令和7年度(5/16現在)計51名 1年生:23名(男子8名、女子15名) 2年生:21名(男子6名、女子15名) 3年生:7人(男子6人、女子1名
洛再Links活動の企画、運営、発信、総括等
地域イベントでのワークショップ出展、大学・企業・NPO等との連携活動、その他。
洛再Links活動の企画、運営や広報を行うことで自らのスキルアップのみならず、全校生徒がボランティアや地域貢献さらに探究等の活動に気軽に取り組める環境を作る。
11月22日(土)循環フェスにて、ワークショップを出店しました。
今回のワークショップでは昨年に引き続き、巨大松ぼっくりを用いたクリスマスツリーづくりに加え、服の端切れで作ったクリスマスリースの装飾ワークショップを、洛西高校・徳島県立那賀高校・京都府立海洋高校の3校合同で実施しました。
松ぼっくりクリスマスツリーのワークショップでは、京都大学上賀茂試験地からいただいた巨大松ぼっくりと、伐採されたヒノキを材料として使用しました。洛西高校の生徒たちは、クリスマスツリーの土台となるヒノキをのこぎりで100個以上輪切りにし、汗を流しながら一生懸命取り組みました。松ぼっくりも1つひとつ丁寧に緑のスプレーで鮮やかに塗装しました。
飾りつけに使用した「シーグラス」は海洋高校の生徒たちが暑い中懸命に集めてくれたもので、キラキラと輝き、ツリーのオーナメントにぴったりでした。
クリスマスリースは那賀高校の生徒たちが準備してくれたもので、1つ作るのに1時間以上かかったそうです。服の縫い目をほどき、5cm四方に切り、折りながら土台に貼り付けるという、とても手の込んだリースで、装飾しなくても十分に美しく、温かみのある作品でした。
当日は3校合わせて20名ほどで運営しました。生徒たちは最初こそぎこちない様子でしたが、終わる頃には学校間の垣根を越えて仲良くなっていました。お客さんとの接し方、お金の受け取り、ワークショップの宣伝・呼び込みなど、運営も臨機応変に上達していく姿から、生徒たちのエネルギーと成長を感じました。
また今回は前回の反省を活かし、整理券の配布やツリーとリースのワークショップを交互に実施するなど工夫して進行しましたが、改善できる点もみつかり、とても学びの多い一日となりました。
天候にも恵まれ、多くの方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。
11月21日(金) GateLinksにて、大原野ひまわり畑の鑑賞会を行いました。
9月末に苗植え作業を行い、10月から雑草を定期的に抜いて丁寧に管理してきたひまわり畑がついに見頃を迎えました。10月末の秋頃に咲く予定だったひまわり達ですが、近年の異常気象の影響なのか、今年は背丈も低く、いつもより遅い開花となってしまいました。しかしながら、自分たちがお世話をしてきたひまわりに愛着があるのか、生徒たちは「かわいい!」と言いながらたくさん写真を撮ってくれました。
学校で育てたひまわりの苗には、1学期に1年生全員で捕獲したジャンボタニシが肥料として活用されています。夏でも秋でもなく、大原野に咲く「冬のひまわり畑」をぜひ見に来てみてくださいね!
