部活動

前日の京都大学上賀茂試験地での山仕事&畑仕事に続いて今日は長岡京市西山キャンプ場横の『エルセラーンの森』で山仕事に取り組みました。SDGsという言葉がなかった頃から(株)エルセラーン化粧品が続けてきた環境への取組。その一つ、針葉樹の森を広葉樹を中心にした明るい多様性のある森に変えてゆく活動を社員の皆さんとサポートに入っていただく大阪自然環境保全協会の皆さんと一緒に進めました。
 今回のメニューは、以前植樹した苗木が生長しやすいようにシダ等の下草を刈る、新たな植樹スペースを作るための道作る、の二つ。気を抜くとずり落ちそうな斜面での作業はなかなかハードでしたが、そこはLinks魂で乗り切りました!特に道作りでは斜面に鍬(すき)を入れ人が歩ける平坦なスペースを作り、土留めを作るため以前伐採した樹木をノコギリでカットし杭を作ったりと汗が噴き出すような(それでいて地味な)工程を高校生が率先して行い、かなりの進捗を見ました。山仕事におけるそれぞれのスキルは確実に上がっています(どこで活きるか知らんけど!)神出鬼没の技能者集団洛再Links、これからもいろいろなところで活躍します!!


 

5月11日(土) 洛再Linksのメンバー11名で、京都大学上賀茂演習林で行われている里山オープンラボに参加してきました。

3年生が引退し、今回から新たなメンバー9名(2年生3名、1年生6名)が加わり、活動しました。

まずは講義室で参加メンバーの自己紹介から始まり、各参加団体の上賀茂演習林での年間の計画を発表しました。本校は10月に子供向けのワークショップを計画しているので、代表生徒が発表しました。行事の内容だけでなく、話の最後には「自分たちはたくさんの経験をすることを目的に参加しているので、まずは労働力として様々な活動に参加したい。だから皆様からああしてや、こうしてなどぜひ声を掛けてもらいたい。それが自分たちの体験・学びになります」と言っている姿がとても堂々としており、生徒の1年間での成長を肌で感じました。大学の先生からも、その姿にお褒めの言葉をいただけました。

実際の活動内容としては、午前中は、初参加者たちは京都大学の舘野先生に演習林内を案内していただき、他のメンバーは畑の畝(うね)づくりを行いました。

昼食時には、以前から継続して参加している生徒は、大学生や他の団体の大人の方々と積極的に交流をはかり、10月のワークショップでの協力まで取り付けていました。初参加組はまだまだ自分たちから目上の人たちに積極的に声をかえるとまではできていませんでしたが、回を重ねるうちに生徒たちのコミュニケーション能力もどんどん向上していきます。

午後からは、午前中の畝に様々な苗を植える活動を行いました。ここでも生徒たちは積極的に活動に参加し、暑い中でしたが、目一杯様々な活動を経験していました。

このオープンラボに参加すると、様々な年代の、様々な職業の、本当にいろいろな方々と出会うことができます。その出会い一つ一つが生徒にとって、大きな学びとなり、自分の進路や、自分自身を考える大きなヒントを得られる場になっています。

参加するたびに、高校生を暖かく見守り、様々なお声をかけてくださる里山オープンラボの皆さま、いつもありがとうございます。

(記:洛再LInks同好会 顧問)





 

洛再Linksの取り組みの一環として、外部から講師の方に来ていただき、現役の高校生達がキャリアについて考えるワークショップを実施します。

今回は、ボードゲームという遊びを通して、キャリアについて考えます。

卒業生(39期生~42期生)のみなさんの中で、もしも自分のキャリアに悩んだり、もう一度考えてみたいという人、こんなボードゲームを一緒にやってみたいという人がいたら、ぜひ一緒に参加してみませんか。

1.日 時 :5月28日(火)16:30 ~ 18:00

2.場 所 :本校コモンホール     

3.講 師 :稲垣 享一郎 様 (元 トビタテ!留学JAPANコミュニティ担当 by文部科学省)

4.内 容 :ボードゲームという遊びを通して、自分自身のキャリアを考える。

5.その他 :卒業生は、39期生~42期生に限定させていただきます。

6.申込方法及び締切

 5月21日(火) 17:00までに、下記のフォームからお申し込み下さい。https://forms.office.com/r/qE56DZrg08?origin=lprLink

 

