部活動

11月3日(日)循環フェスにて、ワークショップを出店しました。

今回のワークショップでは、12月のクリスマスへ向けて、京都大学上賀茂試験地からいただいた巨大松ぼっくりと、切り倒したヒノキを用いて、松ぼっくりクリスマスツリーを作るワークショップを行いました。洛西高校の生徒たちは、ヒノキの木をクリスマスツリーの土台になるように、のこぎりで輪切りを100個作りました。ヒノキの木は思っている以上に固く、生徒たちは汗をかきながら、必死で切りました。一つ輪切りを作る度、切り口からヒノキのとても良い香りが漂ってきて、生徒たちは『いいにお~い!!』と癒されていました。

さらに、今回はなんと、『京都府立海洋高校』とのコラボレーション企画と言うことで、海洋高校の生徒たちが、暑い中、懸命に集めてくれた『海洋プラスチック』と『シーグラス』をツリーの飾りつけに使用しました。

そして、当日もなんと、海洋高校の生徒たちが6名応援に駆けつけてくれました。洛西高校の生徒と合わせて16名で、ワークショップを実施しました。

今回も天候に恵まれ、多くのお客さまに来ていただき、、写真のように会場は常に満席で、生徒たちは休憩の間もないくらい、非常に忙しく過ごしていました。100個準備していったのですが、終了時刻前に完売し、大盛況におわりました。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

ファイル名:4ea615ef2fc47bcc6b3703cd7511f0a94bf9c47d.pdf

※PDFを開くには下記「循環フェス告知!!」をクリックして下さい。

 

11月3日(日)に梅小路公園にて、循環フェスが実施されます。

詳細は添付のチラシをご覧ください。

そこで、本校洛再Linksでは、京都府立海洋高校さんとコラボした松ぼっくりツリーワークショップを出店します!!

材料の部分では、普段からお世話になっている京都大学上賀茂試験地にご協力いただきました。土台の檜は、洛西高校生がノコギリで一生懸命切り出しました。さらに、飾りつけでは、海洋高校のみなさんが実際に拾ってくださった「海洋ブラスチック」や「シーグラス」を用いています。

この日ここでしか作れないワークショップになっています。

生徒たちが懸命に準備したものばかりになっています。ぜひご参加ください。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

10月13日(日)、27日(日)PlusLinksにて、らくさいっこと一緒に市営住宅のDITを行いました。DIYの間違いと思った方もおられるかもしれませんが、らくさいっこが考案したDITはDo It Togetherの略だそうです。タイトル通り、みんなで一緒に活動できました。

13日は部屋中の壁をすべて緑色に塗るワークショップに、27日は床に木材を貼るワークショップに参加させていただきました。小さい子どもから、大学生、社会人の大人まで多様な世代の中で活動させていただきました。高校生たちは上手に小さい子どもの相手もしながら、天井近くの壁をどんどん緑色に塗ってくれました。休憩時間には、様々な世代の人たちと、自分の進路に関することなどを対話していました。学校の教員や教育に関わる人以外に相談したり、アドバイスをもらえるような機会は滅多にありませんので、とても良い機会になりました。生徒たちはワークショップ中も終了後もとても生き生きとした表情をしていました。最後には受験へ向けてのエールももらっていました。(写真のように床一面にエールをもらいました)

らくさいっことして活動する3人の女子大学生たちにいつも大変お世話になっています。彼女たちが洛西地域で様々な取り組みをしてくれることで、一緒に高校生を巻き込んでもらえたり、高校生の活動にたくさんの方々が手を差し伸べてくださる土壌を作ってくれています。いつ行っても笑顔で高校生を迎えてくれる、高校生にとって少し上のお姉さんたちに、いつも感謝しています。

今後も洛西の地域で高校生がもっと主体的に活動できるような取り組みを行っていきたいと考えています。地域の方々、洛西支所のみなさま、らくさいっこのみなさん、他にもたくさんの方々に支えれて活動をさせていただいていますが、これからも地域のみなさんのお力をお借りして、高校生を成長させたいと考えています。これからもご協力いただきますようお願いいたします。

(写真がDITで完成した部屋の写真です)

(記:Links同好会顧問)


 

10月26日(土)、27日(日)PlusLinksにて、嵯峨嵐山商店街のお祭りのお手伝いに行きました。

2日間で、総勢31名の生徒が活動に参加しました。女子バスケットボール部は、部員全員で参加してくれました。

金魚釣り、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、輪投げ、射的の運営を任せていただき、ヨーヨーを膨らませるところから、商品の配置など、色々なことを生徒に任せていただきました。その中で、一緒に運営する大人の方々と話をしたり、参加する子どもたちに楽しく参加してもらえるように声をかけたり、その子たちの保護者の方ともやり取りをしたり、嵐山観光に来られた外国人観光客の方々にゲーム内容やルールを必死で英語で説明するなど、学校の中にいては経験できない貴重な体験をさせていただきました。

