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<①進路決定の時期>

志望大学・学部を決定したのは2年の秋です。勉強する分野を自由に決められること、自分と異なる面白い発想をする人に出会えることが決め手でした。

<②学習時間や内容>

具体的な希望進路が決まるまで、勉強はほとんど学校の授業だけで済ませていましたが、この期間で共通テストに必要な基礎学力が身につきました。受験勉強は2年の3月から始めました。私の志望学部は共通テストより圧倒的に二次試験の配点が高かったので、共通テスト対策は学校の授業を中心に行い、家では1週間ごとに計画を立てて二次試験の過去問を勉強しました。自分の解答の添削は授業を受け持つ先生に、とくに英作文の添削は、迅速さから直接AETに頼みました。

<③使用した参考書>

共通テスト対策→授業プリント、教科書、学校購入の問題集、共テ模試の過去問

二次試験対策→単語帳、実際の過去問、京大模試の過去問

<④悩んだこと、後輩へのアドバイス>

勉強するほど入試への不安が増していきました。この不安を拭いきれないまま迎えた二次試験当日、精神から来る体調不良に陥った状態で試験を受けました。つきまとう不安と上手に付き合う精神力と、どんな想定外の事態が起こっても合格をつかみ取れるほどの余裕を持った学力をつけておくことが必要だと言えます。

ある教科の成績を良くしたいなら、その教科を好きになることが一番の近道だと思います。学校の成績は主に定期試験で決まる以上、勉強の楽しさには限界がありますが、本来学問とは楽しいもので、深掘りをすれば興味深いことばかり。知らないことを知る楽しみを享受できたなら、おのずと勉強に対する苦手意識は減っていきます。私の場合、数学がそうでした。中学の頃は模試で平均点を下回っていた数学が高校では共通テストでも二次試験でも足を引っ張らない程度に得点でき、今では好きな科目の一つです。