5月7日(火)洛再Links ジャンタニバスターズ第2弾を実施しました。

ただし、今回は捕獲に行ったわけではなく、5月末から1年生全員で捕獲へ行くことを想定して、捕獲機の製作を行いました。1,2年生を中心に10名近くが参加し、みんなで遠くにいるジャンタニを捕獲できるような捕獲機を作りました。

そして、ふとした顧問の思い付きで、「先週とってきたジャンタニ焼こうか」となり、ドラム缶の中に細かく切った竹と、昨年育てたひまわりの種をとった花の部分、着火剤として松ぼっくりを使って火をおこしました。

いきなり水分を多く含んだジャンボタニシをドラム缶に入れてしまうと火が消えてしまうので、まずは大きなスコップの上に大量のジャンボタニシを乗せ、あぶる作業から始まります。

水分が飛んでくれば、ドラム缶の中に入れ、殻が簡単に砕けるくらいまで焼き、すべてが灰になる前に水を入れて火を落とします。

最終的に出来上がった、竹と焼き切ったジャンボタニシが入った炭を、畑の土壌改良材+肥料として活用し、校内で作物を育てていきます。

新入部員の1年生たちは、初めて嗅ぐ匂いに様々なリアクションをとっていました。この作業の大きな難点は、体と頭と、服に匂いがつくことです。作業中はマヒしていますが、帰宅後に服を匂うとしっかりと臭いがしみついていました・・・。

外来種&害獣のジャンボタニシを今回は肥料化してみましたが、なんとか有効利用できる道を生徒たちと模索中です!!

(記:洛再Links顧問R)








 

5月2日(木)の放課後、今年度ついに洛再Linksジャンタニバスターズが始動しました!!
今年度から1年生全員(272)が、5月下旬から7月にかけて一人一度はジャンタニを拾いに行くことになるので、現段階でどの辺りにどのくらいの量のジャンボタニシがいるのかを調査するためにLinksのメンバー12名で調査に行きました。初体験の生徒が10名いる中での活動でしたが、さすがLinksメンバーというべきか、みんなジャンボタニシを見つけるとうれしそうに火ばさみなどでバケツに入れていました。

まだ本格的にでてきてはいませんでしたが、それでも田んぼ横の溝には少し大きくなったジャンボタニシが出てきていました。

今年度入部した1年生が「中学校のときから、ジャンボタニシ以外の洛再Linksの活動に興味がありました。でも、今日参加してみてとてもおもしろかった。また参加したい。」と感想を言ってくれました。

これが洛再Linksの醍醐味です。どんなことでもやってみないと、面白いか、楽しいかはわからない。いくらネットで動画や映像を見ても、それは自分の体験ではない。だからこそLinksの活動では、とにかく経験することに重きをおいて活動しています。

今年度は他にも色々な活動を山盛り計画中!!今後もぜひHPをチェック!!

(記:洛再Links同好会顧問)

 

令和6年4月20日(土) 

『大蛇ヶ池公園清掃ボランティア活動』 & 『種まきから始める京藍染めプロジェクト』

この週末は二つのLinks活動に取り組みました。

 一つ目は、第3土曜日恒例の公園清掃ボランティアで大蛇ヶ池公園に行きました。ハンドボール部と女子バレーボール部の約30名のメンバーが地元ボランティアの皆さんと汗を流しました。ハンドボール部の1年生は今回初めての参加でしたが先輩達に教えてもらいながら楽しく活動しました。
 プロスポーツの世界では地域貢献活動はもはやスタンダード。洛西高校の運動部もお世話になっている地域のお手伝いをすることで、地域を知り、地域に愛されるチームになることを目指しています。その応援を力に変えインターハイ予選に臨みます!応援よろしくお願いします!!

 二つ目は、京藍染め師の松﨑陸さんの藍畑で今年の藍の苗を植え付ける活動を行いました。昨年Links広場で実験的に育てた藍で染色まで体験しましたが、今年は陸さんの指導のもと、本格的な京藍染めを体験したいと考えています。「一度は途切れた伝統の京藍染めを、京藍染め発祥の地、ここ大原野で昔ながらの手法にこだわって復活させるのが夢です」という陸さんのお話を聞き生徒達も感銘を受けていました。その後はひたすら穴掘り植え付け、穴掘り植え付け......ちょっと汚れたり腰が痛くなったりしましたが、初参加の1年生も含め、みんなでわいわいと作業を進めることができました。
 この取組では藍を通して見えてくる京都の伝統、環境、ビジネス、農業などの実情を知ったり、さまざまな社会課題を考えるきっかけにもなるものです。冬の作品制作まで頑張ります!!

