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2023/02/10
 
 

2月9日(木)に普通科2年生GS探究の代表班発表会を呉竹文化センターで実施しました。GS探究は桃山高校のスーパーサイエンスハイスクール事業において中核となる授業です。普通科7クラス270名の生徒と30名近い教員がテーマ毎に分かれ、1年近くかけて毎週2時間のグループ研究(課題研究)を行いました。1月の講座別発表会では全班がパワーポイントで口頭発表を行いました。さらに各講座から選ばれた代表7班が今回の大舞台で発表しました。代表班の発表内容は様々な分野で多岐にわたり、いずれも素晴らしい発表でした。今後、生徒達は課題研究の内容を個人で研究論文にまとめます。1年間に及ぶグループ研究では上手くいかないこともたくさんあったと思いますが、全員が最後まで粘り強くやり遂げてくれました。このGS探究で身につけた主体性と探究力を活かして、今後の希望進路実現につなげてほしいと思います。

 今年度の代表班の発表タイトルは下記の通りです。

 発表1 それって食べれるの?

 発表2 竹害を減らそう

 発表3 超Chillな教室創り

 発表4 人に好かれる目

 発表5 日本と海外の映画ポスターの違い

 発表6 ノンバーバルと嘘の関係性

 発表7 しつけ×学力=?

 

 
 
2023/02/10
 
 

1月28日(土)に自然科学科2年生がGS探究の授業で取り組んだ成果を発表する「令和4年度自然科学科SSH課題研究発表会」を呉竹文化センターで実施しました。

 GS探究は桃山高校のスーパーサイエンスハイスクール事業において中核となる探究型授業です。生徒は自分達で研究テーマを設定し、先生方と共に1年かけて探究活動を行いました。

 近年、このSSH課題研究発表会で奨励賞を受賞した研究が、SSHの全国大会であるSSH生徒研究発表会で素晴らしい発表を行っています。今年度も本発表会から大きく飛躍する研究が現れることを期待しています。

 今回の発表会では、生徒は18班に分かれてパワーポイントによる口頭発表を行いました。いずれの発表も生徒達の一生懸命さが伝わる素晴らしい発表でした。また、発表会の最後に、SSHの先進校である高知県立高知小津高校より、オンラインでの研究発表をしていただきました。

 発表会には自然科学科の1年生も参加し、活発な質疑応答を行いました。先輩達の発表を目の当たりにすることで、来年度のGS探究に向けた気持ちが大いに高まったと思います。今後、生徒達は課題研究の内容を全員が研究論文にまとめます。高校生時代に熱心に取り組んだ研究論文は一生の宝物になるでしょう。

 

今年度の発表タイトルと奨励賞は下記の通りです。

1 納豆菌は本当に強いのか

2 古来の天気予報

3 若者が惹きつけられる音楽

4 放射線で大文字山を探る【奨励賞】

5 根粒菌による窒素固定の働きを可視化する実験の改良【奨励賞】

6 マスコットキャラクターを作ろう

7 シャボン液の濃度と膜の厚さの関係

8 ボウリングでストライクを取る条件

9 Let's play tennis with Magnus~回転がボールに及ぼす影響~

10 「はえちゅ~る」を作る

11 反発係数の法則性

12 分子の大きさと凝固点降下の関係を調べる【奨励賞】

13 より安全な脱出スライドを物理の観点から追究する

14 ペルチェ素子を用いた室外機の省エネ化【奨励賞】

15 フィボナッチ数列のあまりの周期性における考察

16 メダカの色変化

17 フタホシコオロギ観察日記

18 スーパーボールの可能性【奨励賞】

招待発表(オンライン)

 高知県立 高知小津高校 フリーズドライ牛乳の溶解特性に関する研究

 
 
2022/12/27
 

 本校は平成22年度から文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール」の指定を受け、研究開発事業に取り組んでおります。つきましては、本校自然科学科2年生が取り組んできた課題研究の成果を発表する「令和4年度 SSH課題研究発表会」を下記のとおり開催いたします。多数の皆様方に御参加いただき、御指導、御助言を賜りたく御案内申し上げます。

 

1 日 時  令和5年1月28日(土) 12:00~16:00(受付11:30~)

 

2 会 場  京都市呉竹文化センター

 

       〒612-8085 京都府京都市伏見区京町南35

       近鉄・京阪「丹波橋駅」下車徒歩1分、またはJR「桃山駅」下車徒歩15

 

3 発表者  自然科学科2年生(全員)

 

4 スケジュール(予定)

