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<①進路決定の時期>

僕が神戸大学を志望校に決定したのは高2の冬です。同じ学部の人だけでなく、様々な人と出会いたいと考え国立の総合大学を視野に入れていました。

<②学習時間や内容>

1年生の頃はあまり勉強する習慣はついていませんでした。定期テスト前だけ詰め込むスタイルで模試の成績も良くなかったです。2年生の中頃になると授業の取り組み方を変えました。その日に習ったことを身につけるのはもちろんのこと、演習も終わらせていました。皆が一律に与えられている授業時間を有効に利用することで、自宅での勉強時間はあまり変わっていませんが、成績は伸びていきました。そして2年が終わり3年の春休みに受験勉強がスタートしました。3月から5月にかけては、コロナの影響で学校がなかったので自習中心の学習でした。今年の受験生はこの時期が合否に大きく影響したと思います。夏頃に部活動を引退し、それから放課後は毎日友達と学校の自習室で最終下校まで勉強していました。学校が閉まるまでは絶対に勉強する!と決めていたので授業が終わってそのまま家に帰ることは1日もありませんでした。定期テストの日も弁当を持ってきて勉強してましたし、3学期の授業がない日も毎日学校の自習室にいました。きつい時も多々ありましたが、友達と励ましあったり教えあったりして、お互いに高めあっていました。学校の自習室は本当におすすめです。毎日確実に勉強時間が取れます。

<③使用した参考書>

まず、大学によって問題は全然違います。3年の春には志望校の出題形式や頻出範囲を確認しましょう。
 英語は神戸大学では長文読解が得点の8割程度を占めるので長文読解中心の勉強をしていました。過去問は17年分しました。数学は青チャートをひたすら解きました。過去問は17年分。しかし、2次試験本番はあまりできていません。理科は学校で配られた重要問題集を中心に何周もしました。化学はこれ1冊完璧にすると神戸大程度ならいけます。過去問は物理12年分、化学10年分。

・模試について
模試ではA判定は1度もとったことありません。B判定も最後の記述模試だけです。神戸大実戦模試では物理以外偏差値50を下回っていました。しかし、共通テスト本番では模試を100点ほど上回ることが出来ましたし、2次試験もそこそこできました。早いうちからコツコツやっておくと、冬に爆発的に成績が伸びます。

<④悩んだこと、後輩へのアドバイス>

僕は普段はヘラヘラしていました。しかし、この1年は将来と真剣に向き合い、取り組みました。部活動は勉強の言い訳になりません。実際僕も1、2年生の頃はかなり打ち込んでいましたし、周りも部活しながら合格した人もたくさんいます。苦しくなったら1年後の自分を考えましょう。どのような暮らしをしているのだろうか。合格発表の瞬間の想像をしてみましょう。自ずと今やるべきことが見えてくるはずです。