11月16日(日) PlusLinksとしてロボット製作サポートプログラムに参加しているメンバーが、ロボット製作のプロの方にご指導していただきました。
9月からスタートしたロボットづくりでしたが、彼らが想像していた以上に組み立てや配線が難しく、作業は難航していました。そこで、このプログラムでお世話になっている一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称 Scramble)の方に本校に来ていただいて、直接高校生に指導していただく機会を設けました。専門家からの助言を受けたことで、生徒たちはこれまで曖昧だった部分を一つひとつ理解し、作業の進め方にも自信が生まれました。実際に手を動かしながら学ぶことで、ロボットの構造や仕組みをより深く理解できたようです。そして何より、生徒たちが「もっと良いものを作りたい」と前向きな姿勢になったことが、大きな成長として感じられました。
今後も1月31日(土)、2月1日(日)にあるロボット競技大会に向けて、試行錯誤を重ねながら完成を目指したいと思います。時には失敗することもあるかもしれませんが、彼らは失敗からも多くのことを学んでいきます。このような貴重な経験ができるのも、このプログラムのおかげです。改めて、この取り組みをご紹介いただきました京都知恵産業創造の森の皆さま、丁寧にご指導いただきましたScrambleの皆さま、今回は本校までわざわざ足を運んでいただきましてありがとうございました。
11月16日(日)
いつもお世話になっているBNRファームの岡田さんのもとで夏野菜の収穫を行いました。
今年の夏野菜の収穫はこの日で最終ということで、ピーマン・ナス・万願寺唐辛子・ズッキーニ・丹波黒などを高校生13名ほどでお手伝いして採りました。
11月にもかかわらず、まだたくさんの夏野菜が収穫できることに驚きました。特に万願寺唐辛子は葉の裏に隠れて採りきれないほど実っており、収穫しながら思わず歓声が上がりました。
丹波黒は、いまが黒豆になるちょうど手前の時期で、身の味も濃くとても美味しいと岡田さんから教えていただき、収穫の際には、丹波黒の苗木を根元から抜く必要があり、生徒たちは3人がかりで取り組んでいました。
「野菜特有のつやつやした色が好きです」と話す生徒もいれば、収穫したものの実が小さかったり形が悪かったりして出荷できない野菜を、少し寂しそうに見ている生徒もいました。
今回のお手伝いを通して「楽しい」だけでなく、収穫する際に、商品になるか一つひとつ丁寧に選別する細かな作業や、想像以上に力のいる作業があることを知りました。私たちが普段見るスーパーや八百屋さんで手に取る野菜が並ぶまでには、多くの手間と時間がかかっているということを実感しました。
BNRファームの皆様、いつも貴重な経験・体験をさせていただき本当にありがとうございます。
11月3日(月) 洛再Links同好会で、京都大学上賀茂演習林にてイオンチアーズクラブの子どもたちへ向けて、森を使った宝探しや工作体験などのイベントを実施しました。今回の活動はLinks同好会の中でも大きなもので、夏休み頃から準備してきた企画のイベント本番になります!
同好会メンバーから15名が参加し、朝8:00からみんなで森を走り回りながらセッティングを行いました。9:30頃に小学生の子どもたちがバスで到着すると、みんなでお出迎えをしました。しかし、こんなときに限って雨が強く降ってくるという大事態が発生しました!もともと曇りの予報でしたが、この日の天気は不思議な感じで、途中から雨が降ったり、晴れたりとコロコロ天候が変わっていきました。そこで、事前に予定していた午前と午後のプログラムを変更する決断をしました。
変更後の前半のプログラムでは、「松ぼっくりツリー」作りと「たたき染め」体験を行いました。「松ぼっくりツリー」は土台となる木を輪切りにするところから始め、その上に乗せた大きな松ぼっくりをクリスマスツリーに見立てて、海洋プラスチックやシーグラス(海岸に漂着した丸みを帯びたガラス片)で装飾していきました。「たたき染め」は現地にあるモミジなどの葉っぱをハンマーで叩いて、ハンカチに染色しました。どちらも子どもながらのユニークな作品が出来上がって、みんな大満足の様子でした。
12時頃から昼食休憩にしました。高校生たちも子どもと一緒にご飯を食べることで仲良くなり、打ち解けていっている様子でした。ご飯を食べたら、焼きマシュマロ大会です。中には焼きすぎて真っ黒になってしまうこともありましたが、焚き火の調整をしながら、みんな上手に作っていました。
