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2019/03/20
 
 

 平成30年度修了式を3月20日(水)に本校体育館で実施しました。校長先生と進路指導部長、生徒指導部長のお話がありました。最後に部活動等で優秀な成績をおさめた生徒に対する表彰式がありました。

 校長先生の式辞の要約を掲載します。

 

 平成30年度の修了式がやってきました。皆さんにとってどんな1年でしたか。皆さんには、入学式、始業式、終業式などで目標を達成するために、どのような心構えで、どのような姿勢で臨んでいけばよいのか、様々な視点から話をしてきました。

 今日はもう一つ話をしたいことがあります。これまで、皆さんは様々な成功や、挫折を経験しました。人はそういった経験を通して、成長していくと言われます。ただ、何度挑戦しても、努力しても、うまくいかない時、落ち込んで前に進めなくなる時があります。その時は、ぜひ、次の話を思い出して下さい。

「七転八倒」

 「七転び八起き」ではありません。「七転八倒」。転びっぱなし、倒れっぱなしという意味。つまり失敗の連続、あまり座右の銘としてはピントこない言葉です。しかしこの後にこう続きます。

「つまづいたり、ころんだりするほうが 自然 なんだなあ にんげんだもの」(相田みつを)

 人間は努力をしている限り、いつでも完成、完全を求めます。でも実際はなかなかうまくいかなくて、つまづいたり、転んだりして諦めてしまい、動けなくなる。

 でも、そもそもつまづいたり、転んだりするのが当たり前。努力している限り、それが人間として自然なことだと。実はその度に、一つ一つ成長しているんだと。だから、失敗したとき、うまくいかなかったとき、まずは、具体的に動いている自分を大いにほめてください。

 こんな詩もあります。

「ともかく具体的に動いてごらん 具体的に動けば具体的な答えがでるから」「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」

 ぜひ、その時の状況を素直に受け入れ、そして具体的な一歩につなげていってください。皆さんのこれからの具体的な動きを大いに期待しています。

 
 
 

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