9月28日(土)PlusLinksで京都市主催の「アントレってなんソレ?」に参加しました。
京都経済センターで行われた、「アントレってなんソレ?」という起業家の方々の講演会とワークショップに参加してきました。洛西高校からは総勢9名が参加しました。
講演会の中では、起業家としてだけではなく、高校生がこの先どのように生きていくのか、何を大切にしたらよいのかなど、生き方のようなものをお話しいただき、生徒たちにとっては大きく感じるものがあったようでした。一人の生徒からは、「聞けてむちゃくちゃ良かったです!次にこういう機会があったら絶対参加します」という感想もありました。
後半のワークショップでは、さすが洛再Links同好会の生徒たちと思う点がひとつありました。それは他校の生徒と交流するために小グループを作るシーンで、同好会の生徒たちはお互い何も言わなくても違うグループに入り、知っている人ではなく初めて会う他校の生徒との出会いを大切にしようとしている姿にとてもうれしくなりました。その場を楽に過ごすことよりも、新たな出会いやチャレンジを優先できる生徒の成長を見ることができました。
(記:洛再Links同好会顧問)
9月28日(土)、29日(日) PlusLinksでマルシェのお手伝いに行かせていただきました。
今回は、イオンモールKYOTOで行われる『sampai』様のワークショップのお手伝いに行かせていただきました。洋服の端切れや、西陣織の端切れをアップサイクルし、缶バッジや、ボードをデザインするワークショップでした。
生徒たちは、小さい子どもたちが参加してくれるととてもうれしそうに、子どもたちと一緒に活動をしていました。このような活動の度に思うことですが、高校生は本当に小さい子どもたちと一緒に活動するのが上手だなと感じます。みんな優しく、上手に子どもたちに接してくれていました。
今回このような機会をいただいた『sampai』の皆さま、いつも様々な企業と結び付けてくださる『京都信用金庫』の皆さま、ありがとうございました。
(記:洛再Links同好会顧問)
一学期のジャンタニバスターズプロジェクトに続き二学期のGate Linksはひまわりプロジェクトに取り組みます。地元農家さんたちが10年前から取り組む『えっ?今ごろひまわり大原野』。洛西高校は7年前からお手伝いを始めて5年前からデザインを任されるなど継続して活動してきました。昨年度はそれまで廃棄していたひまわりの種を採集し、京都市動物園に小動物の飼料として寄付する活動にも取り組み、地域資源の循環をさらに進めることができました。
今年度も9月初旬に約4,000株の苗を育てることを目標にLinks広場で種まきを行いました。そして洛フェス期間中にすくすくと育った苗を18日、20日の2日間で1年生の3班、4班が植え付けました。植え替えなんて簡単と思いきやなかなかうまくいかず悪戦苦闘しつつ2日間の取組で半分程の苗を定植できました。残り半分も含めて11月に満開になることを祈りつつ取組はまだまだ続きます。応援宜しくお願いします!!
9月22日(土) 洛再Links同好会で京都大学上賀茂演習林にて、10月6日(日)にイオンチアーズクラブ様を対象としたワークショップのリハーサルを行いました。たくさんのご協力いただく大人の方々に暖かく見守っていただきながら、雨の中でしたが無事にリハーサルを行うことができました。リハーサル中にも、ところどころで生徒へ改善点やアドバイスなどを丁寧にお声掛けいただきました。
今回の取組では、一から自分たちで企画運営を行う難しさを生徒たちは強く実感しました。上手くいかないことばかりで悔しそうにする姿、自分の思うように進まないことに歯がゆさを感じ落ち込む姿、たった一日でしたが様々な経験をすることができました。大人がすべて整えてしまっては意味がなく、生徒たちが自分たちで考えたことがまだまだ甘かったこと、内容が詰められていなかったことなど、たくさんの失敗をするからこそ、次はどう改善したらよいかを考え、大きく成長していきます。失敗したらダメではなく、失敗は成功するために必要な過程であると考え、多くの口出しはせず(言いたいことをぐっとこらえながら)、大人たちは見守りました。一通りのリハーサル終了後、生徒自身が今回のリハーサルが成功とは言えないとコメントしていました。準備期間は残り2週間。それまでにどれだけ精度をあげ、当日に子どもたちを楽しませられる企画が出来上がるのか楽しみです。