最近は地域の皆様に生徒を育てていただいているなとしみじみ実感しています。学校の中でできる体験というのは非常に限られたものになってしまいがちです。だからこそ洛再Linksでは、できるだけ多様な経験を生徒たちに提供したいと考えています。机上ではなく、実際に体験したことこそが、生徒を大きく成長させることになると確信しています。

高校生のうちに少しでも多様な大人と出会い、様々な社会を見て、普段できないような経験をすることで、自らの生き方や自らの進路を考えるきっかけにしてほしいとも考えています。

嵯峨嵐山商店街のみなさま、sampaiの宮武さま、いつもたくさんの方々と繋げてくださるQuesitonの川上さまに、心より感謝申し上げます。たくさんの大人の方々と一緒に生徒を育てていけることをとてもうれしく思っております。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

河原町御池のクエッションビルで行われた地域マルシェ『mono-gatari 2024』にサポートスタッフとして5人の生徒が参加してきました。sampaiさんのアップサイクルのお店を中心に地元京都の雑貨のお店や福井県の縫製会社さんのミシン&プリントのお店などバラエティに富んだラインナップ。生徒達はいろいろなお店のスタッフさんとコミュニケーションを取り、お客さんの対応に当たりつつ、合間を縫ってワークショップを体験させてもらったり、ただただ遊んでみたりと充実した1日を過ごしました。
中でもsampaiさんの出品物は会社の名前の由来である産業廃棄物(産廃=sampai)を材料にデザインの力で価値を生み出し商品化するというアップサイクルの見本のようなものでした。説明を聞く生徒も真剣そのもの、なんせそれをやって来るお客さんに説明しなければならないのですから。という難しさも経験しつつ楽しく笑顔あふれるサポート体験となりました。各ショップのスタッフの皆さん、会場となったクエッションビルの京都信用金庫の皆さん、お世話になりありがとうございました。

 

11月10日(日)のイベント本番に向けて最終の下地塗りを行いました。イベント名も『RAKUSAI CIRCUS(ラクサイ サーカス)公園ペイント』に決まり、着々と準備が進んでいます。今回は3年生を含む約20名の生徒に加え、マリモさんはじめ暮らしランプのメンバーさん、京都市の担当の方、ペンキ塗装を指導してくださるワークスペースエルデの佐々木さんら総勢30名で、公園をジャングルゾーン、オーシャンゾーンの二区画に分け、それぞれを緑ベース、青ベースの塗料で塗っていきます。シーソーやブランコなどの遊具もかわいらしいベースカラーに変わっていきます。作業していると通りがかった住民の方が声をかけてくださいます。おばあちゃんに連れられた幼児や学校帰りの小学生も飛び入り参加してくれました。
本番までにデザインチームによる下絵描きを経ていよいよ本番へ!"秋の公園にカラフルなペイント集団・洛西サーカスがやって来る!"

 

ファイル名:f3d52d570a5e41ca107b2bbc9cdf10fa01f3f6d5.pdf

※PDFを開くには下記「令和6年10月9日(水)  コットンボー...」をクリックして下さい。

 

 回収した古着から作った土(エターナルソイル)を使い、賛同者がそれぞれの場所で綿花を育て、収穫した綿を集めて糸を紡ぎ布を織り再び地元京都で製品化する『京木綿プロジェクト』。そんな循環型の取組に洛再Links同好会も参加しています。

 5月の種まきから順調に生長し夏にはおおらかな黄色い花をつけました。先日ふと気づくと綿の実ができているではありませんか!あわてて雨が当たらない渡り廊下に入れました。社会の授業では習うけれど実物は見たことがないという人がほとんどだと思います。

 変化する地球環境にも思いを馳せながら、これから次々と姿を見せるかわいらしいコットンボールをみんなで愛でたいと思います。

 

10月6日(日)に洛再Links同好会のメンバーで、京都大学上賀茂演習林にて、イオンチアーズクラブの子どもたちへ向けて、ネイチャーゲームや工作体験などのイベントを実施しました。

約三カ月近くかけ、準備してきたイベントの本番!!週間天気を見ているときは、曇りや雨の予報でしたが、本番が近づくにつれどんどん天気は回復へ向かい、なんと当日は最高の快晴に恵まれました。

