部活動

 定例の公園清掃ボランティア活動を行いました。年明け第1回の活動には常連のテニス部に加え、吹奏楽部や体操部の生徒達、一般参加の3年生、そしてLinks同好会の面々が参加しました。公園愛護協力会のボランティアの皆さんと一緒に活動します。

 冬枯れの公園の藤棚の下にはメタセコイアの細かい落ち葉がたくさん降り積もっています。スコップと竹箒をつかってきれいにしていきます。春にはきれいな藤棚が見られることでしょう。それもまた楽しみです!

 

 大原野神社近くの畑でヨモギを育てヨモギ餅やヨモギ染めグッズを作る。神社の境内にあるお茶屋さんのお母さんから依頼を受け京都工芸繊維大学の大学院生のグループが畑経営に乗り出しました。洛再Linksにも声がかかっており今回で2回目の作業となりました。

 前回の作業の後、農家さんに畝立てをしていただいてたので、今日はマルチを張ってお母さんから預かったヨモギの苗を植えつけていきました。苗とはいうものの昨年生えていたヨモギを引っこ抜いたものでカラカラに乾燥して根っこが少しだけついているという状態のもので、植えつけしながら「本当にこれが生き生きと育つのだろうか」と若干の不安を感じながらの作業となりました。とはいうものの小学2年生のちびっ子を含む11名の頑張りで予定していた作業目標を予定時間マイナス60分で達成しました!

 それもこれも作業開始前に境内のお茶屋さんでごちそうになったヨモギ餅とヨモギ茶の絶品のおいしさのお陰かなと。それではヨモギの健やかな生長ををみんなで祈ってください。

 

 年末の風物詩、落葉堆肥作り&焼きイモ大会を行いました。
 全校生徒で集めたケヤキやイチョウの落ち葉を捨てるのではなく資源として堆肥や腐葉土に変えて地域に還元します。今年もNPO法人京都竹ネットさんに竹チップを提供していただき、まずは竹チップ堆肥、そして馬糞堆肥、ゾウ糞堆肥と合計三種類の堆肥を仕込んでいきます。馬糞は先日2泊3日で学校に来ていたお馬さん二頭の置き土産、ゾウ糞はひまわりの種を寄付したお返しに京都市動物園さんからいただいたものです。それぞれどんな発酵をしてどんな堆肥ができるのか楽しみです。
 焼きイモについては毎年たくさんの生徒が食べに来るLinks最大のキラーコンテンツ、イモパワー恐るべし。今年は寶幢寺さんを介してつながった滋賀県ラトナファーム産のサツマイモをいただいており、それに先生方の寄付イモを加えて約200本のイモを一気に焼き上げました。アツアツ、ホクホク、シットリとおいしい焼きイモを頬張りながら2学期終業式後のホッとするひとときを(通知表も気になるところではありますが、とりあえずは)みんなで過ごしました。いつも竹を用意してくださる竹ネットさん、有り難うございます。堆肥作り、焼きイモに参加した生徒の皆さんお疲れさまでした!

 

 洛西高校が交流を続けている学校近くのグループホーム『ニチイケアセンター京都洛西』さんと今回初の取組としてXmas交流会を行いました。コーラス部とLinks同好会メンバーの総勢11名が参加しお年寄り達に歌のプレゼントを贈りました。Xmasにちなんだ3曲に加え、お年寄りと一緒に歌える楽曲として『ふるさと』を選曲し本番に臨みました。
 生徒達の思いが歌に乗ってお年寄り達に伝わったのか一緒に歌ってくれる方や涙を流して喜んでくれる方もあり会場はとっても温かい雰囲気に包まれました。
 帰りにはスタッフさんからお菓子のプレゼントもいただき楽しく有意義な一日となりました。今後もいろいろな形で交流を続けていきたいと思います。
 お世話になった職員の皆さん、一生懸命聞いてくださったおじいちゃん、おばあちゃんたち、参加した生徒のみんなにメリー・クリスマス!!!  