 

 京都大学フィールド研(フィールド科学教育研究センター)主催の『里山おーぷんらぼ』に7人のメンバーで参加しました。思い起こせばLinksの生徒達は昨年4月の立ち上げ時からのメンバーで、周りの大人や大学生と「フツー」に活動している姿を見て、1年経って逞しくなったなぁとちょっと感慨にふけったりしました。
 今回は前半に『あいだラボ』(一般社団法人 Ecological Memesが展開する活動「あいだの探索・実践ラボ」) の 小林泰紘氏からの活動紹介や舘野教授ら京大スタッフとのトークセッション、昼食を挟んだ後半は試験地内の畑エリアの整備に取り組みました。
 あいだラボさんの取組の中でも「稲の多年草化」についてのお話は非常に興味深いもので、目からウロコが少なくとも3枚は落ちました。午後からの畑エリア整備では畑の真ん中に生えていた小ぶりな低木の除去に手を出したのですが、根っこの手強さにさすがの高校生も"根"ならぬ音を上げかけました。それでも大学生や試験地スタッフさんと"根"気強く立ち向かい、取り除けた時にはみんなでバンザイでした。たかが根っこ、されど根っこ。一つの根っこがいろんなことを教えてくれた気がします。
 今回も様々な学びがあった1日でした。新たな広がりの気配も生まれています。次回報告も乞うご期待です!

 

4月7日、LinksLaboの生徒14名が梅小路公園で循環フェスに参加し、子ども向けの「竹ぽっくり」ワークショップを開催しました。約80個の竹ぽっくりを準備しましたが、14:30には完売する大盛況でした。

先月30日に一度経験していることもあり、生徒たちだけでほぼすべての運営を行うことができました。今回私たち教員は遠目から見ているだけで、口や手を出す必要が一つもなく、生徒たちの大きな成長に驚かされました。小さい子どもたちと接するだけでなく、一緒に来られた保護者の方ともコミュニケーションを図る生徒たちに、頼もしさを覚えました。

生徒たちは、上手く話せるときもあれば、そうでないときもあったと思います。もっとこうしといたら良かったと思うこともあったと思います。失敗しないように学校が、教員がすべて準備を整えるのではなく、小さな失敗を経験することで生徒たちは自分で工夫・改善し、また前進してくれます。朝の集合で見た生徒と、帰りの集合で見た生徒の姿はまるで別人のようでした。

学校から飛び出し、様々な世代の、様々な人たちと接することの大切さを、改めて実感しました。

以下は、参加生徒の感想です。

(新3年生)

私は、今回初めてLinks活動に参加しました!
ワークショップ当日、三つ編みが分からない子でも少し教えると自分でできるようになり、子供の成長ってすごいなと身近に感じました。
また、どう教えたらわかって貰えるかな?どんなことを話したら仲良くなれるかな?と考えながら活動していたので、私も勉強になりました!
2日間短い時間でしたが、たくさんの子供たちが楽しんで笑顔で帰ってくれてとっても嬉しかったです!
また子供たちと触れ合える機会があれば参加したいなと思いました!( ¨̮ ) 

(新2年生

小さい子にどうやって教えたら分かりやすいか考えるのが難しかったです。三つ編みを教えるのが難しかったですが一緒に三つ編みをしていくと子供たちも慣れてきて最終的には1人でできるようになっていて喜んでいたので教える楽しさが分かりました。普段たくさんの子供たちと関わる機会があまりないので一緒に作業できたりして楽しかったです。向こうから会話をしてくれるとより会話が弾んで楽しかったです。また今回のような活動があれば参加したいと思いました。 


ワークショップの準備に協力してくださった、NPO法人京都発・竹・流域環境ネットの皆様、宇治の皆様、循環フェスの主催者の皆様、当日参加してくださった皆様、当日交流いただいた皆様、大変ありがとうございました。

 

4月5日(金) LinksLaboドローンチームが今回は洛西高校にて、本校生徒・保護者、地域住民の皆様をお招きし、東洋音響様の全面的なご協力のもと、ドローンショーを実施しました。

ドローンショー中に度々上がる観客の歓声に、生徒たちは胸を躍らせ、喜びに溢れていました。観客の方々からも「とても良かった」「すごかった」「来てよかった」など、子どもたちにもとても喜んでもらうことができました。

