Loading…

 私は元から京都府立大学を志望していましたが、受験勉強をはじめたのは、3年生のゴールデンウィークからでした。私はテストで良い点を取ることは心がけていましたが、復習等を全くしていなかったせいか、模試の点数も落ちていき、危機感を感じはじめたのがきっかけでした。

 私はまず、生物と化学の基礎を固め直すことにしました。先生に紹介していただいた問題集に取り組みましたが、基礎知識がなかったので、正直時間の無駄でした。私は最初焦り、手ごたえのある参考書の方がいいと思い購入しましたが、むしろこんなの簡単すぎると思うものから手に取り、確実に基礎を定着させることをおすすめします。基礎が定着したと実感し始めたのは、10月頃でした。それからは推薦対策の勉強、私の場合は過去問演習と理科の教科書を繰り返し読み、まとめることでした。

 私は、冒頭でも言った通りテスト期間以外は勉強しなかったため、毎日勉強する習慣を身につけるのに一番苦しみました。家では、取りつかれたかのように携帯を触ってしまうため、夏休みから学校の自習室で勉強するようになりました。しかし、夏休みの後半から文化祭のダンス練習が始まり、疲れて勉強をする余裕がなくなりました。このブランクでそれまで解けていた問題も解けなくなっていました。ですので、夏休み前半には基礎を身につけておくことをおすすめします。文化祭後も自習室にこもっていましたが、平日はHR教室に残っていることが多かったです。

 最後に、勉強するモチベーションを維持させるのにとても苦労しました。私は、平日は最終下校まで、土日は自習室の閉まる時間まで残り、家ではやり残したことを済ませたら携帯で好きな歌手の動画を見たり、漫画を読んだりと1日頑張った自分へのご褒美として自由に過ごしていました。受験勉強は本当に嫌になる時があると思いますが、私はあえて自分の好きなことを封印しなかったことでのびのびと勉強に励めたのではと思っています。