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 2015年07月16日
 

 気象庁の発表によりますと、大型で非常に強い台風11号が17日(金)にかけて上陸するおそれがあります。
 つきましては、17日(金)終業式及び21日(火)学習合宿・夏季進学講習の日程変更等について下記のとおり対応させていただきますので、御理解と御協力をお願いいたします。

1 17日(金)午前11時までに警報が解除された場合
  →17日(金)午後に終業式を実施します。
   詳細資料「終業式の日程」(pdf)

2 17日(金)午前11時現在も引き続いて警報が継続されている場合
  →臨時休校とし、21日(火)に終業式を行います。
   1年生学習合宿、2・3年生夏季進学講習は21日(火)午後から実施します。
   詳細資料「台風接近に伴う学習合宿の対応について」(pdf)

※警報への基本的な対応については、学校ホームページの「山城中部・山城南 部のいずれかに特別警報又は暴風警報が発表された場合の措置」をご覧ください。

 
 
 2015年07月15日
 

 大型で非常に強い台風11号が、16日(木)夜に西日本太平洋側に接近し、17日(金)にかけて日本列島に上陸する恐れがあります。
 17日(金)終業式及び21日(火)学習合宿・夏季講習の日程変更等につきましては、16日(木)のLHR(6限)に在校生あて連絡する予定ですので御承知おきください。
 なお、今後の情報は「南陽高校ケータイ連絡網」及び「ホームページ」において随時お知らせしますので、御確認いただきますようお願いいたします。

 
 
 2015年07月03日
 
 
 

今年度は、精華町立の小学校に通われている児童のみなさんを対象に、「南陽高校サタデー広場」を開催します。写真は昨年度の様子です。お兄さんやお姉さんたちといっしょに音楽を楽しみませんか。 9月12日(土)9:30~12:00(9:00受付開始)です。詳細はPDFファイルをご覧ください。参加を希望される場合は、申込書を使って南陽高校に申し込んでください。多数のご参加お待ちしています。

サタデー広場詳細はこちら

 
 
 2015年06月30日
 
 
 
 
 2015年06月01日
 
 
 

南陽高校の「南陽セミナー」という授業には「生物」という選択科目があります。この授業では主に、受験対策の問題演習を行っています。効率よくテストの点数を稼ぐ受験テクニックを学ぶことも大切ですが、しかし、それだけでは学校という教育資源を有効に活用しているとはあまり言えません。15~18歳という多感な時期にサイエンスのおもしろさを少しでも知ることができたら、それは幸せなことだと思います。 そこで、受講者の授業アンケートに書かれた要望を検討し、この時間は問題演習のほかに、普段の授業ではなかなか経験することのできない実験や標本類の観察などを行ったり、時にはNHKスペシャルやBBCサイエンス特集などのDVDを視聴したりすることを通じて、学習者の興味関心を喚起するとともに科学リテラシーの涵養に努められるような教育プログラムを組み立てています。 先日、新鮮なブロッコリーが実験室に届きました。教科書によく紹介されているものですが、ブロッコリーを使ってDNAの抽出実験を行いました。ゲノム、遺伝子組換え作物、遺伝子検査、iPS細胞など「遺伝子」や「DNA」に関する話題が新聞やニュースでよく取り上げられています。こうした報道内容に対して科学的に判断できるような能力を養うためにも、実際に物質としてのDNAを抽出し、その構造を理解することはとても大切です。3年生のみなさんにとっては初めての体験です。 この実験では身近にある台所用中性洗剤を水で10倍に希釈した後、塩化ナトリウムを少量加えて「DNA抽出液」を作成します。このDNA抽出液は、ブロッコリーの細胞膜と核膜を破壊し、タンパク質を取り除くはたらきがあるそうです。 まず、乳鉢と乳棒を使ってブロッコリーのツブツブの部分(花芽)をゴリゴリと磨り潰します。次にDNA抽出液を加えて10分ほど待ちます。   10分ほど経ったら、ガーゼでろ過しエタノールを加えます。   すると、白いモヤモヤとした糸状の物体が現れてきます。これがブロッコリーのDNAです。そして実験の最後には、アメリカのCold Spring Harbor Laboratoryで紹介されている映像資料でDNAの構造を学習しました。   
受講者のみなさんは、高分子化合物としてのミクロなDNAを直接自分の目で見たり触ったりすることができたことに驚いたようです。中学校を卒業したばかり1年生の授業でも同様の実験を行いましたが、以下はそのレポートに書かれた感想です。
・DNAを目で見ることができて感動しました。
・自分の体内のDNAはどこか遠い存在でしたが、実際に観察してみるととても現実味が増し、もっと詳しく勉強したいと思いました。
・最後に映像で見た二重らせん構造の複雑なつくりがよくわかった。
理科を勉強する楽しさは、実験や観察の時間で体験できるものなのかもしれません。 若年層の理科離れが指摘されて久しいですが、難関大学の受験にチャレンジする本校の生徒たちには小手先の知識の詰め込みに腐心せずに、自然界の不思議さに「なぜだろう?」と素直に疑問を感じる余裕を持ったり、先入観や偏見にとらわれない科学的なものの見方や考え方ができるようになったりしていただきたいものです。