仲良くなったみんなのパワーでその後はどんどん晴れていき、午後からは後半のプログラムの「森を使った宝探し」を行いました。指示書にある地図を頼りに、子どもたちで考えながら、最終地点に置いてある宝箱を目指して森の中を探し歩きます。子ども一人につき高校生が一人ついて、険しい森の中などは時には手をつないで一緒に進みました。途中にあるウラジロを紙飛行機のように投げたり、サンショウの葉を嗅いでみたり、アケビの実を食べたり、五感で森を感じながら、楽しみながら散策できたと思います。宝箱も無事に見つけ終え、帰り間際には、高校生も子どもたちも名残惜しそうに別れを惜しんでいました。子どもたちのバスが見えなくなるまで高校生は手を振り続けていました。
急遽、午前と午後の予定を変更するという予想していないトラブルもありましたが、臨機応変に対応することができました。最後のミーティングでは、この企画で高校生たちにずっと寄り添ってきてくださった大学院生の本吉さんから「今の2年生たちらしい企画で去年より良かった」と言っていただき、リーダーたちはやり切った表情を見せていました。その姿を見た1年生たちが、きっと来年はさらに素敵なイベントを企画してくれることと思います。
最後に、今回のように大きなイベントを大人の方々と一緒にゼロから作り上げられる機会というのはそうそうあるものではありません。また、まだまだ高校生の力だけでは到底できるものではなく、今回の取組に関わっていただいた多くの大人の方々の支えによるところが大きかったです。このような機会をいただいたイオンチアーズクラブの皆様、日頃からお世話になっている里山オープンラボの皆様、他にもご協力いただいた多くの皆様に心より感謝を申し上げます。
11月2日(日) 大宮交通公園で茻想プロジェクト(もうそうプロジェクト)という、「雑草」をテーマに公園内のデザインを考えるワークショップに、1年生5人、2年生4人が参加しました!
茻想の茻は「くさむら」を意味する漢字です。
まずは茻想プロジェクトについて、浅尾さん、葉山さんのお二人から説明を受けた後、生徒たちは軽い自己紹介とワークショップに参加しようと思った理由をそれぞれ話しました。「自然が好きだから」と答えていた声が多かったです。また、説明の中で「雑草という名前の植物はない」という葉山さんの言葉に生徒たちは心を打たれているように見えました。
そのあと、『公園の遠くの方を見つめて段々と目線を足元や近くのものに移し、公園の風景を五感を使って感じる』というアイスブレイクを行いました。公園と一体になるような不思議な感覚になりました。
次に大宮交通公園の管理人をされている木田さんに公園内を案内していただき、大宮交通公園の歴史、公園内の植生や土中環境について興味深いお話をしていただきました。
昼食後は公園の景色を作っていくために、まずは公園を歩いて自分の"すき"だと思う植物を見つけに行くというワークを行いました。ワーク後にみんなで発表し合いましたが、誰一人として同じ植物を持ってきませんでした。
"すき"と感じるものは人それぞれだということが分かった後に、『植物たちが素敵に見える風景』とは何かについて話し合い、最後に公園内の一部で実際にその風景(園内から"すき"な石を集めて"すき"に配置して囲いを作り、耕し、花の種を"すき"なところへ植える)を全員で作りました。
今回の茻想プロジェクトに参加して、生徒たちが自分の"すき"に気づき、自分の感性に自信を持つきっかけになればと思います。
茻想プロジェクトの浅尾さん葉山さん、大宮交通公園管理人の木田さん、とても素敵なワークショップに参加させていただき、本当にありがとうございました。
10月25日(土) 洛西高校にショベルカーが来校し、「Plus Links」の活動として集まったメンバーでショベルカー体験をさせていただきました。
まずは、本校の中庭にやってきたショベルカーをトラックから降ろすところを見学しました。ドライバーはとても簡単そうにショベルカーを動かしているように見えましたが、実際にはトラックから降ろすのはとても難しい操作なのだそうです。次に、ショベルカーランドの本田さんから、簡単にショベルカーの各部位についての説明を受け、実際に動かしてみることになりました。デモ運転のドライバーは、なんと小学校2年生の山口こうき君です!とっても上手にショベルカーを操縦して、アームを駆使して物をつかみながら運ぶ様子を見せてくれました。こうき君、ありがとうございました!