 11:30~11:50  受付

 12:00~12:10  開会行事(挨拶・来賓紹介)

 12:10~13:10    口頭発表(6班)

 13:10~13:20    休憩

 13:20~14:20    口頭発表(6班)

 14:20~14:30    休憩

 14:30~15:30    口頭発表(6班)

 15:30~15:40    口頭発表(高知小津高等学校)

 15:40~16:00    閉会行事(講評)

 

5 参加申込みについて

 下記URLまたはQRコードから、令和5年1月20日(金)までにお申し込みください。

 参加料は無料です。

 URL:https://forms.gle/4U5LqyGNoBddSnrp9

R4SSHForms.png

 

 

 

 

  

6 問合せ先

  京都府立桃山高等学校  〒612-0063 京都市伏見区桃山毛利長門東町8

  TEL 075-601-8387   FAX 075-601-8388

  

7 その他

  会場には駐車場・駐輪場がございません。公共交通機関を利用してお越しください。

 
 
2022/12/19
 
 

 自然科学科1年生の宿泊研修として、12月12~13日にサイエンスイングリッシュキャンプをホテルルビノ京都堀川で実施しました。今年度も感染対策に十分留意して実施しました。

 本取組は探究活動の基礎を学ぶ授業「GS探究Ⅰ」の成果発表会です。生徒たちはGS探究Ⅰの授業の中で理科・数学・情報・英語を融合的に学び、探究活動に必要な基礎を身に付けました。9月からは班ごとに課題一覧の中からテーマを1つ選び、短期間のミニ課題研究を行いました。その後、研究結果について内容をまとめ、パワーポイントを用いたスライドをすべて英語で作成しました。迎えたサイエンスイングリッシュキャンプでは英会話学校のネイティブの先生方から発音やプレゼンテーション方法を指導していただきました。発表会は自然科学科全員が英語で発表し、ネイティブの先生からの鋭い質問にも英語で立派に応答しました。

 英語漬けの宿泊研修で生徒は大変だったと思いますが、英語で話すことに対して大きな自信を得ることができました。GS探究Ⅰで学んだ内容を活かして、2年生のGS探究Ⅱで行う課題研究が素晴らしい内容になることを期待しています。

 

○課題一覧

【課題A】目的に応じた救命ボートを設計せよ。

自分たちで都市が水害に遭ったときに人命を救助する救命ボートを設計することになった。どのような場面で活躍するボートか、それに必要な機能や形状はどのようなものか決めていこう。具体的な数値で性能を示し、モデルを作成して検証してみよう。

 

【課題B】アイスクリーマーを設計せよ。

氷と塩で冷却してアイスクリームを作る装置「アイスクリーマー」を設計しよう。使う場面や用途を定め、それに適したアイスクリーマーを作成すること。具体的な数値で性能を示し、モデルを作成して検証してみよう。

 

【課題C】葉の変色メカニズムの利用方法を提案せよ。

植物の葉は、熱を加えるとその温度や時間によって変色のしかたが変わる。これには、葉の中に含まれる酵素の熱変性が関わっている。この性質を応用して生活に役立てる方法を提案してみよう。

 

【課題D】太陽光による温度上昇を制御せよ。

太陽光による水球の温度上昇にはどのような気象条件が関わっているだろうか。その要因の変化と温度上昇の関係を調べてみよう。場面や用途を定め、太陽光による温度上昇を制御する工夫を考え、その工夫の効果を数値的に検証してみよう。

 

○コンテスト結果

 First Prize    Physics A

 Second Prize  Chemistry D

 Third Prize   Biology D

 
 
2022/12/19
 
 

 普通科1年生の宿泊研修として、サイエンスイングリッシュキャンプをホテル平安の森京都で実施しました。今年度はコロナ禍での実施であり、感染対策に十分留意して、12月12~13日に1、2、3、4組、15~16日に5、6、7組と2団に分かれて実施しました。

 本取組は探究活動の基礎を学ぶ授業「GS探究Ⅰ」の成果発表会です。生徒たちはGS探究Ⅰの授業の中で科学的な考え方・情報・英語を融合的に学び、探究活動に必要な基礎を身に付けました。10月から班ごとに身近な課題を設定し、アンケート等で検証するミニ課題研究を行い、自分達の立てた仮説をデータを用いて検証する取組を通して、科学的な考え方を学びました。その後、取り組んだ内容をまとめ、パワーポイントを用いたスライドをすべて英語で作成しました。迎えたサイエンスイングリッシュキャンプでは、英語のネイティブスピーカーである英会話学校の先生方から発音やプレゼンテーション方法を指導していただきました。発表会は普通科全員が英語で発表し、先生方からの質問にも英語で応答しました。

