平成29年10月13日(金)に高校生伝統文化事業華道体験が行われました。
専慶流家元 西阪専慶氏を講師に迎え、20名の生徒がいけばなに挑みました。
スライドを使って生け花の歴史、四季の生け花や伝統行事に合った生け花の紹介、そして現代生け花として、京都花灯路や嵐山花灯路、神戸ビエンナーレに代表される野外いけばなの紹介もありました。
はさみの持ち方や水切りの仕方、基本の形の説明を受けた後、洋花を使った盛り花に挑戦しました。
慣れない手つきで一生懸命に花を生け、出来上がった自分の作品に誰もが笑みを浮かべていました。
今後の国際交流で訪韓する生徒は、日本の伝統文化の一つである華道を是非紹介したいと話していました。また12月にはオーストラリアから来校する高校生との交流には、生け花体験をして楽しみたいと語っていました。よい機会になったと思います。
平成29年10月19日(木)、南陽高校生徒会本部は、木津川市役所職員の方と山城青年会議所の方を交えて、木津川市の現状についてのディスカッションを行いました。
この取り組みは、11月10日(金)に行われる、山城青年会議所とのコラボ企画「若者から発信する地域創生」プロジェクトに向けて実施したものです。山城青年会議所と南陽高校生徒会合同で木津川市に対する提言書を作成するという本プロジェクトを進めるにあたって、木津川市役所の方にお話を聞く機会を設け、意見交換を行いました。
まず、地域創生・地域観光・地域防災の3つの観点で、まちの課題について、木津川市役所職員の方3名からそれぞれレクチャーをいただきました。
その後、3つのパートに分かれてディスカッション。
普段の生活の中で感じるさまざまな課題や、SNSでの情報発信のあり方など、高校生の視点で行政に関わる方とお話ができ、白熱した意見交流を行うことができました。
これからも、学校と地域をつなげる取り組みを、生徒会本部は積極的に行っていきたいと思っています。
今回のディスカッションを、今後の取り組みにも生かしていく予定です。
11月10日(金)に行われる、山城青年会議所との地方創生プロジェクトのチラシは下記から。
興味がある方は、是非ご参加ください!
10月28日(土)南山城小学校で行われた「ふれあいフェスティバル」に本校マジック部が参加してきました。
高学年と低学年それぞれに、30分程度の公演を行った後、テーブルマジックで交流を行いました。高学年と低学年で公演の内容を変え、より楽しんでもらえるように工夫しました。交流では、最初は高学年と低学年の違いに戸惑っていましたが、ペースをつかんでからは大盛り上がりでした。
最後に先生の「マジックに驚いた人」という問いかけに、ほとんどの小学生が手を上げてくれ、今後の公演の励みになりました。
公演後は、地元でとれた食材を使ったおにぎりやお餅、豚汁をいただきました。とてもおいしく、生徒のおかわりの手が止まりませんでした。
台風22号の影響の残る中、準備・運営してくださった皆様、お見舞い申しあげるとともに、感謝いたします。本当にありがとうございました。
10月18日(水)に日本政府観光局・台湾交流協会の主催で、台湾教育関係者5名が来校されました。
本校の越野校長のあいさつに始まり,台湾教育関係者のあいさつおよび記念品交換が行なわれました。荒田副校長による南陽高校の説明のプレゼンテーションのあと、校内見学を実施しました。1年生の英語・国語の授業を参観され、理科実験室ではサイエンスリサーチ科によるNGSゼミの研究内容の説明についても熱心に耳を傾けられました。
質疑応答では,本校の4つの奨励にある部活動や留学を含む国際交流などにおける生徒の活動について質問がありました。とにかく生徒が自発的かつ主体的に活動できる機会(環境)の大切さについて意見交流が行なわれました。
第72回国民体育大会愛顔つなぐえひめ国体に本校3年生西村晴菜(南城陽中学校出身)、木下夏実(精華西中学校出身)が出場しました。
9月30日(土)の総合開会式での入場行進に始まり10月1日(日)から松山市総合コミュニティーセンターでのなぎなた競技会は実り多い大会となりました。演技競技は1回戦で和歌山県に2-3と惜敗しましたが、二人の呼吸の合った演技ができました。また、試合競技では前年度優勝熊本県との1回戦、先鋒西村晴菜がメンを決め勝利したものの残念ながら後が続かず1-2で敗退となりました。しかしなぎなたを高校から始めた本校生が幼少期から競技を続けている選手に果敢に攻め込むことができたことは日々の努力の賜だと感じました。
多くの支えがあってここまでやりきることができたことに感謝いたします。ありがとうございました。
平成29年10月2日(月)5,6限、サイエンスリサーチ科の1年生を対象にサイエンスプログラムを行いました。
演題 「グループ研究の手法を学ぶ」
講師 京都大学 国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センター
木村 里子 氏
サイエンスリサーチ科1年生は夏季実習を終え、いよいよ二年次のサイエンスⅡでの探究活動に向け、取り組みを始めます。サイエンスⅡでは、3~5人のグループにおいて独自に研究テーマを設定し、1年間、活動を行います。これに先立ち、木村先生には、「研究とはどのようなものなのか」、「どのようなことに留意して進めていけばよいのか」など、ご自身の経験を踏まえ、丁寧にご説明いただきました。
「わかっていること」が書いてある教科書での勉強と異なり、「わかっていないこと」を調べ、明らかにすることは大変だけれども、とても楽しい。ぜひ、研究の楽しさを味わってほしい、とのエールをいただきました。
10月3日(火)にオーストラリアクィーンズランド州教育省国際部門局長のBiggs氏による表敬訪問を受けました。
南陽高校では、サイエンスリサーチ科のケアンズ研修旅行、京都府サテライト校事業オーストラリアクィーンズランド州立高校への中期留学、オーストラリアクィーンズランド州STEM研修生徒との学校交流・ホストファミリー受け入れを通じて、オーストラリアクィーンズランド州とのつながりを深めてきました。
これまで活動を振り返りながら、今後もより一層相互の生徒が交流を深めていけるように連携していくことを約束しました。校内見学中には、クィーンズランド州立高校に中期留学した生徒と偶然出会い、短時間ですが南陽高校の生徒と直接話していただくことができました。
平成29年9月19日にサイエンスリサーチ科の1年生が夏季実習プログラムの内容について、ポスター発表を行いました。演題は以下の通りです。
① 超伝導体の磁化率測定
② ヤブミョウガからみえてくること
③ 底質と底生生物の関係
④ シロイヌナズナの花の突然変異体の観察と遺伝子の同定
⑤ JICAとごみ問題
⑥ 将来を見据えた理想的なマイホームの設計
⑦ 三浦梅園の命題を解釈 「人道を以て人と為る。天道に順って人と成る。」
生徒からは、「聞き手の立場に立ち、説明を行うことの難しさを感じた」、「プレゼンテーション能力や質疑応答の力をもっと伸ばしたい」との感想が数多く述べられました。今後、第2回京都サイエンスフェスタなどでの発表も予定されており、今回の経験を生かしていきたいと思います。