生徒一人ひとりが持つ未知の可能性や主体性を存分に開花させるため、南陽高校・附属中学校では「部活動」「国際交流」「ボランティア」「コンテスト」を、『4つの奨励』として学校全体で応援しています。
夏期(4月~10月) 完全下校 19:00
冬期(11月~3月) 完全下校 18:30
南陽では海外からやってくる中学・高校生を受け入れています。国内にいながらにして異文化に触れ、見識と世界が広がるチャンスがたくさんあります。また、ホームステイも積極的に受け入れており、ご家庭でも交流の機会を持つことができます。
STEMとは、Science Technology Engineering Mathematics の頭文字から名付けられ、科学、技術、工学、数学といった理系に特化した教育プログラムです。南陽では平成28年度からオーストラリア連邦クイーンズランド州教育省と連携し、このプログラムの留学生の受け入れを行っています。学校での交流だけでなく、京都滞在中は本校生徒の家庭でホームステイも実施しています。
南陽は平成28年度より文部科学省からスーパーグローバルハイスクールアソシエイト校として指定を受けています。生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身につけ、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ります。
平成29年11月、山城青年会議所と南陽高校生徒会から木津川市へ地域創生について提言を行いました。
これをきっかけにして1月に、地域のきずなを深めることを目的とした火祭り「兜台とんど焼き」の企画・運営に、本校の生徒17名がボランティアとして参加しました。参加者に楽しんでいただけるよう、おみくじ引きや絵馬書きを企画・実施いたしました。このような活動から、世代や地域を越えた新たなつながりを南陽高校から生み出していきたいと考えています。
国際ゼミでは「難民問題について私たちにできること」を研究テーマに取り組んでいます。
文化祭における募金活動やユニクロの衣料品による現地への支援、高校内でのワークショップ経営等、多岐にわたり、一人一人が年齢や社会的立場を問わずにできることを実践してきました。
また3月には、草内小学校の5年生を対象にワークショップを行い、「難民にないもの」「難民にはあって私たちにはないもの」「難民にも私たちにもあるもの」を考えることを通して、国際的な問題の解決方法を自らの力で考えることができるようファシリテートしました。この活動は同じ問題意識をもった後輩たちへもつながっています。
木津川市商工会議所青年部・加茂支部の皆さんとともに、平成30年10月27日(土)・28日(日)に恭仁京跡で開催されるかもまつりで模擬店を出店します。出店企画・運営に至るまですべて南陽生が担当しています。
南陽には様々な活動に自ら手を挙げて主体的に活動するボランティア集団「N-CAP」があります。部活動でも生徒会でもないという位置づけで、メンバーはそれぞれ自分のペースで、楽しみながら活動しています。学校説明会スタッフ、学習支援ボランティア、地域の催事への企画・運営からの参加をはじめ、活動は学校の外へと広がっています。
オリンピック・パラリンピック讃歌~京都府高校生短歌コンクールで、全3762首から選ばれた作品が表彰されました。宮村さんは2年連続での優秀賞受賞でした。
今回の募集のテーマは、スポーツということでしたが、私自身はスポーツをしません。そこで、観る人の焦りや歯がゆさを表現することで、支えてくれる人のいない選手の孤独や不安を表現できるのではないかと思い、この短歌を作りました。短歌をコンクールに出すということは、他人の評価にさらされるということであり、それに不安を感じることもあります。ですが、短歌を作るということは自主的にはあまりしないことなので、こういった機会を与えていただくことはとても貴重だと思います。これからも挑戦していこうと思います。