(洛再Links同好会顧問)
9月21日(土)に「なんきんはぜの会」のみなさんと一緒に、小畑川の清掃活動を行いました。
今回は14名の生徒が活動に参加しました。
すぐに目に付くところにあるようなゴミは少なかったですが、少し茂みの中に分け入ったり、川の中へ入っていくと、大量のプラスチックゴミを拾うことができました。毎月「なんきんはぜの会」のみなさんが活動していてもこれだけゴミがあるということは、一ヶ月間だけでかなりのゴミが川や川辺に流れ込んできたことになります。それがそのまま海まで行けば、海洋プラスチックとなり、マイクロプラスチックとなる。結局のことろ、海の問題は陸に住む私たち人間の問題なのだと感じました。生徒からの感想の中にも、自分たちの知らないところでこれだけ毎月拾ってくださっているから川がキレイに保たれていることを知りましたなど、実際に活動に参加して初めて感じる多くの気づきも得ることができました。
活動場所から学校へ自転車で戻る際、街路樹の下草に引っかかるプラスチック、道に転がるペットボトル、明らかにポイ捨てされたゴミなど、普段気が付かないところにも目が行くようになりました。そして、これらのゴミがまた川へ流れ込んでいくことになるのかと思うととても悲しい気持ちになりながら自転車をこぎました。
(洛再Links同好会顧問)
9月20日(金) オーガニックnicoさんで農業体験をさせていただきました。
昨日に引き続き、本日も生徒も教員も目一杯汗をかき、活動し、楽しませていただきました。
昨日の空心菜の片づけの続きとして、マルチをはがし、根っこを掘り返し、ハウス内の整備を手伝わせていただきました。最後に万願寺唐辛子とオクラの収穫体験までさせていただきました。
今日も初めて参加する生徒が多かったですが、色々なことに気づき、何度もオーガニックnicoの職員の方から「ありがとう」と言っていただき、自分たちの行動で人に喜んでいただけることに、とてもうれしそうにしていました。洛再Links同好会の生徒は1名、残りは一般参加で5名が集まり、もっともっと学校の中で広がらせていきたいと思っています。
11月に本番を迎えるペンキプロジェクト。住民の方とのワークショップを経て全体のコンセプトが決まり、いよいよ具体的なデザイン作成に取りかかりました。遊具や壁面の縮小図面に実際に絵を描き込んだり色を乗せていく作業を通して全体のイメージをつかんでいきます。デザイン指導の吉田マリモさんからブラシの使い方や色の置き方・見せ方などのアドバイスをいただきつつメンバーも楽しみながら作業を進めていきます。もう少し内容を詰めて、10月には現地での下地塗りに入ります。団地に住む大人も子供も楽しくなるような"作品"に仕上がるよう頑張ります!!
KyotoEconomicCultureFestivalの一環で「50年前のニュータウン開発から未来のまちづくりを考えてみる」をテーマに、洛西フィールドワークツアーが開催され3年生1名が参加しました。
ナビゲイター役は京都工芸繊維大学大学院の3名のメンバーからなる「studioDANN/団」。建築学の視点からニュータウン、及びまちづくりを考えるグループです。アドバイザーとして洛西ニュータンの開発当時から現在に至る歴史を見つめてきた中田氏、村下氏、奥村氏を迎えニュータウンのど真ん中、洛西バスターミナルをスタート地点に、のどかな田園風景が広がる大原野のOHARANO Studio Galleryまで3時間かけて歩きます。
開発時に描いたニュータウンの姿と現在の姿の違い、その違いが図らずも今の時代にマッチしてくるのではないか、人口減少、高齢化が必ずしもマイナスとはならないのではないか、参加メンバーは自由にディスカッションを続けます。参加した高校生もこのグループに自然に溶け込み、普段の学校生活では絶対に体験することのない世界に触れることで大きな刺激を受けたようでした。いま地元が面白い。
先週に続き陸さんの藍畑で二番刈り収穫のお手伝い。前日はオープン文化祭で朝から晩までフル回転だったにもかかわらず、2名のメンバーが参加し活躍してくれました。
今回は来年から洛西に移住し本格的に藍染めに取り組む予定のマサさん(現在大学4年生、男前)の指導の下、遠くは三重県から通うHさんご夫妻をはじめ6名の大人と高校生プラス幼稚園児1名で活動し、見事二番刈りが完了しました!!皆さんお疲れさまでした!