 
 
 2015年05月27日
 
 
 

ほっ ほっ ほーたる 来いっ♪

夏は、夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。

清少納言が「枕草子」でホタルの飛び交う様子を記しています。南陽高校の近くの「けいはんな記念公園」でもホタルの鑑賞会が実施され、夏の訪れを感じさせる季節となりました。

早速、このホタルの発光のメカニズムについて理解を深めたいと考え、理科の授業で実験を行いました。

ところで、ホタルの光は細胞内の発光物質「ルシフェリン」が酵素ルシフェラーゼとアデノシン三リン酸(ATP)のはたらきで酸化ルシフェリンに変化する過程で発生すると言われています。

ちょうど生徒のみなさんはタンパク質の構造や性質、酵素のはたらきを学習しているところです。実験の目的はホタルの光を再現することを通して、酵素の性質について理解を深めることです。実験室では「ホタライト」を使います。A液とB液を混ぜると発光を観察することができますが、温度の違いで光の色や輝き方が変化します。

実験室を暗くすると、一斉に驚きの喚声が起こりました。実験を通して酵素の最適温度や失活する様子を確認することができたようです。

実験後のレポートには、さまざまなコメントが寄せられました。例えば、「0℃、20℃、40℃の温度にしたとき、それぞれの試験管がメロン、レモン、オレンジのような色に見えてとてもきれいだった」、「ホタルの光を見たことがなかったので嬉しかった」、「生物発光に興味を持ったので改めて調べてみたいと思った」、「とても幻想的で感動した」、「生息数が減少しつつあるホタルを次世代に残すため、私たちが環境の保全に取り組まなければならないことを実感させられた」、「癒されました、また実験をしたいと思いました」、「実験してこそはっきり内容が理解できるので、もっと実験をしたい」など肯定的な意見が見られました。

こうした身のまわりの自然の美しさを文学や芸術と同様に鑑賞できるようになったり、あるいは科学的な自然観を身に付けることができるようになったりすることも理科の勉強のおもしろさの一つだと感じていただけると幸いです。

 
 
 2015年05月26日
 
 
 

図書館にて座談会「数学は変だ~数式を使わずに数学を語る~」を実施しました。ゲストに数学科の松林先生をお招きし、参加生徒15名から出された質問にこたえながら、数学を学ぶ意味や楽しさ、日々の学習に大切なこと、数学関連のお薦め本についてお話していただきました。当日の司会、記録などの運営は図書委員が担当し、会場を盛り上げまとめました。

 
 
 2015年05月25日
 
 
 

3年生SR科・生物選択で、脱水素酵素の働きの実験をしました。 この実験は、好気呼吸のクエン酸回路における脱水素酵素(コハク酸脱水素酵素)の働きや性質をメチレンブルーの色の変化を見ることによって調べるものです。



実験の様子(画像の上にカーソルを置くと説明文が出ます)
 
 
 2015年05月13日
 
 
 

5月13日(水)6時間目に生徒会役員選挙と立会演説会が行われました。

生徒会長・副会長・書記長・監査委員・書記・会計・専門委員の立候補者がそれぞれ全校生徒の前で挨拶をしました。立候補者の中には分かりやすく雄弁に演説を行う生徒も見られ、その頼もしい姿に南陽高校の明るい未来を期待することができました。

生徒会長に決まった近本雄悠人君の公約には「ボランティア活動の推進」と「意見交換会の開催」が掲げられていました。早朝から南陽高校周辺の清掃活動などを実施している生徒会ですが、今年度も継続してボランティア活動を推進していきたいという決意が述べられていました。もう一方の意見交換会の趣旨は「少しずつ南陽高校の校風・学校文化が変わってきている現在、代表生徒の意見だけでなく、意見交換会を通じて多くの生徒の声が反映されるように努力をしていきたい」というものでした。

 
 
 2015年05月12日
 
 
 

 1年生の生物基礎の授業で、ミクロの世界を観察しました。まずは学校近辺で先生が採ってきた原核生物をみんなで観察。そのあとは、顕微鏡で見ているものの長さを測る方法を学び、シャーペンの芯の直径など、各自気になるもののサイズを測りました。


(画像の上にカーソルを置くと説明文が出ます)

 
 
 2015年04月30日
 
 
 