生徒たちは約20名が参加し、朝8:30からみんな走り回りながらセッティングを行いました。10:00前くらいに子どもたちが到着すると、さすがLinks同好会の会長というべきか、会長を中心に子どもたちに優しく声をかけ、セミナー室へ誘導しました。前半のプログラムはネイチャーゲーム!高校生で、子どもたちが冒険へ出発するための空気感を作るため、寸劇を行ったり、山のところどころにチェックポイントをもうけ課題をクリアーしないと通れないような設定にしたり、しっかりと準備をしてきたことを如何なく発揮していました。最初は小さかった子どもたちの声も、徐々に大きくなり、山を登り戻ってくることろには、遠くからでも子どもたちの楽しそうな声を聞くことができました。

お昼ご飯は、大人たちで作った渾身のカレーを子どもたちにふるまいました!!子どもたちからは「めっちゃおいしい」との声をもらえました。

お昼からは、子どもたちに高校生が付いた状態で自分で檜をコースターの形に輪切りしてもらいました。「かたい」「疲れた」「大変」と言いながらもどの子どもたちも最後は一人で切ることができました。その後ははんだごてを用いて木のコースターに絵を描いたり、森で拾ったたくさんの素材を使って工作を行いました。

最後は、高校生も子どもたちも、名残惜しそうに別れを惜しんでいました。子どもたちのバスが見えなくなるまで高校生は手を振り続けていました。

すべてが上手くいったわけではありません。予想できていないトラブルもありました。その失敗に肩を落とす高校生もいました。上手くいった部分も、高校生の力だけでは到底できるものではなく、今回の取組に関わっていただいた多くの大人の方々の支えによるところが大きかったです。ご迷惑をおかけした方もたくさんおられますが、高校生にとっては成功も失敗も大きな経験と財産になりました。

このような大きなイベントを大人の方々と一緒に一から作り上げられる機会と言うのはそうそうあるもではありません。このような機会をいただいたイオンチアーズクラブのみなさま、普段からお世話になっております京都大学上賀茂演習林のみなさま、里山オープンラボのみなさま、他にもご協力いただいたたくさんの方々に心より感謝しています。

(記:洛再Links同好会顧問)





 

10月2日(水) 洛再Linksの生徒8名 、イラストレーション部の生徒5名の計13名が、暮らしランプの吉田まりもさん、洛西支所の方々、ペンキの塗り方を指導していただいた方々、地域の方々と一緒に北福西公園の遊具の下地塗を行いました。

まずはスポンジのようなもので、遊具の汚れを削り落とし、その後に下地液をハケやローラーを使いながら、塗りました。生徒たちは細かいところも丁寧に、塗り残しも一つもなくなるように一生懸命塗っていました。その中で、様々な大人の方々に「塗り方が丁寧やね」「上手に塗るなあ」など、誉めていただくと生徒たちは少し恥ずかしそうに、でもとてもうれしそうに約2時間活動しました。

自分の行動が誰かの喜びになるって、とても幸せな気持ちになれる瞬間だと思います。生徒たちは純粋にペンキ塗りを楽しみ、遊具のデザインを考えるのを楽しみにしていただけでしたが、自分たちが楽しいと思う活動が誰かの喜びになるという、とても良い経験ができました。

次は10月中旬に遊具のベースになる色を塗る機会もいただけるので、またみんなで全力で楽しんで塗りたいと思います。


(記:洛再Links顧問)

 

 春休みのLinks活動で参加した公園でのボランティア活動の際にお話しした別の参加者の方から「イモもらっていただけませんか?」という唐突な提案からすべてが始まりました。聞けば、京都市内のお寺さんの発案で、自然農法で野菜を育てる農家さんの畑を借りてボランティアの手でサツマイモを育て、それを関わったみんなでさらに広くお配りし、人と人との繋がりの輪を広げようという、名づけて『芋づるプロジェクト』という活動を進めているとのこと。洛西高校では毎年年末にLinks活動の一環で『焼きイモ大会』を行っていることもあり参加の運びとなりました。
 7月に生徒たちはイモの発育を促すための「つる切り」の作業に取り組んでおり、その結果が試されるということもありドキドキの芋掘りとなりました。
 農場主の今井さんから収穫時の注意や、土作りの工夫などのお話を聞いた後、いよいよ「掘り作業」に入ります。まずはツルをすべて切ってマルチシートを剥がすと、手で掘り進められるくらいサラサラの土が見えてきます。掘ってみると立派に生長した「紅はるか」が次々に姿を現し、3時間程で約2,500本を収穫できました。参加した大人も子ども(最年少は2才)もどろんこになりながらイモとの格闘を楽しんでいました。
 今回の『芋づるプロジェクト』への参加では、イモを使った社会貢献、自然農法による人にも環境にも優しい野菜づくり等、いろいろなことを考えるきっかけが生まれたのではないかと思います。そういった勉強面も含めて、とにかく楽しみながら過ごせた秋の一日でした。農家さん、お寺さん、ボランティアの皆さんに感謝です。