UR境谷東団地の皆さんが中心となって主催する『竹ナイトカフェ』。そのイベントをライトアップする竹灯籠づくりに参加しました。
この活動には昨年も参加しており二度目の参加となるメンバーについては電動ドリルの扱いもお手の物で次から次へと竹灯籠を仕上げていきます。初参加となった1年生ははじめは力の加減が分からずおっかなびっくりの手つきでしたが、作業に慣れるにつれ動きもスムーズになり余裕も出てきました。ひたすら繰り返すことで形が身についていく、このことは何事にも通じることだなと感心しながら見てました。
現場には『よさこい』に取り組む大学生の団体もいて竹製の鳴子(カスタネットのような楽器)を作っていました。竹を通して高校生が違う年代、違う立場の人々と交流できる。何より得がたい体験だと今日も感謝でした。
9月17日(火)、19日(木)にオーガニックnicoさんにご協力いただき、農業体験をさせていただきました。参加生徒は、17日は2名、19日は5名の参加がありました。少しずつLinks活動の裾野が広がってきているのか、洛再Links同好会以外の生徒の参加が徐々に増えてきていることをとてもうれしく感じています。
今回は、ハウス内の空心菜の撤収と、万願寺唐辛子の収穫をさせていただきました。
生徒にとって、自分たちが食べるものがどのように育ち、どれだけの苦労があるのかを知る良い機会になりました。
学校だけではできない体験をいつもさせていただき、大変感謝しております。
9月14日(土) オープン文化祭で洛再Links同好会が活動をしました。
今年の文化祭では、3つの大きな取り組みを行いました。
一つ目は、イオンホール内での洋服のリユース活動です。6月頃から「まだ着られるのに捨てるにはもったいない服」を「次に使う人がそのままでも着用できる状態」でということを条件に、校内の2カ所で回収しました。約三か月間で、194kg(682着)を回収し、イオンホールで一般のお客様向けに無料で配布しました。約250着ほどをお持ち帰りいただくことができました。今回の活動では全面的に「ヒューマンフォーラムの岩崎様」にご尽力いただき、無事に終えることができました。
二つ目は、月の広場での展示です。書道部や写真部とともに洛再Linksの活動を知っていただくために、写真とコメントを展示しました。様々な方に見ていただく中で、「とても良い活動ですね」と、お声掛けをいただくこともできました。今年度に入り、活動の種類も増え、バラエティーに富んだ活動を行っています。ぜひLinksのインスタや学校のHPで今後の活動も見てほしいと思います。
三つ目が、竹の広場での子ども向けのワークショップです。昨年は、NPO法人竹流域ネットの吉田様のお力をお借りし、竹笛作りを行いました。今年も吉田様のお力をお借りしながら、竹のビュンビュンゴマづくりを行いました。試作品段階では麻ひもでもコマが回っていたのですが、当日はなぜかなかなか回らず、途中から急遽たこヒモに変更するというトラブルが起こりながらも、何とか子どもたちに楽しんでもらえました。100個準備していたコマがほぼすべて配布することができました。生徒たちは本当に上手に子どもたちに接していました。さすがLinksと言いたくなるほどに、子どもたちと一緒に笑い合い、お互いに楽しんで活動をすることができていました。
たくさんの方々のお力をお借りしながら無事に終了することができました。ありがとうございました。そして、これからもまた一緒に活動させていただけますようよろしくお願いいたします。
『HELP!!』といってもBeatlesではありません。地元大原野からJapanBlueを発信する京藍染め師の陸さんのお手伝いです。諸々の事情で急遽刈り取り作業に出動となりました。4月の苗の定植から参加し雑草抜きを経て、7月には一番刈りにも参加しました。休日&急な招集であったにもかかわらず8名のメンバーが参加し、お弟子さんの清水さんの指導で収穫作業を進めていきます。残暑というかそのまま続く猛暑の中、こまめな休憩を挟みつつ当初予定の倍近い刈り取りができました。それにしてもビニールハウス内の暑さといったら、何度経験しても強烈です。なんか有効利用できないかな?