終了後、ドローンチームの生徒たちからは、「一生に一度しかない経験をさせてもらえた」「周りの人が歓声を上げ、喜んでくれることがこんなにも自分にとってうれしいことと初めて知った」などの感想がありました。

高校生活ではなかなか得ることができないような貴重な体験をすることができ、生徒たちにとって一生の宝物になりました。

洛再Linksでは、普段の高校生活では体験できないような様々な体験プログラムを準備し、生徒たちの大きな成長に繋げていきたいと思っています。

今回このような貴重な体験をさせていただいた、東洋音響様をはじめ、京都市西京区役所の皆様、暗い中、本校に足を運び見に来てくださった地域の皆様、協力してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

これからも様々な企画を洛西地域で行っていきますので、その際にはぜひご参加ください。





 

 南福西公園と東竹の里市営住宅児童公園の色あせた遊具やベンチをカラフルにReペイント(塗り直し)しました!
 これまでLinksペンキプロジェクトでは大蛇ヶ池公園のフェンス、新林池公園のベンチ、小学生の通学路横の壁面などのReペイントに『行政、住民、学生』の三者協働体制で取り組んできました。
 今回の取組でも参加メンバーは最初おっかなびっくりでスタートしましたが次第に熱が入り最後は童心に返って"塗り絵"を楽しんでいました!
 取組の背景にはニュータウンで進む少子高齢化、京都市の財政難など重い課題があるのですが、さまざまな立場の「ひと」が関わる活動にしていくことで、コミュニティにとっては絆の深まり、高校生にとっては教室では学べない貴重な体験、行政にとっては財政負担の軽減など、ピンチがチャンスに変わる現場がそこにあったのではないかと思います。ペンキプロジェクトはこの後も続きます。洛西生の学びもまだまだ続きます!!

 

3月30日(土) LinksLaboのドローンショーチームが本番を迎えました。

近隣の企業である東洋音響様の全面的なご協力のもと、10月頃から学校のコンピュータールームにてBlenderというアプリを用いて、自分たちが観客の皆様に伝えたいものを、デザインしました。生徒たちは初めは全く使いこなすことができていませんでしたが、東洋音響の皆様の粘り強く、丁寧なご指導のおかけで、生徒たちが自分の伝えたいデザインを作成することができました。

そしていよいよ本番!!目の前で上昇するドローンを見たとき、教員・生徒ともに大きな、大きな感動に包まれました。こんなにも近くで、迫力のあるドローンショーを見られたことは一生に一回の貴重な経験でした。

自分達の作ったものを見た観客の皆さんから大きな歓声が上がる。「あっ!イチゴや!」「あれは提灯や!」「お~、すごい!」「Rakusaiって洛西高校のことかな?」など、聞こえてくる生の声に生徒たちは胸を躍らせました。

このような機会をいただいた、京都市西京区役所洛西支所の皆様、東洋音響の皆様、夜遅い時間に見に来てくださった地域の皆様、他にもご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。


 

3月30日(土) 境谷公園にて、春マルシェ防災Dayキャンプに生徒約15名が子供向けのワークショップを出店しました。今回は、「竹ぽっくりに絵を描こう」を企画しました。

準備段階では、「NPO法人京都発・竹・環境流域ネット」の皆様の全面的な協力のもと、生徒が竹をのこぎりで大量に切るところから、ドリルを用いて紐を通す穴をあけるまでを行いました。また、服を作る際に出る端切れを三つ編みにして、紐を作りました。こちらは、参加生徒だけでなく、洛西高校の他の生徒たちも休み時間や合間の時間、自宅に持ち帰ってなどで、協力してくれました。

当日は、10:30から開始しましたが約1時間で準備した竹ぽっくりの三分の二程度が売れて(無料ですが)しまい、高校生の休憩も兼ねて、慌てて一度お店を閉めなければならないほどに大盛況でした。

そこで、以前イオンモール京都桂川のワークショップの際に使用した竹笛の余りも配布することに急遽変更しましたが、生徒たちは柔軟に対応し、打ち合わせもできない中でも上手に子どもたちに説明しくれていました。

16:00までの予定が14:30までには、準備したすべてのものの配布が終了しました。絶え間なくお客さんが来てくださり、生徒たちにとってとても充実した1日になりました。

この取り組みも日常の学校生活では体験できない大きな体験となりました。生徒たちからは普段の活動だけでは見られない、とても充実した素敵な笑顔をたくさん見ることができました。