 

9月28日(土)PlusLinksで京都市主催の「アントレってなんソレ?」に参加しました。

京都経済センターで行われた、「アントレってなんソレ?」という起業家の方々の講演会とワークショップに参加してきました。洛西高校からは総勢9名が参加しました。

講演会の中では、起業家としてだけではなく、高校生がこの先どのように生きていくのか、何を大切にしたらよいのかなど、生き方のようなものをお話しいただき、生徒たちにとっては大きく感じるものがあったようでした。一人の生徒からは、「聞けてむちゃくちゃ良かったです!次にこういう機会があったら絶対参加します」という感想もありました。

後半のワークショップでは、さすが洛再Links同好会の生徒たちと思う点がひとつありました。それは他校の生徒と交流するために小グループを作るシーンで、同好会の生徒たちはお互い何も言わなくても違うグループに入り、知っている人ではなく初めて会う他校の生徒との出会いを大切にしようとしている姿にとてもうれしくなりました。その場を楽に過ごすことよりも、新たな出会いやチャレンジを優先できる生徒の成長を見ることができました。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

9月28日(土)、29日(日) PlusLinksでマルシェのお手伝いに行かせていただきました。

今回は、イオンモールKYOTOで行われる『sampai』様のワークショップのお手伝いに行かせていただきました。洋服の端切れや、西陣織の端切れをアップサイクルし、缶バッジや、ボードをデザインするワークショップでした。

生徒たちは、小さい子どもたちが参加してくれるととてもうれしそうに、子どもたちと一緒に活動をしていました。このような活動の度に思うことですが、高校生は本当に小さい子どもたちと一緒に活動するのが上手だなと感じます。みんな優しく、上手に子どもたちに接してくれていました。

今回このような機会をいただいた『sampai』の皆さま、いつも様々な企業と結び付けてくださる『京都信用金庫』の皆さま、ありがとうございました。

(記:洛再Links同好会顧問)

 

 一学期のジャンタニバスターズプロジェクトに続き二学期のGate Linksはひまわりプロジェクトに取り組みます。地元農家さんたちが10年前から取り組む『えっ?今ごろひまわり大原野』。洛西高校は7年前からお手伝いを始めて5年前からデザインを任されるなど継続して活動してきました。昨年度はそれまで廃棄していたひまわりの種を採集し、京都市動物園に小動物の飼料として寄付する活動にも取り組み、地域資源の循環をさらに進めることができました。
 今年度も9月初旬に約4,000株の苗を育てることを目標にLinks広場で種まきを行いました。そして洛フェス期間中にすくすくと育った苗を18日、20日の2日間で1年生の3班、4班が植え付けました。植え替えなんて簡単と思いきやなかなかうまくいかず悪戦苦闘しつつ2日間の取組で半分程の苗を定植できました。残り半分も含めて11月に満開になることを祈りつつ取組はまだまだ続きます。応援宜しくお願いします!!

 

9月22日(土) 洛再Links同好会で京都大学上賀茂演習林にて、10月6日(日)にイオンチアーズクラブ様を対象としたワークショップのリハーサルを行いました。たくさんのご協力いただく大人の方々に暖かく見守っていただきながら、雨の中でしたが無事にリハーサルを行うことができました。リハーサル中にも、ところどころで生徒へ改善点やアドバイスなどを丁寧にお声掛けいただきました。

今回の取組では、一から自分たちで企画運営を行う難しさを生徒たちは強く実感しました。上手くいかないことばかりで悔しそうにする姿、自分の思うように進まないことに歯がゆさを感じ落ち込む姿、たった一日でしたが様々な経験をすることができました。大人がすべて整えてしまっては意味がなく、生徒たちが自分たちで考えたことがまだまだ甘かったこと、内容が詰められていなかったことなど、たくさんの失敗をするからこそ、次はどう改善したらよいかを考え、大きく成長していきます。失敗したらダメではなく、失敗は成功するために必要な過程であると考え、多くの口出しはせず(言いたいことをぐっとこらえながら)、大人たちは見守りました。一通りのリハーサル終了後、生徒自身が今回のリハーサルが成功とは言えないとコメントしていました。準備期間は残り2週間。それまでにどれだけ精度をあげ、当日に子どもたちを楽しませられる企画が出来上がるのか楽しみです。