その後は、高校生も運転席に座らせていただき、レバー操作を体験しました。最後に、実際の工事現場で働くショベルカーを動画で見せていただき、本日のショベルカー体験を終えました。この日は本校の学校説明会も同時に開催しており、高校にショベルカーがあることに中学生たちも興味津々のようでした。ショベルカー体験ができる普通科の高校は、なかなか無いと思います。
ほとんどの生徒がショベルカーに乗るのは初めてで、とても楽しそうにしており、貴重な体験をさせていただきました。最後の感想の中には、「今後、工事現場で働くショベルカーをよく観察してみたい」や、「自身の進路選択として興味を持った」とコメントする生徒もいました。
ショベルカーランドの方々には本当にお世話になり、ありがとうございました。ぜひ今度は、Links同好会でショベルカーランドの方へ体験しに行かせていただければと思います。
10月18日(土)、Links活動の恒例行事である公園清掃ボランティアを行い、大蛇ヶ池公園を訪れました。
今回は、野球部の部員8名が大蛇ヶ池公園愛護協力会の皆さんと一緒に活動し、階段の落ち葉やごみを拾ったり、池へつながる川に引っかかった草木を一生懸命に掬い上げたりしました。
清掃終了後には、愛護協力会の会長・芦田さんから、大蛇ヶ池公園の歴史や、まもなく50周年を迎える洛西地域についてのお話を伺いました。
解散後、野球部員たちは再び公園で元気に遊んでから部活動に向かい、その様子を見た地域の方々も笑顔で見守っておられました。
10月17日(金)校内におもちゃ・絵本回収BOXと職員室にコンポストを設置しました。
9月に行ったオープン文化祭の際に、教員が自宅から持ってきた「まだ遊べるけどもう使わないおもちゃ・絵本」を、洋服同様に無料配布したところ、予想以上に好評で、あっという間に配布が終了しました。ニーズがあることがわかったからには、回収・配布し、地域でおもちゃや絵本が当たり前にくるくる回る世界観を実現するしかないと、本日から新たに校内に回収BOXを設置しました!12月頃に地域へ向けて、配布できるようなイベントを現在企画していますので、詳細はまたホームページにて案内します!
さらに、職員室にLFCコンポストを設置しました。コーヒーかすやお茶のでがらしなどを飲まれますので、それをゴミとしてではなく資源と考え回収する試みを始めました。大人の意識が変わると、子どもの意識が変わると考えています。
洛西高校の教員・生徒・保護者が協力し、当たり前のように環境に配慮した活動ができるよう洛再Linksは様々な仕掛けを校内にも作っていきます!!
10月13日(月) 洛再Links同好会で、大原野周辺のため池に生息する外来魚を駆除しました。
ついに洛再Links活動に魚釣りの企画が始まりました!
