11月2日(日) 大宮交通公園で茻想プロジェクト(もうそうプロジェクト)という、「雑草」をテーマに公園内のデザインを考えるワークショップに、1年生5人、2年生4人が参加しました!
茻想の茻は「くさむら」を意味する漢字です。
まずは茻想プロジェクトについて、浅尾さん、葉山さんのお二人から説明を受けた後、生徒たちは軽い自己紹介とワークショップに参加しようと思った理由をそれぞれ話しました。「自然が好きだから」と答えていた声が多かったです。また、説明の中で「雑草という名前の植物はない」という葉山さんの言葉に生徒たちは心を打たれているように見えました。
そのあと、『公園の遠くの方を見つめて段々と目線を足元や近くのものに移し、公園の風景を五感を使って感じる』というアイスブレイクを行いました。公園と一体になるような不思議な感覚になりました。
次に大宮交通公園の管理人をされている木田さんに公園内を案内していただき、大宮交通公園の歴史、公園内の植生や土中環境について興味深いお話をしていただきました。
昼食後は公園の景色を作っていくために、まずは公園を歩いて自分の"すき"だと思う植物を見つけに行くというワークを行いました。ワーク後にみんなで発表し合いましたが、誰一人として同じ植物を持ってきませんでした。
"すき"と感じるものは人それぞれだということが分かった後に、『植物たちが素敵に見える風景』とは何かについて話し合い、最後に公園内の一部で実際にその風景(園内から"すき"な石を集めて"すき"に配置して囲いを作り、耕し、花の種を"すき"なところへ植える)を全員で作りました。
今回の茻想プロジェクトに参加して、生徒たちが自分の"すき"に気づき、自分の感性に自信を持つきっかけになればと思います。
茻想プロジェクトの浅尾さん葉山さん、大宮交通公園管理人の木田さん、とても素敵なワークショップに参加させていただき、本当にありがとうございました。