 英語漬けの宿泊研修で生徒は大変だったと思いますが、英語で話すことに対して大きな自信を得ることができました。GS探究Ⅰで学んだ内容を活かして、2年生のGS探究Ⅱで行う課題研究が素晴らしい内容になることを期待しています。

 

コンテスト結果

12日~13日

○西館会場

 First Prize   Group 3F "Relationship between smartphone dependence and color​" 

 Second Prize Group 1E "Labor ploblems due to aging population with a declining birthrate"

 Third Prize  Group 4D "Stop low birthrate!​ Project of love♡"

 

○東館会場

 First Prize   Group 3A "Are you ​a smartphone addict?​" 

 Second Prize Group 2G "We thought about ​our ideal wedding ! ~Why is same-sex"

 Third Prize  Group 3E "TRAIN REVOLUTION​"

 

12日~13日

○西館会場

 First Prize   Group 5F "To Enjoy School Life" 

 Second Prize Group 5B "It's too late for men to work and for women to raise children!"

 Second Prize Group 6G "For our cheaper lunch!!"

 

○東館会場

 First Prize   Group 5H "Is an Academic Background Really Necessary?"

 Second Prize Group 6D "Vending machine trash can"

 Third Prize  Group 6A "Kura Sushi 115 yen is too troublesome!!"

 
 
2022/12/12
 
 

12月11日(日)、東京大学にて2022年度課題研究活動成果発表会が開催され、グローバルサイエンス部のエネルギー班が「低風速に適した風力発電機の開発を目指して」の発表を行い、優良賞を受賞しました。これからもご声援よろしくお願いします。

 
 
2022/11/28
 
 

11/26(土)京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーへ本校自然科学科の1年生が訪問しました。

宇治川オープンラボラトリーは、さまざまな防災研究に関する実験装置を備えた、世界でも類を見ない大型実験研究施設です。ここでは、実際の災害で起こりうる場面を想定し、水害の恐ろしさを体験的に学習することができます。今回の訪問では最先端の防災研究について説明を受け、実際に災害時の状況を体験しました。30㎝ほど床上浸水するだけでドアが開けられなくなる体験や、氾濫水が流れ込む水流階段を上がることがとても大変であることを体験をしました。さらに、津波の実験装置を見学することで、災害の恐ろしさを肌で感じることができました。

 
 
2022/11/14
 
 

 11月12日(土)に令和4年度みやびサイエンスガーデンが京都工芸繊維大学で開催されました。本取組はスーパーサイエンスネットワーク京都校に指定された京都府立高校の生徒が集結して行われる大規模な取組です。

 桃山高校は自然科学科2年生の全生徒による合計18班のポスター発表を行いました。ポスターセッションは質疑応答が活発になり、大変盛り上がりました。課題研究を進める上で大いに参考になったと思います。

 令和5年1月28日(土)には桃山高校 自然科学科SSH課題研究発表会が開催されます。本番に向けてたくさんの知見を得ることができ、充実したイベントになりました。

 
 
2022/11/11
 
 

11月4日(金)、自然科学科3年生を対象にSSH事業「植物の簡易組織培養」講座を実施しました。

胡蝶蘭やシンビジウムなどのランの仲間は種子から栽培することが難しく、組織培養の手法を用いて栽培されています。組織培養とは植物の組織や種をフラスコや試験管のような容器の中の寒天培地(MS培地等)で培養し、分化させて植物の苗を育てる手法です。この組織培養の一般的な手法は、オートクレーブで加熱滅菌し、クリーンベンチや無菌箱を用いて無菌操作を行わないと、細菌やカビにやられてしまいます。この手法は手間がかかり、しかもお金のかかる手法です。

京都教育大学 名誉教授 梁川正先生の「植物の簡易組織培養」では、市販の殺菌剤(キッチンハイター等)と市販の肥料(ハイポネックス等)を混ぜた寒天培地で滅菌や無菌操作を簡易におこなうことができる手法です。実際に生徒達が体験し、シンビジウム等の組織培養した物を持ち帰りました。

 
 
2022/11/11
 
 

11月8日(火)皆既月食と天王星食の観測を行いました。

天候に恵まれ、地球の影によって徐々に欠けゆく月をじっくりと観察することができました。

その脇には小さな天王星も確認することができました。

次にこの二つの食が同時に見られるのは322年後だそうです。

気長に待ちましょう!

 
 
 

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