魚釣りといっても、自分たちが楽しむために釣りをするわけではありません。大原野地域には多くのため池があり、希少な昆虫などが生息しています。しかし、そこには特定外来生物であるブルーギルやオオクチバスなども混生しており、それらが希少生物の生息に影響を与えていることが分かってきています。そこで、京都府の取組として外来魚駆除講習会を開くことになり、同好会メンバーの6名が参加しました。
ほとんどのメンバーが魚釣り初心者でしたが、講師の竹門先生から丁寧に教えていただき、見事に全員がブルーギルを釣ることに成功しました。結果としては、ブルーギル58匹、オオクチバス2匹の合計60匹で、上々の釣果だったようです。また、モンドリというワナも事前に仕掛けていただいたのですが、こちらの方はあまり成果が上がらなかったようで、人手があれば釣りで捕獲した方が効率が良いことがわかりました。
釣りの極意だけでなく、ため池の歴史と価値や、もともと外来魚がいないはずのため池になぜブルーギルが生息しているのか、など本当に考えさせられるお話ばかりでした。今回の経験を通して、外来生物の問題について考えるきっかけになってくれればと思います。
京都府自然環境保全課、きょうと生物多様性センター、乙訓の自然を守る会など、今回の講習でお世話になったすべての方々に感謝です。生徒たちに貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
10月11日(土) 洛再Links同好会で京都大学上賀茂演習林の里山オープンラボに参加させていただきました。
毎月参加させていただいている企画で、行くたびに新たな発見があり、生徒たちも楽しみにしています。今回は、tezomeya工房様とのコラボ企画で、同好会メンバーの1・2年生8名が参加しました。染色に利用される樹木などについてお話をしていただきながら、里山エリアの林道を散策する企画です。
植物のもつ色素で染色ができる原理や、様々な植物の生存戦略などを、林道を散策しながら教えていただきました。実際にその植物を目にして触れることで、とても楽しく分かりやすく学ぶことができたと思います。
毎回、貴重な経験・体験をさせていただいてありがとうございます。次回も楽しみにしています。
本校で育てていたフジバカマがついに開花し、そこにアサギマダラ(渡り蝶)がやってきました。
6月初旬に桂高校から届けていただいたフジバカマの苗でしたが、Links同好会でここまで大切に育ててきました。フジバカマは京都府で絶滅寸前種に指定されており、今回育てているものは大原野産の原種となっているそうです。そのフジバカマに毎日、生徒たちが欠かさず水やりを続け、9月の終わりにようやく開花してくれました。
そんなフジバカマの様子を見に行くと、なんとも綺麗な蝶が舞っているではありませんか!調べてみると、「神秘の渡り蝶」と呼ばれるアサギマダラという蝶であることがわかりました。日本で唯一、長い距離を渡る蝶として知られ、海や山を越えて2,000km以上も旅をするそうです。はるばる洛西高校のフジバカマまでやってきてくれたので、嬉しくて嬉しくて何度も写真を撮ってしまいました。
今後、大原野ひまわり畑でヒマワリとフジバカマを一緒に鑑賞できるようにしたいと考えています。ぜひ、アサギマダラを探しに訪れてみてください。
9月26日(金) 有志で集まったメンバーで、ロボット製作サポートプログラムがスタートしました。
このプロジェクトは今年度からの取組で、今までのLinks活動にはロボット分野の取組がありませんでした。このプログラムでは、説明書に沿って組み立てていくだけで、誰でも本格的なロボットを製作できるキットを無料貸出してもらえます。そして製作したロボットを操縦し、他の高校生とチームで対戦します。こんなに熱い企画はなかなかありません!
ロボットやモノづくりに興味がある人を全校生徒に募集したところ、この熱い企画に賛同した1・2年生8名が集まり、本日から本格的にロボット製作を始めました。想像以上にロボットの組み立てが難しいようでしたが、みんな夢中になって取り組んでいました。失敗やトラブルだらけの初日でしたが、今後も1月の競技大会に向けてロボットの製作を進めていきます。彼らの今後の活躍にぜひご期待ください。
9月24日(水) 竹を用いたモノづくりプロジェクトがスタートしました!
洛西高校はせっかく洛西地域にあるにも関わらず、今までは放置竹林の伐採体験、竹灯籠づくり、竹炭づくり、竹と落ち葉の堆肥づくり、竹とジャンタニの肥料づくりにとどまっていました。実際に生徒たちが自分たちで作りたいものを考えて、竹を使ってモノづくりをする体験はありませんでした。目標は、「竹で作られた物品が当たり前にある学校にする」ことです。プラスチックではなく、竹を用いて様々なものを作る生徒たちのチャレンジです!
