7月30日(月)から8月1日(水)の3日間、1年生のサイエンスリサーチ科18人が京都大学舞鶴水産実験所で実施された舞鶴臨海実習に参加しました。
実習船「緑洋丸」に乗船し、4班に分かれ10m・20m・30m・60mの4地点の水質調査、桁網調査を行いました。とても暑く、非常に体力のいる作業でした。また、帰宿後はパワーポイントの作り方、ポスターの作り方の講義を受講しました。
1日目に採集した生物の分別、種の同定、種ごとの計数を行いました。非常に根気のいる作業で、図鑑などを調べながら種の同定を進めていきました。また、採集した魚を解剖し、胃の内容物を調べました。最後に、鈴木先生による講義「海洋生物や海洋環境の研究について」を受講しました。夕食後、各班ごとに「海洋環境と生物の多様性・個体数との関係」「胃内容物調査から推定できるその生物の生態的特徴」といったテーマに沿って、得られたデータから考察を行い、考察の結果をパワーポイントにまとめる作業を行いました。
午前中は昨日に引き続き発表資料作りを進め、午後は各班がパワーポイントでの発表を行いました。その後、鈴木先生の研究の紹介をしていただき、最後に魚類標本室や飼育棟の見学を行って、無事南陽高校に帰校しました。
最後になりましたが、今回の実習にあたっては、京都大学舞鶴水産実験所の甲斐先生、鈴木先生、澤田先生、大学院生の方々をはじめ多くの方々のご協力を頂きました。本当にありがとうございました。