NPO法人京都発・竹・環境流域ネットの皆様、三つ編みに協力してくれた洛西高校の生徒及び保護者の皆様、このような場を設定してくださった京都市西京区役所の皆様、他にも協力してくださった皆様、大変ありがとうございました。生徒たちが貴重な経験をさせていただけました。ありがとうございました。

 

今回LinksLaboでは、東武トップツアーズ株式会社様の全面的なご協力のもと、生徒約40名が6つのグループに分かれ、京都の様々な企業や団体を訪問させていただきました。

まず、1月10日に京都版SDGsボードゲームを行い、その中で生徒たちの気になったSDGsの取り組みを選びました。その後、東武トップツアーズ様に、生徒が選んだ取り組みを進めらている企業・団体をお選びいただきました。今回は、「公益財団法人日本国際民間協力会」、「有限会社匠弘堂」、「花園教会水族館」、「食あじわい館」、「株式会社Hibana」、「琵琶湖疎水NPO法人千年文化を考える会」を訪問させていただきました。

それぞれの企業・団体様から、どのような想いでその取り組みをされているのか、実際に取り組む中での喜びや苦労など、たくさんのお話をお聞きすることができました。

やはり、直接訪問しなければわかならい・気づかないようなことがたくさんあり、今回参加した生徒たちは、日常の学校生活では経験できないような貴重な体験の中で、他の高校生とは異なる視点で物事を見ることができるようになりました。

東武トップツアーズ様、訪問させていただいた6つの企業様、全面的にご協力いただいた杉田様をはじめ、生徒の貴重な体験に協力してくださった多くの方々にお礼申し上げます。



 

10月15日(日) Links Labo 京都大学上賀茂演習林にて、イオンチアーズクラブの子どもたち9名を迎えて、草木染め体験、竹コップづくり、ネイチャーゲームを行いました。

今回のプログラムは一ヶ月以上前から生徒たちが準備をしてきました。本校の参加生徒もプログラムを作成した8名と当日の運営を手伝いに来てくれた11名の合わせて、19名で実施しました。高校生の人数の方が多いこともあり、ほとんど子どもたちにマンツーマンでついて、安全面に配慮しながら活動を行うことができました。高校生がこんなにも小学生の子どもたちの面倒をきちんと見れることにも驚かされましたし、これだけの大きなプロジェクトを大人の力を借りずに動かすことができることにも驚かされました。

最も印象深かったのが、最後の子どもたちのお別れのシーンでした。子どもたちが自分の担当になった高校生のもとに自分から「バイバイ」と、別れを惜しむように何度も言っているのが印象に残っています。中には、別れに涙している子どもと高校生もいました。

参加した高校生にとって、忘れられない経験をさせてもらうことができました。今回の経験で何かを感じなかった生徒は一人もいないと思います。子どもたちの純粋な心に触れ、子どもたちからたくさんの目に見えないものをもらうことができました。

このような貴重な機会を提供してくださった、京都大学里山オープンラボのみなさま、イオンチアーズクラブのみなさまに心から感謝いたします。

次は、10月29日(日)にイオンモール京都桂川で、今回のメンバーが子供向けのワークショップも行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしております。

 

10月14日(土) Links Labo の参加者9名で、東洋音響さんの全面的な協力のもと、体育館にてドローンを飛ばしました。

まずは教室で3人1組のチームを作り、PCと向き合いながら、5つのドローンをどのように飛ばすのか、専用のアプリを用いてプログラムしました。直進させるのか旋回させるのか、何色にいつ光らせるのかなど、考えなければならないことがたくさんあるにも関わらず、生徒たちは目を輝かせグループで楽しそうに議論しながら、どんな絵を描くのかを考えていました。

体育館での本番の飛行実験では、それぞれのグループが緊張した面持ちで、自分たちがプログラムした通りにドローンが動くのかを見守っていました。無事に飛んでくれたときには、とてもうれしそうな良い笑顔を見せてくれていました。

最後には、予定にはなかったドローンを操縦するという体験までさせていただきました。生徒たちは最後までとても楽しく、非常に良い経験をさせていただくことができました。

次回はもっと大がかりなドローン飛行実験を、東洋音響さんとともに計画しています。

生徒に貴重な機会をご提供くだった東洋音響のみなさま、ありがとうございました。



 

