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2016/09/26
 
 

 9月25日(日)にSSH講座「琵琶湖を探る」を実施しました。(参加者は希望者17名)

講師は 滋賀大学教育学部 石川 俊之 准教授 です。

朝7:45に桃山高校からバスで出発し、滋賀大学大津キャンパス近くの瀬田川にあるオブザベトリに到着しました。
そこで安全上の注意事項など簡単な説明をしていただきました。その後、ライフジャケットを着用して調査船「清流」に乗船し、琵琶湖の調査に出かけました。(午前中は湖上実習)
 まずは南湖で水質、気象、の観測とプランクトンの採取、水底の泥の採取をおこないました。参加者は初めて見るような観測装置を使い、緊張しながら観測していました。特に湖底まで沈めると自動的に水深ごとの温度や水質を自動で計測してくれるクロロテックと呼ばれる装置は優れもので、データがパソコン上に写し出されると、琵琶湖の状態がよくわかりました。また、湖底の泥を触ってみましたが、15cm四方の泥を採取しただけでもいくつかの貝類が見つかりました。
 その後、琵琶湖大橋を超えて北湖に移動し、ふたたび観測。ここではGS部の蜃気楼班による蜃気楼の観測も並行しておこなわれました。北湖では、ある程度の水深になると急激に水温が下がる水温躍層と呼ばれるものがはっきりデータに出ていました。最後に深層水を採取して皆で試飲しました。
 オブザベトリに戻って昼食後は午後の観察と講義です。
 まずは湖上で採集してきたプランクトンを観察しました。
 その後、湖上で観測したデータをについての解析と、琵琶湖のことについて講義をしていただきました。
 船の上での実習は、このような機会がないとできるものではなく、参加者一同貴重な体験をすることができました。

 
 
 

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