2016/11/12
 
 

11月12日(土)に京都工芸繊維大学で第2回京都サイエンスフェスタが開催され、府内のSSH校を含むスーパーサイエンスネットワーク京都校の府立9校の生徒達が、これまで取り組んできた課題研究や部活動での科学研究などをポスターセッションで発表しました。開会式の後、桃山高校からも2年生の課題研究チーム19班とグローバルサイエンス部が午前と午後にわかれて発表しました。大学の先生方を含む評価委員の先生方、各校の引率の先生方、各校の発表者の生徒諸君からに対する批評をいただくことで、研究の内容を深めることが出来ました。また、特別参加のシンガポールのナンチアウハイスクールの「スマートフォンの細菌汚染」に関する発表をはじめ、他校の研究を見せてもらうことで、大きな刺激をもらうことができました。中には他校と同じような内容(バドミントンのシャトルの運動解析、組織培養等)だったものもあり、そういう班は特に熱心に意見交換をしていました。最後に閉会式の前にアジアサイエンスワークショップの報告がおこなわれました。参加した教員も生徒もお互いにとても刺激になった、また、勉強になった一日でした。

 
 
2016/11/07
 
 

第2学年自然科学科 国立民族学博物館でフィールドワーク

 11月4日(金)、国立民族学博物館(吹田市千里万博公園)において、自然科学科2年生は、「GS教養Ⅰ」の授業の一環として、世界の多様な民族の文化、生活、宗教などについて学びました。メモを取ったり、写真をとったり、DVDの鑑賞をしたり、異文化への興味・関心を高め、理解を深めることができました。

 
 
2016/10/25
 
 

101718日の二日間、3年生自然科学科生物選択を対象にSSH事業「手動PCRでブタの品種鑑定をしよう」を、長浜バイオ大学黒田智先生に行っていただきました。マイクロピペットの使い方、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、電気泳動法などを学び、生徒自身の手で実験を進めていきます。高価な専門器具を使った大学レベルの実習に、生徒は生き生きと活動しました。

 
 
2016/09/27
 
 

 9月26日(月)4限と6限にSSH講座「植物の簡易組織培養」が実施されました。
(対象生徒;3年生自然科学科生物選択生24名)
講師は 京都教育大学 梁川 正 名誉教授に来ていただきました。
 植物の組織培養とは試験管やフラスコの中で植物の組織を培養し、植物体を再生するバイオテクノロジーですが、細菌やカビが入るため、通常はオートクレーブなどの滅菌装置で滅菌したり、クリーンベンチと呼ばれる無菌装置で操作するなどけっこう面倒な操作が必要です。梁川先生はこの点を改良され、家庭で使用されている漂白剤を用いて簡易に滅菌装置なしで培養することに成功されました。この技術を用いれば家庭でも比較的簡単に組織培養ができます。今回はその技術を生徒に伝授していただきました。
 4限は培地を作成しました。皆で協力して通常培地と植物ホルモンの添加培地を、一人3つずつになるように作成しました。この方法では市販のストック用の袋に培地をいれています。高温で滅菌する従来の方法ではこのようなことは不可能です。 
 6限はいよいよ植物体を培地に植える作業を体験しました。植えたのはベンケイソウの葉とシンビジウムのPLBです。PLBとは芽の細胞の塊で、このまま通常培地に植えると細胞が増殖して植物体が再生してきます。
 生徒達はつくった培地を持ち帰り、これから細胞が増殖していく様子と植物体が再生していく様子を家庭で観察します。

 
 
2016/09/26
 
 

 9月25日(日)にSSH講座「琵琶湖を探る」を実施しました。(参加者は希望者17名)

講師は 滋賀大学教育学部 石川 俊之 准教授 です。

朝7:45に桃山高校からバスで出発し、滋賀大学大津キャンパス近くの瀬田川にあるオブザベトリに到着しました。
そこで安全上の注意事項など簡単な説明をしていただきました。その後、ライフジャケットを着用して調査船「清流」に乗船し、琵琶湖の調査に出かけました。(午前中は湖上実習)
 まずは南湖で水質、気象、の観測とプランクトンの採取、水底の泥の採取をおこないました。参加者は初めて見るような観測装置を使い、緊張しながら観測していました。特に湖底まで沈めると自動的に水深ごとの温度や水質を自動で計測してくれるクロロテックと呼ばれる装置は優れもので、データがパソコン上に写し出されると、琵琶湖の状態がよくわかりました。また、湖底の泥を触ってみましたが、15cm四方の泥を採取しただけでもいくつかの貝類が見つかりました。
 その後、琵琶湖大橋を超えて北湖に移動し、ふたたび観測。ここではGS部の蜃気楼班による蜃気楼の観測も並行しておこなわれました。北湖では、ある程度の水深になると急激に水温が下がる水温躍層と呼ばれるものがはっきりデータに出ていました。最後に深層水を採取して皆で試飲しました。
 オブザベトリに戻って昼食後は午後の観察と講義です。
 まずは湖上で採集してきたプランクトンを観察しました。
 その後、湖上で観測したデータをについての解析と、琵琶湖のことについて講義をしていただきました。
 船の上での実習は、このような機会がないとできるものではなく、参加者一同貴重な体験をすることができました。