作業後に清水さんが仰った「好きなことをするのがいいんです。」というフレーズが生徒たちに刺さっていました。
これから発酵、蒅(すくも)づくり、抽出、染色と続きます。生徒たちには自分たちが関わった地道な一つ一つの行動が形になっていく過程を、しっかりと経験し感じてほしいと思います。(つづく)
9月6日(金)7日(土)の2日間で2024版『えっ今ごろひまわり大原野!?』プロジェクト、前半の山場の種まき作業を、地元農家さん、ボランティア、洛西支所、農振センターの皆さんと行いました。
イベント10年目にして始めて11月開花にチェレンジします。背景には昨今の温暖化の影響による殺人的な猛暑があります。そこを逆手に取り誰も見たことのない11月の満開のひまわり畑を大原野に出現させます!
学校でもタイミングを合わせて苗作りを始めました。一年生全員が参加するGate Linksで定植します。
うまく開花すれば地域の新しいシンボルにもなりそうなこのプロジェクト、Linksとしても全力で取り組みます。応援宜しくお願いします!!
京都市松井市長を迎えて地域の現状や課題、そして将来について話し合う市民対話に洛再Links同好会の佐々木壮太君と顧問の2名で参加しLinks活動の発表を行いました。さまざまな課題が指摘される洛西地域ですが、課題をピンチではなくチャンスと捉えて『まちづくり』に取り組む5団体の中の1団体として洛西高校が選ばれての発表となりました。
Links活動を通して感じることは、高校生にまちづくりはできないけれど、まちのお世話になることはできるし、お世話をしてくださる地域のプレイヤーがめちゃめちゃ多い、そこで生まれる繋がりが本当のまちづくりになるのでないかということです。そのあたりの話を顧問の方からした後、佐々木君がLinks活動を通しての気づきや自分自身の変化について、ちゃんと笑いも取りつつたいへん熱く語ってくれました。
終了後、松井市長と話す機会がありその中で佐々木君を中心に進めるLinks活動について評価と激励をいただきました。佐々木君も学校では絶対に聞けない話をたくさん聞けた上に、市長に直接進路相談に乗ってもらうという貴重な体験ができました。『高校生×まちづくり』、まだまだ面白い展開が生まれそうです!!
11月開催予定のペンキプロジェクト@北福西&東竹の里市営住宅児童公園に向けてデザインワークショップを行いました。
今回もアドバイザーとして『暮らしランプ』の吉田マリモさんら3名のスタッフ、京都市都市計画局から2名の方が来校されいろいろなヒントやご指摘をいただきました。7月末に行った住民の方との公園デザインについてのディスカッションワークの内容を受け、コンセプトの確認、メインカラーの決定、具体的な塗装内容等を詰めていく中で次第に活動の具体的な形が見えてきました。北福西、東竹の里それぞれ異なるコンセプトですが、どちらも子ども達が遊びに来たくなるようなワクワク感のある仕上がりになりそうです。
また、イベント当日はペンキ作業だけでなく参加者みんなで楽しめるような企画も高校生が考えています。『芋づるプロジェクト』でいただく予定のサツマイモも一役買ってくれそうです。
この後も事前下塗り作業やペイント講習会などプロジェクトは続きます。地域が抱える課題を学びながら高校生がまちづくりに関わっていくこの取組、成功目指して頑張ります!!
