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 私は高校で部活に入っており、部活がない日は友達と遊んでいたので、定期テスト前以外はほとんど自宅で勉強をしていませんでした。その分学校の授業できちんと理解するようにして、テスト前に焦らないように心がけていました。家で勉強する時間がない人は、学校で全て終わらせる気持ちで取り組むと良いと思います。

 私は英語が苦手で、いつも模試では半分しか取れませんでした。ずっと、先生や先輩からシス単を1日ひとつでも良いから覚えた方が良いと言われていましたが、結局三年になるまで本格的に覚えませんでした。三年になり単語を覚えるにつれて、長文や発音アクセント、語法問題などを解くスピードと正確性が上がっていきました。そのおかげで模試でも時間内に解き終わる事ができるようになりました。一章の単語を完璧にするだけでかなり点数が伸びたので、一、二年の頃からやっておけば良かったなと改めて思います。

 私は、部活を引退してから塾に通い始めました。受けていた授業数は少なく、ほとんどを自習室で過ごしていました。そこで私は、その日にする勉強内容をメモするようにして、時間を気にしながら集中して勉強するようにしていました。また、得意科目を一つ作った方が良いと先生に言われたので、私は地理を頑張りました。夏休みは、今までの授業プリントを見直し、地図帳に付箋を貼ってメモしていました。地図帳に書き込むと、場所と内容が一目で分かるので良いと思います。また、秋頃に参考書を買い始めました。私が使っていたのは、「村瀬の地理Bをはじめからていねいに」の系統地理編と地誌編の2冊でした。フルカラーで見やすくまとめられており頭の中が整頓されるので、是非使ってほしいと思います。

 最後に、私は春頃に志望校を決めました。

 最初はE判定でしたが最後の模試ではA判定を取ることができました。模試の判定は勉強したのに何故か下がったりしますし、点が悪い模試は忘れたくなりますが、見直しをして諦めないでほしいです。勉強してきた事が点数に反映されていなくても、確実に力は付いているので、最後まで勉強し続ければそのうち結果もついてくると思います。受験期間は長いようで一瞬でした。終わってみたら、よくあんなに勉強したと思いますが、その時は合格したくて必死でしたので案外することができました。みなさんも行きたい大学を見つけ、目標を持って勉強してください。やる気が無くなった時は、志望校のパンフレットを見て、入学後入りたいサークルを考えたり、大学生になった自分を想像したりすると、モチベーションが上がると思います。また、部活をしている人は、引退まで精一杯続けてほしいです。その経験は、同じ事を続ける持久力にもなりますし、辛い時に部活の楽しかった事を思い出して頑張ることができました。部活をしていない人が、受験勉強を本格的に始めているのを見て焦るかもしれませんが、引退後から始める人は多いですし、そこから勉強モードに切り替えれば、最終的にほとんど差は出ないと思います。今どんなに判定が低くても、まだまだ間に合います。新三年生はこれから忙しくなりますが頑張ってください。応援しています。