 

 地元大原野に住まい伝統の京藍染めに取り組む松﨑陸さん。最近はイタリアのファッションブランドとのコラボや大丸京都店での大規模個展など乗りに乗っているアーティストです。
 そんな陸さんに指導を受けつつ活動してきた京藍染め企画もついに蒅(すくも)づくりの段階に入りました。猛暑の中、取り組み山のように積み上がった藍の葉っぱが「えーーーたったこれだけっ?!」っていうぐらいコンパクトになっていました。というのも収穫した葉っぱを発酵させて作るのが蒅。微生物の力でどんどん化学反応が進んだ結果なのです。ムシロを取って触ってみるとしっとり温かく湯気が立ち上ります。温度計は40℃をさしていました。これを1週間に一度のペースで天地返しをして空気に触れさせつつ発酵を進めます。天地返し後は60℃を超えるそうです。
 生徒達は独特の匂いに包まれながらスコップを使って作業を進めます。種まきから苗植え、除草、収穫と春先から藍に触れて来ていよいよ佳境の入り口に立った実感が湧いてきます。
 天地返しの後は来年に向けて種の採集作業に取り組みました。ごま粒より小さな種がどんどん集まります。藍染めに携わる方々の苦労や喜びか感じられ、自然と人のいい関係が見えた気がしました。

藍染めのTシャツづくりまであと少し。楽しみが続きます!

 

11月21日(木)Plus Links 洛西地域の活性化に向けて、案出しを行いました。

月に一度、洛西地域のまちづくりの中心的存在である(株)夢びとの中田様に来ていただき、キャリアのこと、洛西地域のこと、大原野地域のこと、世の中の動き、京都の動き、本当に様々なことを生徒たちにお話をいただいています。どの話題も、中田様の語り口、その部屋を包む安心感のおかげで、普段活発に意見が出にくい生徒たちもどんどんと意見が出て、あっという間に90分近くが経過してしまいます。毎回のことですが、まだまだ生徒たちは話したいことも、聞きたいこともある中で、途中で切り上げ、来月を全員が楽しみにしています。

生徒たちが自分の思いを、「あれをやってみたい!!」「こんなんやってみたらどう!?」と話すを姿を見てとてもうれしく思いました。生徒が気軽に自分たちのやりたいことをもっともっと言える場を作っていきたいと感じました。

普段から、色んなところで中田様には大変お世話になっております。ありがとうございます。生徒たちは中田様とお話をする時間をとても楽しみにしております。今後ともよろしくお願いいたします。

 

12月7日(土)、8日(日)にトート広場で行われたこども夢の商店街サポーターとして参加しました。

今回は、Links同好会の生徒が6名、一般生徒が11名の計17名で参加しました。

初めてLinsk活動に生徒します!!という生徒も複数名もおり、裾野の広がりを感じました。

活動内容としては、商店街のハローワークの運営をメインに参加させていただきました。小さい子どもたちにどのように声をかけ動いてもらうのか、子どもたちが楽しく過ごすにはどうしたらいいのか、その中でも一人一人にやらなければならない仕事もあり、多くの業務の中で優先順位をつけ、さらに周りと連携しながら、子どもたちのサポートをするという、生徒たちが大きく成長できる機会になりました。

長時間の活動で、生徒たちは疲れもあるかと思いましたが、どの生徒も「とても楽しいです!」と、元気に前向きに活動してくれました。

このような貴重な機会をいただき、こども商店街の運営、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

 

11月17日(日) Links同好会で、エルセラーン化粧品様と山の保全活動を行いました。

定例になりましたエルセラーン化粧品様との山の保全活動を行いました。

今回はLinks同好会8名のみの参加となりました。どの生徒も慣れた手つきで鎌を使って草刈りをし、急な山肌もすいすいと登っていきました。手前味噌ですが、さすがLinks同好会メンバーでした。

集合のときからエルセラーン化粧品のみなさまに暖かく迎え入れていただき、すでに数回顔を合わせている生徒ととはたくさんお話をしていただきました。最後、山から下るときには、エルセラーン化粧品のみなさまから笑顔で「ありがとう。また来てね」と手を振っていただきました。豪華なお見送りに生徒たちは恥ずかしそうにしながらも、とてもうれしそうでした。

お手伝いに行くことで喜んでいただける。お礼を言っていただくことで、うれしく幸せな気持ちになる。こういうギフトを送り合う経験をするということが、今の社会、今の生徒たちには必要不可欠だと感じます。生徒たちにとって、とても大きな経験をさせていただきました。

生徒たちは終了後から、「次はいつできるかな」と楽しみにしておりますので、エルセラーン化粧品のみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 毎月恒例の京都大学フィールド研主催の『里山おーぷんらぼ』に参加してきました。