8月23日(金) 京都大学上賀茂演習林にて、10月6日(日) に実施予定のイオンチアーズクラブの子どもたちへ向けたワークショップの事前打ち合わせを行いました。
昨年、大好評のものとに終了したこの企画!!最後には、参加してくれた小学生が高校生との別れを惜しみ涙する姿がありました。今年はそれ以上の企画にしようと、上賀茂演習林の技術職員の紺野さん、パースペクティブの本吉さん、子ども向けのワークショップ作りに精通した梁川さん、冒険の森の小林さん、他にも多数の大人の方々の協力を得て、企画を考えることになりました。まずは、紺野さんの案内のもと山の中を散策しました。ところどころ植物の前で立ち止まり、紺野さんから植物の説明をしていただきました。学校では習わないような話もたくさんあり、生徒たちもとても勉強になりました。下見のはずが、気が付けば、生徒たちは山を歩き、木や草、そして緑豊かな景色を見ることを楽しんでしまっていました。
一通り山歩きを終えると、セミナールームへ戻り、打ち合わせを行いました。生徒たち自身で全体を運営し、周りの協力してくださる大人たちが生徒の意見や想いを上手く引き出してくださいました。昨年以上に活発な議論が行われ、全員がホワイトボードに向かって前のめりに話し合いに参加していました。
時間も限られているため残りの議論は学校で行うことになりましたが、来てくれる子どもたちを楽しませるため、必死にアイディアをまとめている高校生たちの姿に頼もしさを感じました。残り約一ヶ月、どんな企画になるか楽しみです。
今年度から月1回の交流をはじめたニチイケアセンター京都洛西さんで夏祭りが行われました。
交流メンバー4名がスタッフさんに交じって的あてやボール投げ、魚釣りなどの手作り感満載のアトラクションの運営や、おやつの配膳、案内誘導などの裏方作業に取り組みました。
はじめは慣れない様子でしたが次第に声かけも増えて行き、それぞれの持ち場をスタッフさんなしで切り盛りできるようになりました。おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔もたくさん見られました。
夏祭りということもありスタッフさんも総出で慌ただしく動かれる中、高校生も指示を待つのではなく周りを見て行動できたのではないかと思います。少したくましさも感じた1日でした。
8月23日(金),25日(日),26日(月) PlusLinksで農業体験を行いました。
今回は学校からすぐ近くのオーガニックnicoさんにご協力いただき、農業体験をさせていただきました。
8月23日(金)は、生徒3名が参加し、オクラに追肥をやる作業と、万願寺唐辛子の収穫を体験させていただきました。
8月25日(日)は、生徒5名が参加し、オクラの収穫体験と、ハウス内のミニトマトの撤去作業の体験をさせていただきました。
8月26日(月)は、生徒1名のみの参加でした。昨日に引き続き、ハウス内のミニトマトの撤去作業と万願寺唐辛子の収穫を体験させていただきました。
活動をしながら、お話をお聞きしていると、カルシウムやリンの話などが登場し、農業をするためには化学の知識が大きく活きるという気づきや、ハウス内の活動ではサウナのような暑さの中での活動となり農家さんの苦労を生徒たちは実感していました。農家さんの人手不足がいかに大変なことか、野菜は安く買いたいと思っていたけれど本当にそれでよいのかなど、様々なことを考えるきっかけをいただくことができました。
京エコロジーセンターのみなさん、オーガニックnicoのみなさん、ありがとうございました。
今回も京都大学の先生方、学生の皆さん、里山オープンラボに参加の方々と一緒に活動を行いました。
この日のメインはなんとたで藍のたたき染めです。
まずは山の中を散策し、以前植樹した場所の状況の確認に行きました。植樹した木々の周りにはすごい数のシダ植物が植生していて驚きました。先月刈ったにも関わらず、あっという間にシダ植物で埋め尽くされていました。
次は、以前に畑に植えた藍の収穫を行いました。自分の気に入った形の葉っぱを収穫しました。それだけでなく、横に植えたバジルや紫蘇をみんなで収穫しました。自分たちが植えたものがちゃんと食べられる状態になっていることに喜びを感じていました。
収穫後はセミナー室へ戻り、各自持参した布に、自分のとってきた藍の葉を好きな形に押し当て、テープで固定後、トンカチで上からたたいて色素を布へ移す作業を行いました。全員が無心でひたすらトンカチでたたき続けていました。こういうときの生徒たちの集中力にはいつも驚かされます。また、数名の小さい子どもたちも参加していたのですが、さすがLinksメンバーといったところでしょうか。何の指示もなくとも高校生がちゃんと面倒を見、作業のサポートをしていました。一つ一つの体験がしっかりと高校生たちを成長させてくれているんだなと感じました。高校の中だけではできない活動の大切さを改めて実感しました。
(記:洛再Links同好会顧問)