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2019/06/20
 
 

 6月16日(日)に京都大学において令和元年度第1回京都サイエンスフェスタが開催されました。京都サイエンスフェスタとは、スーパーサイエンスネットワーク京都校の府立高校9校の生徒たちが、これまで取り組んできた研究の成果を披露する発表会です。桃山高校はグローバルサイエンス部が4題の研究発表を行い、2つの発表で奨励賞を受賞することができました。奨励賞の受賞は今年で6年連続であり、全体で3つの発表にしか与えられない奨励賞を2つも受賞できたことは生徒たちにとって大きな励みになりました。

 また、今年も自然科学科1年生の全員がフェスタを見学しました。生徒は積極的に質疑応答を行い、発表を大いに盛り上げてくれました。研究やサイエンスに対して興味・関心が高まり、とても充実したフェスタになりました。

 

グローバルサイエンス部 発表タイトル

地学分野「雲の天気予報 ~暴れ巻雲とは~」 奨励賞受賞

物理分野「活断層周辺での放射線量について」 奨励賞受賞

化学分野「鉛蓄電池再考」

生物分野「プラナリアの多眼形成について」

 
 
2019/06/12
 
 

 5月25日(土),6月8日(土)に自然科学科1年生を対象に、SSH講座「地球の歴史を化石から探る」を実施しました。講師は京都教育大学教授 田中里志 先生です。

 この講座では、巨椋池に堆積した粘土層から珪藻化石を抽出し観察することで、過去の巨椋池の古環境を探りました。最初、地学教室で先生の説明の後、プレパラートの作成をし、生物実験室に移動して顕微鏡観察をしました。本講座はクラスに在籍しているグローバルサイエンス部員が事前に京都教育大学で講習を受け、当日の講座で実習などをサポートする形式で実施しました。このように生徒が主体的に講座を進める桃山方式が本講座の大きな特徴となっています。

 
 
2019/06/03
 
 

 5月27日(月)に普通科2年文系の6,7組、5月28日(火)に普通科2年理系の1,2組、5月31日(金)に普通科2年理系の3,4,5組を対象に、普通科GS課題研究の1stステージ発表会を視聴覚室で実施しました。

 普通科GS課題研究の1stステージは全員同一テーマでミニ課題研究に取り組み、研究の進め方を学びます。本年度も昨年度と同様にペーパードロップを実施しました。ペーパードロップとは、画用紙を2mの高さからなるべくゆっくりと正確に落とす方法を研究するというものです。これは災害のときに物資を目標地点にゆっくり正確に落とすということをイメージした研究です。生徒はとてもユニークな発想で、試行錯誤しながら、結果を科学的にまとめました。

 発表会はポスターセッション形式で実施し、あちこちで発表に対する拍手がおこるなど大いに盛り上がりました。生徒達は他の班の自分達にない発想を知ることで、大いに学び、成長したことと思います。

 1stステージ終了後は、いよいよ希望のテーマで研究に取り組む2ndステージに入ります。約半年間の探究活動後、成果発表会を行う予定です。普通科GS課題研究のテーマは理数系分野だけでなく、語学,社会科学,芸術,スポーツ科学など様々な分野を対象にしています。どんな研究成果が得られるか楽しみです。

 
 
2019/05/21
 
 

5月17日(金)に自然科学科3年生による英語ポスター発表会を本校視聴覚室で実施しました。本取組はSSH事業の中核である探究活動の集大成です。2年生時に行ったGS課題研究の内容を英語ポスターにまとめ、GSサイエンス英語Ⅱの授業で発表しました。生徒達は自分たちの研究を英語で説明することに苦労していましたが、原稿に頼るのではなく自分の言葉として英語を話すのはとても楽しそうでした。本発表会には京都府立高校のALTの先生方や、大学の先生にも参加していただきました。ネイティブスピーカーや専門家の方々と英語で質疑応答を行い、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。

 
 
2019/05/08
 
 