 まずは昨年中に山頂付近を切り拓いてクリ、コウゾ、ウルシ等を植樹して作った雑木林の手入れを行いました。それぞれ生長しシダ類などの下草に背丈で負ける時期は通り越しており作業も簡単に済みました。
 次は山を下りて、これも昨年開墾した畑の手入れです。さつまいもは収穫時期を逸したためちょっとムシに食われていましたが焼きイモにするとホクホクしておいしくいただけました。他にも藍や紫蘇など種をつけたものもあり来年の為に種の採集も行いました。
 植樹のために育てていた数種の広葉樹は植え替えのための掘り出しにかかったのですが生長しすぎていて(根が張り過ぎていました!)作業が難航しました。タイミングって難しいもんです。
 その後、竹炭作りのための竹割り作業にそれぞれ取り組みました。竹を割る専用の道具で作業を進めるのですが割れる瞬間は気分爽快!「竹を割ったような......」という慣用句の意味が体感としてダイレクトに理解できます。

 今回は三重大学、京都薬科大学の1回生も参加しており高校生含めて非常に若いパワーで次々に作業が進み、かなり早く予定していたメニューが終わりました。作業後はみんなでピザを焼いて昼食タイム。畑から採ってきたバジルの葉を使い、里山マルゲリータの完成です。おいしかった!!

 楽しみながら協働して里山づくりに取り組み、人が生きる環境について思いを馳せる。毎回のことですが今回も高校生にとってたいへん良い学びがありました。 

 

11月10日(日)市営住宅内の遊具のペンキ塗りと、その横で高校生たちによる様々なイベントを行いました!そして、長岡中学校の先生と生徒の計7名が、今回のイベントに興味を持ってくださり、丸1日参加してくれました。あっという間に高校生と意気投合し、一緒に運営を行ってくれました。

まずは遊具のペンキ塗りについて!7月頃からイラストレーション部の生徒を中心に、暮らしランプの吉田まりもさんからご指導いただき、何色を塗るのか、何を描くのか、どんなデザインにするかを0から考え始めました。そしてこの日が子どもたちと一緒に塗り、デザインを完成させる本番でした。高校生が子どもたちに「あそこは何色でこんなふうに塗ってね」など指示を出しながら完成を目指しました。その中で子どもたちから「ペンギンを塗りたい」「くじらもいてほしい」など、どんどんとリクエストが入り、高校生はそれに合わせてどんどん下絵を描いていきました。大きい壁を森のデザインにするとろこでは、ほとんど一人の高校生で下塗りを完成させ、そこへ子どもたちが花や果実に見立てたスタンプを押しました。作業をしている全員から笑顔が溢れ、暖かく、和やかで楽しい雰囲気の中で作業ができました。

続いて、イベント企画について!こちらは、何をするかから、すべてを高校生が企画運営を行いました。服のリユース活動、万華鏡づくり体験、重さ測りコンテスト(商品付き)、竹弓体験、ゴミ工作広場、昔遊び体験、そして全員が期待に胸を膨らませた焼き芋配布など、公園すべてを使った一大イベントになりました!小さな子どもたちや、その保護者の方とブルーシートの上で和やかに作業をする姿が、とても微笑ましく、とても暖かい空気が漂ていました。焼き芋配布でも、火をおこした段階から「焼き芋ちょうだい」と言ってくれる子どもたちに囲まれ、あっという間になくなりました!

自分の考えたデザインがその場所に残り続けること、自分の企画したアイディアで誰かが笑顔になってくれること、こういう経験が高校生にとってはとても大切だと感じます。人は経験によって成長しますが、学校の中で過ごすだけでは、得られる体験機会というのは多くはありません。だからこそ、これからもこのような機会を増やし、高校生とともに活動していきます。

ただ、これらの活動は高校だけでは実現できません!!今回も京都市役所のみなさま、暮らしランプのみなさま、エルデのみなさま、このような機会をいただきありがとうございます。高校生にとって、貴重な、自らを成長させる機会になりました。今後も引き続き、よろしくお願いいたします。

(記:洛再Links同好会顧問)



 

11月3日(日)循環フェスにて、ワークショップを出店しました。

今回のワークショップでは、12月のクリスマスへ向けて、京都大学上賀茂試験地からいただいた巨大松ぼっくりと、切り倒したヒノキを用いて、松ぼっくりクリスマスツリーを作るワークショップを行いました。洛西高校の生徒たちは、ヒノキの木をクリスマスツリーの土台になるように、のこぎりで輪切りを100個作りました。ヒノキの木は思っている以上に固く、生徒たちは汗をかきながら、必死で切りました。一つ輪切りを作る度、切り口からヒノキのとても良い香りが漂ってきて、生徒たちは『いいにお~い!!』と癒されていました。