9月24日(日) 京都大学上賀茂演習林にて、来たる10月15日(日)のイオンチアーズクラブの子どもたちの受け入れへ向けた、リハーサルを行いました。

今回は高校生が7名、協力してくれた小学生以下の子供たちが5名で、本番同様のタイムテーブルでリハーサルを行いました。予定しているタイムテーブルで実際に活動ができるのか!?の確認を行いまいした。

京都大学の先生方のお力もお借りしながら、草木染め、竹のコップづくり、ネイチャーゲームという3つの大きなプログラムを行いました。それだけの予定でしたが、昼休みには子どもたちと高校生が一緒に「鬼ごっこ」や「だるまさんがころんだ」を全力で一緒に遊んでいました。すべてのプログラム終了後も、子どもたちから「もう一度鬼ごっこがしたい」というリクエストに高校生が答え、最後は高校生の方がヘトヘトになっていました(笑)。

常に、子どもたちが危ないことをしていないか目の端に捉えながら、子どもたちと全力で遊ぶ高校生たちに頼もしさを感じました。

今日のリハーサルを踏まえ、タイムテーブルの見直しや、危険個所の確認、子どもたちにどのような言葉で伝えるのが良いのかなど、ここから本番までの間に最終の確認を行います。本番当日、無事にプログラムを終え、子どもたちが最高の笑顔で「楽しかった」と言ってもらえるよう、高校生はここからもう少し頑張りたいと思います!





 

洛再Links が京都市役所と連携し、一般参加向けのワークショップを開催します。

テーマは「脱炭素」!カードゲームを楽しみながら、環境について考えます。

本校のLinks 同好会のメンバーと一緒に、環境問題や脱炭素社会について考えてみませんか。

中学生も大歓迎です!

9月30日(土)10:00~12:30 に本校にて実施します。

詳細の確認と申込は以下の京都市役所のサイトから行って下さい。

京都市:カードゲーム「脱炭素まちづくりカレッジ」体験会の開催について (kyoto.lg.jp)

 
今回も京都大学フィールド科学教育センター上賀茂試験地にて、演習及び実習を行いました。
10月15日の本番では、小学生と一緒に草木染を行う予定をしています。
その手順を教えていただくここと、どの草木で染めるのかを決めるために複数の植物及び媒染液で実験を行いました。
一つ目は大きな鍋に草木を入れ煮る方法で、二つ目は試験管60本に草木と媒染液を入れる方法で行いました。鍋の方は思っていたより色が薄かったのですが、試験管の方は1つの草木に対して3つの媒染液(Al ・Fe・Cu )を使って染めた結果、さまざまな色が出ました。
実際にどのような色が出たかは、洛再Linksのインスタグラムにあげていますので、そちらでご覧ください。
「なぜ植物によって異なる色が出るのか」、「なぜ使う媒染液に寄って色が変化するのか」など、生徒の探究心沸き立つ実験になりました。次回の活動の際に、子どもたちとどの草木、どの媒染液で染めるのかを決定する予定です。
今回の実験にあたり、京都大学の先生方に多くの準備からご指導までいただき、大変ありがとうございました。
 

8月1日(火)京都大学上賀茂演習林にて、洛再Linksのメンバー6名が活動を行いました。

今回は前回に引き続き、10月15日(日)に小学生を上賀茂演習林に招いてワークショップを行うための準備作業を行いました。

京都大学の先生方と山の中を歩きながら、植物の見分け方や、植物の特徴、なぜそのような特徴をもつのかなど、生徒の探究心に火がつくようなたくさんのお話しをしていただきました。また、8月3日に予定している草木染の実験へ向け、原料となる草や木を採取しまいた。

生徒たちは、本番へ向け、やることが山積みですが、自分たちだけで1から企画立案し、プロジェクトを動かす経験の中で大きく成長してくれると思います。

 

参加生徒10名、教員1名で、カードゲーム「mori to mirai」を行いました。

カードゲーム「mori to mirai」とは、持続的に森林の価値を守り、子どもから大人まで楽しみながら森林の現状や持続的活用に関して理解できるツールです。小学校高学年から大人まで、幅広い年齢層を対象としたカードゲームです。山の所有者、森林組合、猟師、行政職員、住宅メーカー、学校の先生など様々な仕事やゴールを持った10種類のプレイヤーたちが、仕事や生活のアクションを繰り返し、森と私たちの未来が刻々と変化する中で「森の未来」について考えます。

今回の体験が生徒たちの進路選択、環境問題や洛西高校生にとって身近な森や山へ関心を持つきっかけになればと思います。

 
 
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