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 2022年11月13日
 
 
 

11月12日(土) に奈良県立奈良高等学校で開催された、けいはんなサイエンスフェスティバルに自然科学部のメンバーが参加し、午前中にアイデアソン、午後にポスター発表を行いました。「アイデアソン」とは "アイデア"と"マラソン"を組み合わせた造語であり、 新しいアイデアを生み出す手法で主にIT分野で活用される技術です。

与えられたテーマは「リアルで表情豊かな3Dアバターの構築・再生技術REXR」です。情報通信研究機構の研究員の方に10分間講義を受け、その後アイデアを出し合うスタイルでした。

まず「Yes」「No」で答えられる「Closed Question(CQ)」と、それでは答えられない「Open Question(OQ)」の2種類の質問形態を学び、深い質問になるように質問内容を何度も練ります。その後、研究員の先生に質問し返答をいただく構成で、部員たちにはとても充実した時間となりました。

「3Dアバターが自分に酷似しすぎると、逆に他人になりすましをされた時に危険性が高いのでは?」等の信頼性に対する質問や、「3Dアバターにより会議に出なくてもよくなり、人の価値観に変化が生じるのでは?」等の質問が出ました。研究者の方も、その的を射た質問に驚きを隠せない様子で「私も一緒に議論に参加したいと感じたくらい良い質問ですね。」と言っていただきました。