 自然科学科の1年生を対象に、1泊2日(4月23~24日)のスーパー・サイエンス・キャンプを実施しました。

 入学間もないため緊張気味であった生徒達も今回の宿泊研修を通して一気に親睦を深めることができました。

 1日目の午前は「兵庫県立人と自然の博物館」を訪れ、河川環境についての講義を受けた後、館内見学を行いました。また、午後から「西はりま天文台」を訪れ、星に関する講義を受けた後、世界最大の公開望遠鏡「なゆた」を見学しました。残念ながら天候に恵まれず、星を観察することはできませんでしたが、巨大な望遠鏡を動かしながらの詳細な説明や3Dプロジェクターによる宇宙の解説など、とても思い出に残る体験となりました。2日目は「公益財団法人高輝度光科学研究センター」を訪問し、日本が世界に誇る大型放射光施設であるSPring-8とSACLAを見学しました。解説して頂いた内容はやや難しかったですが、3年生の高校理科で習う内容であり、良い先取り学習になったと思います。また、研究員の方が研究施設に勤めるまでの経歴を紹介していただき、キャリア学習の面でも大変参考になりました。

 本キャンプで自然科学(サイエンス)を俯瞰的かつ融合的に捉えるための態度や姿勢を学ぶことができ、大変意義深い取組となりました。

 
 
2019/03/01
 
 

2月5日(火)に「伏見の水」の取り組みを実施しました。

桃山高校SSHでは「水と環境」を1つのテーマとしてきました。この企画では、その一環として、伏見の水をテーマにしました。伏見の水は特に酒造りに欠かせないものです。そこで、伏見の水の特徴と良さ、伏見の酒造りの方法や清酒の特質について学習しました。昨年までは希望者のみの取り組みでしたが、今年度は授業での取り組みとしました。

対 象 2年普通科理系 生物選択生徒 (X3講座32名,Y3講座33名 計65名)

場 所   桃山高校生物講義室

日 時  2月5日(火) X3講座  5限 (13:30~14:20) Y3講座 3限 (10:30~11:20)

講 師  キンシ正宗製造部長 田 中  明  先生

まずは、講師の先生の講演で「京の水と酒の文化」というテーマで京都のわき水についてのお話とそれを用いた酒造りのお話をしていただきました。お話の中で、麹や麦芽の試食をしたり、酒米と普通米を水に入れて、吸水の様子を見比べたりしました。
講演の後、きき水をしました。きき水では、伏見のわき水と超硬水(市販のもの)、市販されている軟水の飲み比べをしました。水の味の違いに生徒は驚いていました。

 
 
2019/02/11
 
 

 2月8日(金)に普通科2年生GS課題研究の代表班発表会を京都府総合教育センターで実施しました。GS課題研究は桃山高校のスーパーサイエンスハイスクール事業において中核となる授業です。普通科7クラス274名の生徒と延べ28名の教員がテーマ毎に分かれ、1年近くかけて毎週2時間のグループ研究を行いました。1月の講座別発表会では全班がパワーポイントで口頭発表を行いました。さらに各講座から選ばれた代表8班が今回大舞台で発表しました。代表班の発表内容は化学、生物、物理、家庭科と多岐にわたり、いずれも素晴らしい発表でした。1年間に及ぶグループ研究では上手くいかないこともたくさんあったと思いますが、全員が最後まで粘り強くやり遂げてくれました。このGS課題研究で身につけた主体性と探究力を活かして、今後の希望進路実現につなげてほしいと思います。

 
 
2019/02/08
 
 

2月6日(水)に普通科1年生のGS BASIC代表班発表会を京都府総合教育センター講堂棟で実施しました。GS BASICはGS課題研究(2年生で実施)の基礎を学ぶ探究型授業です。生徒たちはこの1年間、理科・情報・英語の基礎を学び、科学的な視点のプレゼンテーションを作成して英語で発表する取組を行いました。クラスごとに発表会が開かれ、代表に選ばれた1組から7組までの計7チームが今日の代表班発表会で発表を行いました。どの班もチームワークがすばらしく、工夫に富んだ素晴らしい発表でした。教員や、ALTの先生方だけでなく生徒全員が審査を行い、優秀3班が表彰されました。GS BASICで学んだ内容を活かして、2年生のGS課題研究でも主体的に取り組み、課題について深く探究してくれることを期待しています。

 
 
2019/02/05
 
 

