平成29年7月15日(土)に、(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を訪問し、fMRI(機能的核磁気共鳴画像法:functional magnetic resonance imaging)を利用した脳活動イメージングについての研究を紹介していただきました。
まず講義ではMRIおよびfMRIの原理について説明があり、これらの装置では超高磁場を与えた状態での体内における「水素原子核の状態変化」(ささやき声)を検出し、そのデータをもとに画像化が行われていることを分かりやすく説明していただきました。
また、講義後には実験をされている様子を見学し、実際に解析結果が得られる様子を間近で見ることができました。
参加したサイエンスリサーチ科の生徒からは、「右手を動かす際には左脳が活発に働いているなど、日々の生活の中で脳のどの部位が活動しているのかを知ることができ、脳についてさらに興味が増した」、「ドラマなどで登場してくるMRIの原理を知ることができて良かった」などの感想が述べられました。脳科学という最先端の研究に触れることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
8月10日(木)に行われる「すずらんKAN らんらんこども祭」に、本校マジック部が参加させていただきます。わくわくドキドキのステージをお楽しみください。
詳細は、以下のpdfファイルをご覧ください。
サイエンスリサーチ科1年生は7月末から8月初旬にかけ、本校と連携している大学等で実施される夏季実習プログラムに参加します。それに先立ち、7月8日(土)に行われた事前学習会では、各分野の専門的な研究内容について講義・実習等を受けました。各プログラムと連携先は以下の通りです。
① 超電導実習・・・京都大学大学院理学研究科
② 植物園実習・・・京都大学大学院理学研究科
③ 舞鶴臨海実習・・・京都大学フィールド科学教育センター舞鶴実験所
④ 生命科学実習・・・京都府立大学大学院生命環境科学研究科
⑤ グローバルコミュニケーション実習・・・JICA
⑥ 社会実習・・・(株)ゼロホーム
⑦ 哲学実習・・・国際高等研究所
平成29年7月2日(日)、本校の放送局と新聞局に所属する4名が「文化プログラムプレスセンター」 萬福寺(京都府宇治市五ケ庄)取材会に参加しました。
京都新聞南部支社の方より、取材に関するレクチャーを受けたのち、「ニッポンたからものプロジェクト~日本遺産×Live Art 京都公演」を取材しました。講演終了後には出演者の方へのインタビューも実施しました。落語、京舞、トーク、長唄と、お茶をテーマにした伝統芸能について、本校からの参加者は熱心に取材をしていました。
今回取材した取組は、「東京 2020 公認文化オリンピアード プログラム」です。取材の成果は後日、共同通信社専用ニュースページ「47文化プログラム」等に掲載される予定です。
A団・B団ともチャンギ国際空港を出発して帰国の途につきました。A団は香港空港で乗り継いで関西空港に、B団はホーチミン空港で乗り継いで関西空港に明朝到着予定です。帰校予定時刻等については、明日、関西空港出発後に、ホームページ及びケータイメールでお知らせします。