さらに、今回はなんと、『京都府立海洋高校』とのコラボレーション企画と言うことで、海洋高校の生徒たちが、暑い中、懸命に集めてくれた『海洋プラスチック』と『シーグラス』をツリーの飾りつけに使用しました。

そして、当日もなんと、海洋高校の生徒たちが6名応援に駆けつけてくれました。洛西高校の生徒と合わせて16名で、ワークショップを実施しました。

今回も天候に恵まれ、多くのお客さまに来ていただき、、写真のように会場は常に満席で、生徒たちは休憩の間もないくらい、非常に忙しく過ごしていました。100個準備していったのですが、終了時刻前に完売し、大盛況におわりました。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

ファイル名:4ea615ef2fc47bcc6b3703cd7511f0a94bf9c47d.pdf

※PDFを開くには下記「循環フェス告知!!」をクリックして下さい。

 

11月3日(日)に梅小路公園にて、循環フェスが実施されます。

詳細は添付のチラシをご覧ください。

そこで、本校洛再Linksでは、京都府立海洋高校さんとコラボした松ぼっくりツリーワークショップを出店します!!

材料の部分では、普段からお世話になっている京都大学上賀茂試験地にご協力いただきました。土台の檜は、洛西高校生がノコギリで一生懸命切り出しました。さらに、飾りつけでは、海洋高校のみなさんが実際に拾ってくださった「海洋ブラスチック」や「シーグラス」を用いています。

この日ここでしか作れないワークショップになっています。

生徒たちが懸命に準備したものばかりになっています。ぜひご参加ください。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

10月13日(日)、27日(日)PlusLinksにて、らくさいっこと一緒に市営住宅のDITを行いました。DIYの間違いと思った方もおられるかもしれませんが、らくさいっこが考案したDITはDo It Togetherの略だそうです。タイトル通り、みんなで一緒に活動できました。

13日は部屋中の壁をすべて緑色に塗るワークショップに、27日は床に木材を貼るワークショップに参加させていただきました。小さい子どもから、大学生、社会人の大人まで多様な世代の中で活動させていただきました。高校生たちは上手に小さい子どもの相手もしながら、天井近くの壁をどんどん緑色に塗ってくれました。休憩時間には、様々な世代の人たちと、自分の進路に関することなどを対話していました。学校の教員や教育に関わる人以外に相談したり、アドバイスをもらえるような機会は滅多にありませんので、とても良い機会になりました。生徒たちはワークショップ中も終了後もとても生き生きとした表情をしていました。最後には受験へ向けてのエールももらっていました。(写真のように床一面にエールをもらいました)

らくさいっことして活動する3人の女子大学生たちにいつも大変お世話になっています。彼女たちが洛西地域で様々な取り組みをしてくれることで、一緒に高校生を巻き込んでもらえたり、高校生の活動にたくさんの方々が手を差し伸べてくださる土壌を作ってくれています。いつ行っても笑顔で高校生を迎えてくれる、高校生にとって少し上のお姉さんたちに、いつも感謝しています。

今後も洛西の地域で高校生がもっと主体的に活動できるような取り組みを行っていきたいと考えています。地域の方々、洛西支所のみなさま、らくさいっこのみなさん、他にもたくさんの方々に支えれて活動をさせていただいていますが、これからも地域のみなさんのお力をお借りして、高校生を成長させたいと考えています。これからもご協力いただきますようお願いいたします。

(写真がDITで完成した部屋の写真です)

(記:Links同好会顧問)


 

10月26日(土)、27日(日)PlusLinksにて、嵯峨嵐山商店街のお祭りのお手伝いに行きました。

2日間で、総勢31名の生徒が活動に参加しました。女子バスケットボール部は、部員全員で参加してくれました。

金魚釣り、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、輪投げ、射的の運営を任せていただき、ヨーヨーを膨らませるところから、商品の配置など、色々なことを生徒に任せていただきました。その中で、一緒に運営する大人の方々と話をしたり、参加する子どもたちに楽しく参加してもらえるように声をかけたり、その子たちの保護者の方ともやり取りをしたり、嵐山観光に来られた外国人観光客の方々にゲーム内容やルールを必死で英語で説明するなど、学校の中にいては経験できない貴重な体験をさせていただきました。

最近は地域の皆様に生徒を育てていただいているなとしみじみ実感しています。学校の中でできる体験というのは非常に限られたものになってしまいがちです。だからこそ洛再Linksでは、できるだけ多様な経験を生徒たちに提供したいと考えています。机上ではなく、実際に体験したことこそが、生徒を大きく成長させることになると確信しています。