 サイエンスリサーチ科2年生の2クラスが、4月30日と5月1日に福寿園CHA研究センターを訪問しました。事前学習として、家庭科の授業で「茶の科学と文化」について学習し、茶道の心得を学びました。 実習当日は、CHA研究センターの持つ意味の深さ〈Culture(文化)・Health(健康)・Amenity(快適)〉に驚いた後、掛け軸や生け花に込められた意味を感じ、礼の仕方やお茶の点て方を学びました。さらに、研究所内の見学や、お茶の成分のはたらきなどを学び、茶摘みも体験しました。

 
 
 2015年04月27日
 
 
 

 4月27日(月)に、京都府立大学大学院生命環境科学研究科共同研究員の木村祐子先生にお越しいただき、3年生を対象に3年生応援食 ~バランスの良い食事で体調を整え、受験期を乗り切ろう~をテーマに講演していただきました。 3年生の受験期、特に追い込みの時期になると、夜遅くまで学習をすることも多くなります。そこで、朝食の大切さや捕食の選び方、試合・受験前の食事についてお話いただきました。また、生徒が捕食でよく食べている4種類のパンから好きなパンを選んで貰い、カロリー表示だけでなく、脂質に注目するように解説していただきました。


 〔生徒の感想〕
・3年生応援食ということで、どんな話を聞かせてもらえるのだろうと、興味を持ちながらの今回の講義でした。受験生は夜遅くまで勉強したり塾に通ったり等、普段行っている食生活が崩れ、体調までも悪くなってしまうと聞いたことがあります。そんなバランスを崩さないためにも朝食が重要であることや、脂質の少ないものを食べたほうがいいこと、色んなことを学ぶことができました。家族にも学んだことを話し手伝ってもらいながら、3年生での受験期を乗り越えていきたいです。

・常に万全の体制であることを目標にした毎日の食事習慣は今の私たちの受験期だけでなく、その後も一生よく過ごせるように考えられた発表だと感じました。特にこれからの夏にかけて起こる夏バテについての対策も今回の講演で知ることができました。私たちが何気なく食べているものの中には思わぬ落とし穴があったりしたのが驚きでした。パン4種についてもよく朝飯の代わりに食べるので身近に感じられてよかったと思いました。勉強だけでなく食生活にも気をつけていくことの大切さを知ることができました。

・果物はよく夜に食べますが、朝食べるのが一番いいということ、普段あまり意識してこなかった塩分濃度の調整法やその大切さ、あと糖分にも取る時間帯が種類によって違うのだということを初めて知りました。果糖は食べた後、運動しなければすぐ脂肪になったり、受験本番にどのような捕食を持っていくかということを学ぶことができて大変自分のためになりました。

・今日は食事について様々なことを知ることができてよかったと思う。どういうタイミングでどのようなものを取るのがいいか、あるいはどのような栄養素が必要で、どの食材からそれらが得られるのか、ということを詳しく教えて頂いて、これから一年間、さらにはこれから先も使っていける知識を学べたと思う。今日得たことを余すことなく使っていきたい。

・パンの選び方がとても印象に残りました。いつもカロリー表示だけ見て脂質の量には注目したことがなかったので、同じパンはパンでも含まれる脂質の差がすごいことにびっくりしました。これから選ぶ時は気を付けたいです。食べてから吸収するまでに時間がかかるので、勉強するときにも2時間前には朝食を食べることを心掛けないといけないことはとても勉強になりました。

 
 
 2015年04月23日
 
 
 

 南陽高校には、運動系、文化系合わせて23の部活動と新聞、放送の2つの局があります。部局に加入する生徒は毎年増加し、今年度の加入率は全体の80.6%に達しました。
 4月23日(木)、全部局員が体育館に集結して、南陽高校における部活動の意義を確認する「部局員アッセンブリ」が行われました。小川雅史校長からは、部活動への熱いエールが送られました。
 「部局員アッセンブリ」では毎年、代表生徒による講話が行われます。今年度、講師を務めた西本賢良君(陸上競技部)は全部局員に向けて、「部活動は、学習と両輪です。どちらもおろそかにしては成り立たないと考え、活動することを大事にしています。」と語りかけました。インターハイを目指して日々、努力を重ねる彼の力強い語りに、部局員も真剣に聴き入っていました。

 
 
 2015年04月21日
 
 
 

 4月21日(火)に、大阪府立大学名誉教授であり、けいはんな文化学術協会理事長である高橋克忠先生にお越しいただき、サイエンスリサーチ科1年生に向けて、第1回サイエンス講座を実施しました。高橋先生は、本校のサイエンスアドバイザーでもあります。  サイエンスリサーチ科の"サイエンス"とは、"自然科学"という意味と"人文科学""社会科学"という意味を含んでいます。南陽高校のサイエンスリサーチ科のみんなには、幅広い見識を持ち、風評等に流されることなく「自ら考えて行動する」人になってほしいとエールを送られました。