まずはLinks広場に置くための自分たちのカバン置きと、長靴などを置く靴箱を作ることになりました。NPO法人の竹流域ネットの吉田様に点検いただきながら、実際に図面を引く体験をしました。約2時間をかけて図面を完成させ、次回からは実際の作業に入ります!学校で当たり前に使っているものが、竹素材である風景ってなんだかわくわくしませんか!?
9月28日(日)
BNRファームさんで、万願寺とうがらしの誘引作業を行いました。非常に繊細な作業で、生徒たちもドキドキしながら作業に取り組みました。折れてしまうと、農家さんの収入が減ることもお聞きし、緊張感を持って取り組んでいました。それでもあちこちで、「うわ~折れてしまった!」という叫び声が聞こえました。
最後には緑色と赤色の万願寺とうがらしをみんなで食べ比べさせていただき、採れたての美味しさを実感しました♪
生徒の感想の中に、「農家さんは力仕事がメインと思っていたけど、こんなにも繊細な作業もあることを知り驚きました」というものがありました。少しずつ自分の常識が崩れていくのがともて良い経験だなと感じました。すべて経験しないとわからないことばかりです。茎の重さ、どれくらい動かしたら折れてしまうのか、手に残る感触は体験した人にしかわからない貴重な体験です。
9月19日(金)と24日(水)の2日間、地元農家さん、洛西支所、農振センターの皆さんと一緒に、ひまわりの苗植え作業を行いました。
ひまわりといえば夏の花のイメージがありますが、昨年度に続き、今年も10月末に満開のひまわり畑を大原野に咲かせる予定です。背景には、近年の温暖化による猛暑の影響があります。苗植えを行ったこの2日間も、まだまだ強い日差しが照りつけていました。
大原野のひまわり畑は、もともと田んぼだった場所を畑にしているため土がぬかるんでおり、想像以上の大仕事となりました。最初は土に触れることに少し抵抗があった生徒たちも、終盤には気にせず土に触れ、泥だらけになりながら楽しそうに苗を植えていました。
10月末には一面に広がるひまわり畑が見頃を迎える予定です。秋の大原野で、夏とはひと味違うひまわりの景色をぜひお楽しみください。
9月18日(木) Links同好会でプラスチックのリサイクルについて学びました。
前回に引き続き、亀岡にある「Circular Kameoka Lab」に行かせてもらい、「ごみの学校」副代表の東野様からプラスチックのリサイクルについて学びました。
前回までは服についての内容でしたが、今回からはプラスチックについてのお話になりました。プラスチックごみについての現状について学んだあと、カードゲームを通してプラスチックがリサイクルされる仕組みを学びました。ゲームの内容としては、海岸に打ち上げられる様々なごみをリサイクルによってきれいにしていくものでした。純粋にカードゲームとして面白く、子どもから大人まで飽きずに最後までゲームに没頭していました。そして、プラスチックの種類の多さや、分別して集めることの大切さと大変さを、遊びながら体験的に学ぶことができました。
日本のプラスチックごみ排出量が世界的に見てもかなり多い現状であることが分かり、分別することの大切さを改めて感じました。今回のワークショップでは、一人ひとりの小さな選択が積み重なって大きな変化につながることをゲームを通じて実感できたと思います。今後も高校生が楽しみながら学ぶ姿勢を持ち続け、日常生活の中で実際に行動へとつなげていってくれることを期待しています。
今日は洛再Links同好会のメンバーでイオンモール桂川のホール内で端切れを使ったワークショップを行いました!DOYOUKYOTO実行委員の方にお声掛けいただき実現しました!生徒たちはたくさんの子どもたちとその保護者の方と積極的にコミュニケーションをはかり、回を重ねるごとに自分たちから行動を起こせるように変化してきたように思います♪最初は怖ごわ声をかけに行っていた生徒たちが徐々に自分たちから積極的に動けるように変化していく姿を見ているといつもやってよかったなと思います!