高校生のうちに少しでも多様な大人と出会い、様々な社会を見て、普段できないような経験をすることで、自らの生き方や自らの進路を考えるきっかけにしてほしいとも考えています。

嵯峨嵐山商店街のみなさま、sampaiの宮武さま、いつもたくさんの方々と繋げてくださるQuesitonの川上さまに、心より感謝申し上げます。たくさんの大人の方々と一緒に生徒を育てていけることをとてもうれしく思っております。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

河原町御池のクエッションビルで行われた地域マルシェ『mono-gatari 2024』にサポートスタッフとして5人の生徒が参加してきました。sampaiさんのアップサイクルのお店を中心に地元京都の雑貨のお店や福井県の縫製会社さんのミシン&プリントのお店などバラエティに富んだラインナップ。生徒達はいろいろなお店のスタッフさんとコミュニケーションを取り、お客さんの対応に当たりつつ、合間を縫ってワークショップを体験させてもらったり、ただただ遊んでみたりと充実した1日を過ごしました。
中でもsampaiさんの出品物は会社の名前の由来である産業廃棄物(産廃=sampai)を材料にデザインの力で価値を生み出し商品化するというアップサイクルの見本のようなものでした。説明を聞く生徒も真剣そのもの、なんせそれをやって来るお客さんに説明しなければならないのですから。という難しさも経験しつつ楽しく笑顔あふれるサポート体験となりました。各ショップのスタッフの皆さん、会場となったクエッションビルの京都信用金庫の皆さん、お世話になりありがとうございました。

 

11月10日(日)のイベント本番に向けて最終の下地塗りを行いました。イベント名も『RAKUSAI CIRCUS(ラクサイ サーカス)公園ペイント』に決まり、着々と準備が進んでいます。今回は3年生を含む約20名の生徒に加え、マリモさんはじめ暮らしランプのメンバーさん、京都市の担当の方、ペンキ塗装を指導してくださるワークスペースエルデの佐々木さんら総勢30名で、公園をジャングルゾーン、オーシャンゾーンの二区画に分け、それぞれを緑ベース、青ベースの塗料で塗っていきます。シーソーやブランコなどの遊具もかわいらしいベースカラーに変わっていきます。作業していると通りがかった住民の方が声をかけてくださいます。おばあちゃんに連れられた幼児や学校帰りの小学生も飛び入り参加してくれました。
本番までにデザインチームによる下絵描きを経ていよいよ本番へ!"秋の公園にカラフルなペイント集団・洛西サーカスがやって来る!"

 

ファイル名:f3d52d570a5e41ca107b2bbc9cdf10fa01f3f6d5.pdf

※PDFを開くには下記「令和6年10月9日(水)  コットンボー...」をクリックして下さい。

 

 回収した古着から作った土(エターナルソイル)を使い、賛同者がそれぞれの場所で綿花を育て、収穫した綿を集めて糸を紡ぎ布を織り再び地元京都で製品化する『京木綿プロジェクト』。そんな循環型の取組に洛再Links同好会も参加しています。

 5月の種まきから順調に生長し夏にはおおらかな黄色い花をつけました。先日ふと気づくと綿の実ができているではありませんか!あわてて雨が当たらない渡り廊下に入れました。社会の授業では習うけれど実物は見たことがないという人がほとんどだと思います。

 変化する地球環境にも思いを馳せながら、これから次々と姿を見せるかわいらしいコットンボールをみんなで愛でたいと思います。

 

10月6日(日)に洛再Links同好会のメンバーで、京都大学上賀茂演習林にて、イオンチアーズクラブの子どもたちへ向けて、ネイチャーゲームや工作体験などのイベントを実施しました。

約三カ月近くかけ、準備してきたイベントの本番!!週間天気を見ているときは、曇りや雨の予報でしたが、本番が近づくにつれどんどん天気は回復へ向かい、なんと当日は最高の快晴に恵まれました。

生徒たちは約20名が参加し、朝8:30からみんな走り回りながらセッティングを行いました。10:00前くらいに子どもたちが到着すると、さすがLinks同好会の会長というべきか、会長を中心に子どもたちに優しく声をかけ、セミナー室へ誘導しました。前半のプログラムはネイチャーゲーム!高校生で、子どもたちが冒険へ出発するための空気感を作るため、寸劇を行ったり、山のところどころにチェックポイントをもうけ課題をクリアーしないと通れないような設定にしたり、しっかりと準備をしてきたことを如何なく発揮していました。最初は小さかった子どもたちの声も、徐々に大きくなり、山を登り戻ってくることろには、遠くからでも子どもたちの楽しそうな声を聞くことができました。