 〔生徒の感想〕
・高橋先生の物の見方や考え方を学んで、一つのことを見るだけでも様々な視点を持つということが大切なんだと感じました。風評に流されてしまうのも、偏った情報ばかり取り入れてしまっているからなのではないかと思いました。いろいろな情報を取り入れることができれば、自然と自分で考えることができるようになると思います。私ももっと自分から積極的に考えることをしようと思います。先生の専門だと言っておられた、「生物物理化学」という分野があることを初めて知って、面白そうだと思ったので、少し内容を調べてみたいです。

・「風評に流されてしまっている」というお話が印象に残りました。「みんながこう言っているからこうだ」と思うのではなく、自分の考えをしっかり持っていきたいと思います。

・以前にNHKで放送していた次世代のリーダーを育成するための大学院のドキュメンタリー番組について、講義を聴きながら思い出しました。専門家ではないリーダーに必要なものは多角的視点だというものでした。今回のお話を聞いて、今の社会は自分の意見にしがみつくことなく、広い視野で物事を見聞きし、思考できる人間を欲しているのだなと思いました。

・私は自己判断するのが遅く、風評に流されやすいので、もっと自分の意見を持とうと思いました。1つの分野だけでなく、様々な分野から総合的に実行できるような人になろうと思いました。

・自分で考えることは、とても大切なことだと思った。遺伝子操作で作られた食物は、世界中に300種類以上あるが、日本ではそれらの1つも製造、販売されていないことを知って驚いた。検査により安全は確認されているのに、なぜ日本にはないのか考えることができた。

・科学というものは社会の中にあるもので、サイエンスと呼ばれているから自然だけと言う訳ではない。食料のことや人口、将来についてお話を聴いて、やはりこの分野をやっていくのに社会の知識も必要になると改めて思わされました。

・文系なのに普通科ではなくサイエンスリサーチ科を選んだことに今更ながら「これでよかったのか」と迷いが自分の中で生じていたので、高橋先生の講義を受けることができ、よかったと感じています。

 
 
 2015年04月20日
 
 
 

 10月17日(土)は、南陽高校オープンキャンパスです。従来の学校説明会をリニューアル。中学生や保護者の方々、中学校の先生方に南陽高校を大開放します!
 オープンキャンパスの企画・主催・運営は生徒会!!写真は「どんな企画にしようか」と話し合っている生徒会本部役員さん。ワクワクすてきなオープンキャンパスになりそうです。

 
 
 2015年04月18日
 
 
 

 4月18日(土)、3年生の土曜学習会がスタートしました。
 最高学年となり、土曜学習会に臨む姿勢も真剣そのものです。1・2年生の土曜学習会は来週25日がスタート。先輩に続いてがんばります。

 
 
 2015年04月17日
 
 
 

 1年生の化学基礎の授業の中で、1回目の実験「混合物の分離」を行いました。 ペーパークロマトグラフィをしたり、チョークの粉が混じってしまった硫酸銅水溶液からチョークの粉を取り出したり、ワインの蒸留を行ってエタノールを分離しました。 実験では、特に注意すべき点として、リービッヒ冷却器の水の流す方向など、間違った例を示しながら、「何が問題なのか」を考察しました。
 生徒は、興味津々に授業を受けていました。

 
 
 2015年04月17日
 
 
 

 4月17日(金)、留学に興味のある生徒約60人が集まり、留学説明会が実施されました。説明会のメインは、留学経験者3名によるプレゼンテーション。留学先は、スコットランド、カナダ、オーストラリア。それぞれの国での異文化びっくり話やホストファミリー達との心温まるエピソードなどを生き生きと語る経験者の姿に、みんな大いに刺激を受けたようです。
 今回プレゼンしてくれた3名は、留学をきっかけに「世界」のとらえ方が大きく変わり、自分自身が一回り大きくなったと言います。世界に挑む南陽高校生が、後につづいてくれることを期待しています。

 
 
 2015年04月16日
 
 
 

 1年生が入学し、各部活動も本格的に始まりました。今年度の部活加入率は80.4%。
部活に、勉強に、行事にと生き生きとがんばる南陽高校生の春が始まりました。
写真は、部活動の勧誘に活躍してくれた掲示版。
右端にいるのは、南陽高校のマスコット『NANYO BEAR』です。『NANYO BEAR』は何を隠そう、南陽高校の校章を口もと(鼻もと?!)にあしらい、「南陽ブルー」に身を包んだクマのキャラクターです。


こちらは生徒会の役員さんが作ってくれた、実物『NANYO BEAR』です。
新入部員同様、『NANYO BEAR』もこれから活躍しそうです。