 
 
2016/09/23
 
 

 9月22日(祝)に龍谷大学深草キャンパスを拠点として地下鉄くいな橋付近の鴨川でSSH事業として「鴨川の水生動物と植物の生態と分類」の講座を実施しました(対象;希望者)
講師は  龍谷大学文学部教授 土屋 和三 先生(植物)
     龍谷大学 非常勤講師 上西 実 先生 (水生昆虫)

のお二人です。

 朝9時に龍谷大学深草キャンパスの実習室に集合し、まずは上西先生の水生昆虫とその研究の歴史についてお話を聞きました。津田 松苗 氏、今西 錦司 氏など、水生昆虫の研究の発展に重要な役割を果たされた研究家のお話が出てきました。その後、くいな橋付近の鴨川に行き、水生生物の採集と、植物の観察をしました。また、桃山高校で教鞭をとられていた先生が水生昆虫の研究をされていた話も聞かせていただきました。

 土屋先生には、昔、カラムシという鴨川の河原にたくさんはえている植物の繊維から織物を作ったこと、中州のオオイヌタデは水の引いたわずかな時間に発芽、成長、結実をするというお話、クズやイタドリは海外ではやっかいな植物になっているなど植物にまつわる興味深いお話をいろいろしていただきました。
 水生動物の採集では水生昆虫、魚類、プラナリアなど約40種の動物がとれました。
 午後は上西先生のご指導のもと、採集した水生動物の同定とスケッチをしました。最後に土屋先生からシーボルトのフローラ・ヤポ ニカ,日本人の手による植物図譜のお話をしていただきました。現在の図鑑は絵を描ける人がいないので写真ばかりになり、わかりにくいというお話とか、植物の分類はDNAの解析が導入されて、大きく変化してきているという話をしていただきました。
 盛りだくさんで参加者一同満足の講座となりました。

 

 
 
2016/09/13
 
 

9月13日(火) 2,3,4時限 2年生自然科学科の生徒を対象に「エネルギーと発電技術」というタイトルで東京理科大学教授の川村 康文先生に実験実習を行っていただきました。風力発電ではサボニウス風車風力発電について説明をしていただき、小型のサボニウス風車を作成し、LEDライトを点灯させました。また、色素増感太陽電池では伝導性ガラスに酸化チタンを加熱処理したものに、ハイビスカスの色素をしみこませ、電極間にヨウ素液を加えることにより、太陽電池ができます。これをいくつか組み合わせることにより、模型の自動車を動かすことができました。生徒たちはどちらの実験も楽しく、興味深そうに取り組んでいました。

 
 
2016/08/27
 
 

 8月27日(土)午後に地域の小学生対象のおもしろ理科実験教室を開催しました。

内容は「坂を登る茶筒」「カラフルペークロ花びら」です。

「坂を登る茶筒」は茶筒にゴムや大きなナットで細工をし、ころがすとしばらくしたら逆回転して戻ってくるというものです。

「カラフルペークロ花びら」はペーパークロマトグラフィーの原理を利用して美しい花びら状の模様を濾紙につくり、うちわに貼り付けてカラフルなうちわをつくろうというものです。

 全部で110名の参加者が楽しく制作し実験しました。「うわー、きれい」とか「うわー、不思議」とか歓声があがり、大いに盛り上がりました。

 本校理科教員とGS部の部員の丁寧な指導のもと、皆うまく制作していました。

 
 
2016/07/15
 
 

7月13日(水)~15日(金)にSEC(サイエンスイングリッシュキャンプ)が実施されました。対象生徒は1年生自然科学科85名。

(1)「読む・書く・聞く・話す」という英語の4技能を高め、広い視野で国際社会に生 きる資質・能力を培う。

(2)「グローバルサイエンス・ベーシック」で1学期に学習した内容のまとめとして、また、3学期に実施する英語でのプレゼンテーション・SSH報告会のための知識・技能・態度を養う。

を目的として実施されました。

13日(水)は桃山高校の理科の実験室と講義室で、いくつかのテーマにわかれ、(斜面、水質、光合成、気温各2班ずつ;1班10名程度)午前中に簡単な実験をし:午後にかけてプレゼンテーションの内容を英語に直す作業をしました。午後からベルリッツ(Berlitz)教員による指導を受けながら英語に直しました。

14日(木)は.ルビノ京都堀川に移動し、ここでベルリッツの教員(生徒10名にネイティブの指導員1人がつく)の指導のもと、プレゼンテーションの作成と英語での発表の仕方のレッスンを受けました。

15日(金)にいよいよ発表会。最優秀発表はWATER(水質)のB班が選ばれました。

 
 
2016/07/14
 
 

7月13日(水)~14日(木)に1泊2日でSSキャンプが実施されました。対象生徒は1年生SSコースの生徒4クラス161名。宿泊場所は愛知県のグリーンパーク三ケ根。

 このキャンプは、企業見学で最先端技術に触れることや大学のキャンパスを体験することで、今後の高校生活への意欲を高めるとともに、学年・クラスの親睦をはかることを目的に実施されました。

 13日はトヨタ自動車株式会社で本社工場とトヨタ会館の見学、14日は名古屋大学キャンパスを班別に自由見学しました。

 
 
 

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