 2月2日(土)に自然科学科1年生のGSベーシック発表会を本校視聴覚室で実施しました。GSベーシックはGS課題研究(2年生で実施)の基礎を学ぶ探究型授業です。生徒たちはこの1年間、理科・数学・情報・英語の基礎を学び、科学的な内容のプレゼンテーションを作成して英語で発表する取組を行いました。10月から生徒は班ごとに下記の実験テーマから1つ選び、短期間の課題研究を行いました。その後、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを作成し、発表内容をすべて英訳しました。また、英会話学校からネイティブの先生方に来ていただき、発音やプレゼンテーション方法を指導していただきました。今回の発表会では自然科学科の全員が英語で発表し、質疑応答するなど、生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。発表内容も班ごとに様々な工夫が加わっており、とても発想豊かでした。GSベーシックで学んだ内容を活かして、2年生のGS課題研究が素晴らしい内容になることを期待しています。

1 Paper Drop  ペーパードロップ

 被災地等で救援物資を「安全」に「正確」に投下することをモチーフに、A3用紙をどのようにすればゆっくりと正確に落下させることができるかをペーパーシミュレーションで調べた。

2 Solutions 溶液

 融点や沸点など、水溶液と純水の科学的な性質の違いを調べた。

3 Molisch's Death-Ring モーリッシュの死環

 樹木の葉に線香の火を押し当てるとできる茶色く変色した環状の模様(モーリッシュの死環)を調べた。

4 Crater 月のクレーター

 泥のボールを砂の入ったバットに高いところから落としてどのような跡が出来るかを調べた。

5 Fermi estimate フェルミ推定

 フェルミ推定とは実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に推論し、短時間で概算することを言う。例えば、地球上のアリの数や、新幹線に今乗っている乗客数などを推定した。

 
 
2019/02/01

平成30年度 普通科GS課題研究発表会

 新春の候 保護者の皆様にはますます御清祥のこととお喜び申し上げます。平素は本校の教育に御理解と御協力をいたたき、厚くお礼申し上げます。

 さて、平成30年度SSHの取組の一つとして「普通科GS課題研究発表会」を下記のとおり実施いたします。本発表会は公開行事となっております。保護者の皆様に是非お越しいただき、生徒達が活き活きと発表する様子を御覧いただければ幸いです。

 

1 目的   ・GS課題研究で行った探究活動の内容を発表することで成果を共有し、プレゼンテーション能力を育成する。

       ・優れたグループの課題研究発表を聞くことで、科学的に探究する能力と態度を育て、創造的な思考力を養う。

 

2 内容 GS課題研究の授業でグループによる探究活動を1年間実施し、全グループが口頭発表を行った。本発表会では各講座の代表班が口頭発表を行う。

※ 代表班選考は1/30(水)の予定です。代表班の選考結果はお子様を通じて御確認ください。

 

3 日時 平成31年2月8日(金)14:30~16:20

 

4 場所 京都府総合教育センター 講堂棟 

京都府京都市伏見区桃山毛利長門西町(桃山高校西隣 裏面地図を参照ください)

※ 駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関を利用してお越しください。

 

5 当日スケジュール(予定)

14:30~14:35 開会行事(諸連絡)

14:35~15:19 口頭発表(前半11分(発表7分+質疑応答3分+入替1分)✕4班)

15:20~15:30 休憩(10分)

15:30~16:03 口頭発表(後半11分(発表7分+質疑応答3分+入替1分)✕3班)

16:03~16:10 評価シート回収、アンケート

16:10~16:20 閉会行事(奨励賞発表、表彰式)

 

6 その他

(1)発表会に御来場いただく際、事前にお申し込みいただく必要はございません。御来場時に講堂棟入口にて受付手続きをお願いいたします。

(2)京都府総合教育センターでは当日教育相談が行われており、入退場できる時間が制限されております。恐れ入りますが、京都府総合教育センターへの入退場は14:15~14:45、15:15~15:45、16:15~16:45の間でお願いいたします。また、教育センターの敷地内ではお静かに移動していただくよう、御協力をお願いいたします。

(3)京都府総合教育センターの講堂棟内は飲食厳禁となっております。お手数ですが、水分補給等は講堂棟の外でお取りいただくようお願いいたします。

(4)写真・ビデオ等の撮影は発表者及びご覧いただく方の妨げにならないようにお願いします。また、撮影されたものにつきましてはSNS等への投稿は御遠慮ください。

(5)その他質問等ございましたら下記SSH担当まで御連絡ください。

桃山高校 075-601-8387(SSH担当 松井紀夫)

 
 
 

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