12月16日(土)、洛彩ACT 第4回は 昨年に引き続き、株式会社村田製作所 様から社員の方々にお越しいただき、高校での勉強と実際の仕事との繋がりや、これからの社会で必要なことについて、講義とカードゲームを通してお話頂きました。
SDGsをテーマに、自分の町は2030年にはどのように変化しているかについて、カードゲームを通して考えます。発展には経済だけでなく、環境や社会の変化も考慮しなければならず、良いと考えて経済発展を優先したために、環境や社会がどうにもならない状態になってしまうこともある、またその過程では互いにコミュニケーションをとり、協働して作業しなければならないこともありました。参加生徒はいくつかのチームに分かれてゲームを行いましたが、それぞれが真剣に時間とお金を計算し、また活発にコミュニケーションを取っていました。
民間会社として、自社の利益だけを考えていればよい時代ではなくなっており、会社として、地域の経済や環境にいかに貢献できるかが、会社の評価の一つにつながるということを聞いた生徒達の表情は真剣そのものでした。
19名の生徒が希望して参加しました。今回の経験をもとに、いつか自分が社会に出た時に何が貢献できるか、自分はどのように生きていくのがよいのかを考えるきっかけとなりました。
株式会社村田製作所の皆様、どうもありがとうございました。
さまざまな分野について大学の先生の模擬講義を聞き、自分の興味関心を深めたり、新たに面白いと感じることに出会えるチャンスです。
第4回目は12月16日(土)、3つの大学から講師の先生をお招きし、講義をしていただきました。
『笑いは最高のコミュニケーション手段だ』(講師:京都光華女子大学 短期大学部 鹿島 我 先生)、『トマトが楽しくなるはなし』(講師:酪農学園大学 環境農学類 園田 高広 先生)、『歴史文化からみる国際文化交流』(講師:龍谷大学 国際学部 徐 光輝 先生)にそれぞれお話頂きました。
『笑いは最高のコミュニケーション手段だ』の鹿島先生は、日本お笑い学会・日本マスコミュニケーション学会にも所属されていて、お話のテンポがとてもいい中に、大学での学びの在り方をお話くださいました。
『トマトが楽しくなるはなし』の園田先生は、北海道の酪農学園大学からはるばるお越しくださいました。甘いトマトの見分け方なども教えていただき、園芸学の分野にも興味のわくお話でした。
『歴史文化から見る国際文化交流』の徐 先生は、漢字や日本語の仮名、韓国語のハングル、その他の文字などをベースに国際交流についてアカデミックな雰囲気でお話くださいました。
10月から始まった大学の模擬講義、様々な分野の先生方に講義をいただきました。1年生にとってまだまだ先のことと思えているかもしれないですが、高校卒業後にどのような方面に進むのか、考える一つのきっかけになっていたら嬉しいです。冬休みに入りますが、受けた講義内容を思い出し、さらに深く探究してほしいと思います。
2年生では、大学生や大学の先生から普段の学生生活を聞いたり、また企業の方々からこれからの社会で必要なことについて学ぶ「洛彩ACT」を開講しています。
1年生の大学模擬講義とはまた異なる形で、自分の進路実現に向けて貴重な体験をしています。
10月14日(土)は、京都府立大学・同志社大学の方々から、大学で日々学んでいることや普段の学生生活について、大学生のナマの声を届けていただきました。
10月28日(土)は、鳥取大学 入学センター 教授 森川 修 先生より、『地方国公立大学の魅力 ~鳥取大学を例として~』としてお話頂きました。国公立大学で学ぶことの魅力の他、1人で生活することについてのお金の話などもしていただきました。お話を聞いて、自分の可能性の広がりを感じた生徒もたくさんいました。
11月11日(土)は、キャリアガイダンス『マスメディアの仕事』として、読売新聞 大阪本社 から 村居 彩子 様、大鶴 栄政 様、赤川 裕紀 様の3名の方にお越しいただき、教材用新聞を見ながら、新聞の作り方や新聞社の仕事を体感しました。また、活動を通じて「読み取る力」「表現する力」「発信する力」を学ぶ、よい機会となりました。
1年生よりも、より深く高校卒業後の進路について考える貴重な機会となっています。社会に出るための準備を少しずつ始めましょう。
さまざまな分野について大学の先生の模擬講義を聞き、自分の興味関心を深めたり、新たに面白いと感じることに出会えるチャンスです。
10月28日(土)は『最先端ロボット開発の現状と未来』(講師:福井工業大学 工学部 岩野 優樹 先生)、『貧しさとは何か?』(講師:京都精華大学 国際文化学部 清水 貴夫 先生)の2講座を開講しました。
11月11日(土)は『食べ放題の店はどうやって儲けているのか?』(講師:京都先端科学大学 経営経済学部 大島 博行 先生)、『音声認識の仕組み~コンピューターはどうやって「雨」と「飴」を聞き分けているの』(講師:福知山公立大学 地域経営学部 山田 篤 先生)、『コンサートをつくろう』(講師:大阪音楽大学 音響照明コース開設準備室 小宮山 博之 先生)の3講座を開講しました。
どれも参加したくなるような様々な分野の講義が展開されています。毎回、生徒たちの姿は真剣です。この機会をきっかけに、高校卒業後の進路について考え、実現に向けて動き出してほしいと願っています。