Loading…

 私は1,2年生の頃、部活に力を注ぐ生活を送っていました。通学は往復3時間を要し、家庭学習の時間はあまりとれませんでした。その中で大切にしたことは「スキマ時間の活用」です。電車では、単語帳を欠かさず見ていました。

 部活を引退し、本格的に受験勉強を始める前にまずしたことは、第一志望校の試験配点の研究、それを元に作戦を立てたことです。私の場合、センター試験での日本史の得点が2倍になり、これがカギになるということが分かりました。しかし、その頃の日本史の定期テストでは毎回平均前後。決して得意な教科ではありませんでした。そこで全時代を復習する必要があると思い、一からノートをまとめ直し、それを覚えこみ、繰り返し見ることで定着させました。一方同時に進めていた国語には苦戦しました。「きっと上がる」と信じ取り組みましたが、点数は伸びず、模試を受けるたびに不安と焦りに襲われました。そうして12月。ここで私は伸び悩みにこだわらず、他の伸ばせる教科に力を注ぐことに決めました。結果、センター試験では、日本史などの伸びた教科が伸ばしきれなかった教科をカバーし、ボーダーラインにのせることができました。受験勉強が上手くいかないとき、限られた時間の中でどの教科・単元に力を入れると一番伸びるかを考えることも大切だと思います。

 私は塾には行かず、受験を乗り越えました。そこで何を軸にし進めていったのか、それは、自己マネジメントです。ただ漠然と取り組むのではなく、自分で長期的な計画から1日ごとの計画まで細かく立て、それに則って進め、日々反省し、それを反映しながら取り組みました。もちろん一人では受験に勝つことはできません。行き詰まった時は先生方に相談し、二次試験対策の解説・添削など沢山お世話になりました。皆さんも先生方を大いに頼り、希望の進路に向かって頑張って下さい。そして合格を掴み取って下さい!応援しています。