学校概要

 2年生発展人文コース(令和5年度以降は探究人文コース)を対象に行われる取組で、大学や外部機関から先生をお招きして講義をしていただきます。知的好奇心を刺激し、より高度な学問への興味・関心を高め、進路選択への一助とすることを目的としています。

 

2月17() 2年生発展人文クラスを対象に、アカデミックチャレンジを行いました。

 総合地球環境学研究所 研究高度化支援センターの阿部先生を講師にお招きし、「フェアトレード 『物』から『物語』へ」をテーマに講演をしていただきました。

 阿部先生は東南アジアの国・東ティモールで活動をされており、前半は主に東ティモールの現状・課題や、その課題の背景にある植民地支配などの歴史をお話しいただきました。後半は、独立を果たした東ティモールが抱える経済的な問題と、主要産業であるコーヒー栽培についてのお話がありました。単一産業に依存する経済にはリスクがある一方で、高品質なコーヒー豆を適切に処理することで高品質なコーヒーを作ることができるため、その技術やノウハウを導入し適正な価格で日本などの顧客・市場と結びつけることが重要であるということを教えていただきました。

 東ティモールという国を知らなかった生徒も、今回の講演を受けて歴史や経済など、興味関心の取っ掛かりを見つけることができたのではないでしょうか。

 

2月18日(金) 2年生発展人文クラスを対象に洛西アカデミックチャレンジ講座を実施しました。


今回は、総合地球環境学研究所 研究高度化支援センター教授 阿部 健一 先生をお招きし、「フェアトレード『物』から物語へ」と題してご講義いただきました。


先生は2年生が現代文の授業で学んだ評論の著者でもあり、生徒たちは終始知的好奇心を持って耳を傾けていました。


阿部先生ご自身が支援活動に携わっておられる東ティモールでのコーヒー栽培を例にわかりやすくお話しいただいたことで、「フェアトレード」に関する考え方、現状と課題を具体的に理解することができ、「豊かさとつながり」について考察する良い機会となりました。

 

2月6日(土)2年発展人文クラスを対象に「洛西アカデミックチャレンジ講座」を実施しました。

いわてNPO-NETサポート事務局長の菊池広人先生にリモートでご講義いただきました。

社会の変化や、大学で学問研究に取り組む意義についてお話を聞き、自分の進路を「探究」する方法を種々のワークを通して体験的に学ぶことができました。

 
 
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