お昼ご飯は、大人たちで作った渾身のカレーを子どもたちにふるまいました!!子どもたちからは「めっちゃおいしい」との声をもらえました。

お昼からは、子どもたちに高校生が付いた状態で自分で檜をコースターの形に輪切りしてもらいました。「かたい」「疲れた」「大変」と言いながらもどの子どもたちも最後は一人で切ることができました。その後ははんだごてを用いて木のコースターに絵を描いたり、森で拾ったたくさんの素材を使って工作を行いました。

最後は、高校生も子どもたちも、名残惜しそうに別れを惜しんでいました。子どもたちのバスが見えなくなるまで高校生は手を振り続けていました。

すべてが上手くいったわけではありません。予想できていないトラブルもありました。その失敗に肩を落とす高校生もいました。上手くいった部分も、高校生の力だけでは到底できるものではなく、今回の取組に関わっていただいた多くの大人の方々の支えによるところが大きかったです。ご迷惑をおかけした方もたくさんおられますが、高校生にとっては成功も失敗も大きな経験と財産になりました。

このような大きなイベントを大人の方々と一緒に一から作り上げられる機会と言うのはそうそうあるもではありません。このような機会をいただいたイオンチアーズクラブのみなさま、普段からお世話になっております京都大学上賀茂演習林のみなさま、里山オープンラボのみなさま、他にもご協力いただいたたくさんの方々に心より感謝しています。

(記:洛再Links同好会顧問)





 

10月2日(水) 洛再Linksの生徒8名 、イラストレーション部の生徒5名の計13名が、暮らしランプの吉田まりもさん、洛西支所の方々、ペンキの塗り方を指導していただいた方々、地域の方々と一緒に北福西公園の遊具の下地塗を行いました。

まずはスポンジのようなもので、遊具の汚れを削り落とし、その後に下地液をハケやローラーを使いながら、塗りました。生徒たちは細かいところも丁寧に、塗り残しも一つもなくなるように一生懸命塗っていました。その中で、様々な大人の方々に「塗り方が丁寧やね」「上手に塗るなあ」など、誉めていただくと生徒たちは少し恥ずかしそうに、でもとてもうれしそうに約2時間活動しました。

自分の行動が誰かの喜びになるって、とても幸せな気持ちになれる瞬間だと思います。生徒たちは純粋にペンキ塗りを楽しみ、遊具のデザインを考えるのを楽しみにしていただけでしたが、自分たちが楽しいと思う活動が誰かの喜びになるという、とても良い経験ができました。

次は10月中旬に遊具のベースになる色を塗る機会もいただけるので、またみんなで全力で楽しんで塗りたいと思います。


(記:洛再Links顧問)

 

 春休みのLinks活動で参加した公園でのボランティア活動の際にお話しした別の参加者の方から「イモもらっていただけませんか?」という唐突な提案からすべてが始まりました。聞けば、京都市内のお寺さんの発案で、自然農法で野菜を育てる農家さんの畑を借りてボランティアの手でサツマイモを育て、それを関わったみんなでさらに広くお配りし、人と人との繋がりの輪を広げようという、名づけて『芋づるプロジェクト』という活動を進めているとのこと。洛西高校では毎年年末にLinks活動の一環で『焼きイモ大会』を行っていることもあり参加の運びとなりました。
 7月に生徒たちはイモの発育を促すための「つる切り」の作業に取り組んでおり、その結果が試されるということもありドキドキの芋掘りとなりました。
 農場主の今井さんから収穫時の注意や、土作りの工夫などのお話を聞いた後、いよいよ「掘り作業」に入ります。まずはツルをすべて切ってマルチシートを剥がすと、手で掘り進められるくらいサラサラの土が見えてきます。掘ってみると立派に生長した「紅はるか」が次々に姿を現し、3時間程で約2,500本を収穫できました。参加した大人も子ども(最年少は2才)もどろんこになりながらイモとの格闘を楽しんでいました。
 今回の『芋づるプロジェクト』への参加では、イモを使った社会貢献、自然農法による人にも環境にも優しい野菜づくり等、いろいろなことを考えるきっかけが生まれたのではないかと思います。そういった勉強面も含めて、とにかく楽しみながら過ごせた秋の一日でした。農家さん、お寺さん、ボランティアの皆さんに感謝です。

 
 
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