(洛再Links同好会顧問)




 

9月21日(土)に「なんきんはぜの会」のみなさんと一緒に、小畑川の清掃活動を行いました。

今回は14名の生徒が活動に参加しました。

すぐに目に付くところにあるようなゴミは少なかったですが、少し茂みの中に分け入ったり、川の中へ入っていくと、大量のプラスチックゴミを拾うことができました。毎月「なんきんはぜの会」のみなさんが活動していてもこれだけゴミがあるということは、一ヶ月間だけでかなりのゴミが川や川辺に流れ込んできたことになります。それがそのまま海まで行けば、海洋プラスチックとなり、マイクロプラスチックとなる。結局のことろ、海の問題は陸に住む私たち人間の問題なのだと感じました。生徒からの感想の中にも、自分たちの知らないところでこれだけ毎月拾ってくださっているから川がキレイに保たれていることを知りましたなど、実際に活動に参加して初めて感じる多くの気づきも得ることができました。

活動場所から学校へ自転車で戻る際、街路樹の下草に引っかかるプラスチック、道に転がるペットボトル、明らかにポイ捨てされたゴミなど、普段気が付かないところにも目が行くようになりました。そして、これらのゴミがまた川へ流れ込んでいくことになるのかと思うととても悲しい気持ちになりながら自転車をこぎました。

(洛再Links同好会顧問)

 

9月20日(金) オーガニックnicoさんで農業体験をさせていただきました。

昨日に引き続き、本日も生徒も教員も目一杯汗をかき、活動し、楽しませていただきました。

昨日の空心菜の片づけの続きとして、マルチをはがし、根っこを掘り返し、ハウス内の整備を手伝わせていただきました。最後に万願寺唐辛子とオクラの収穫体験までさせていただきました。

今日も初めて参加する生徒が多かったですが、色々なことに気づき、何度もオーガニックnicoの職員の方から「ありがとう」と言っていただき、自分たちの行動で人に喜んでいただけることに、とてもうれしそうにしていました。洛再Links同好会の生徒は1名、残りは一般参加で5名が集まり、もっともっと学校の中で広がらせていきたいと思っています。

 

11月に本番を迎えるペンキプロジェクト。住民の方とのワークショップを経て全体のコンセプトが決まり、いよいよ具体的なデザイン作成に取りかかりました。遊具や壁面の縮小図面に実際に絵を描き込んだり色を乗せていく作業を通して全体のイメージをつかんでいきます。デザイン指導の吉田マリモさんからブラシの使い方や色の置き方・見せ方などのアドバイスをいただきつつメンバーも楽しみながら作業を進めていきます。もう少し内容を詰めて、10月には現地での下地塗りに入ります。団地に住む大人も子供も楽しくなるような"作品"に仕上がるよう頑張ります!!

 

KyotoEconomicCultureFestivalの一環で「50年前のニュータウン開発から未来のまちづくりを考えてみる」をテーマに、洛西フィールドワークツアーが開催され3年生1名が参加しました。

ナビゲイター役は京都工芸繊維大学大学院の3名のメンバーからなる「studioDANN/団」。建築学の視点からニュータウン、及びまちづくりを考えるグループです。アドバイザーとして洛西ニュータンの開発当時から現在に至る歴史を見つめてきた中田氏、村下氏、奥村氏を迎えニュータウンのど真ん中、洛西バスターミナルをスタート地点に、のどかな田園風景が広がる大原野のOHARANO Studio Galleryまで3時間かけて歩きます。

 開発時に描いたニュータウンの姿と現在の姿の違い、その違いが図らずも今の時代にマッチしてくるのではないか、人口減少、高齢化が必ずしもマイナスとはならないのではないか、参加メンバーは自由にディスカッションを続けます。参加した高校生もこのグループに自然に溶け込み、普段の学校生活では絶対に体験することのない世界に触れることで大きな刺激を受けたようでした。いま地元が面白い。

 

 先週に続き陸さんの藍畑で二番刈り収穫のお手伝い。前日はオープン文化祭で朝から晩までフル回転だったにもかかわらず、2名のメンバーが参加し活躍してくれました。

 今回は来年から洛西に移住し本格的に藍染めに取り組む予定のマサさん(現在大学4年生、男前)の指導の下、遠くは三重県から通うHさんご夫妻をはじめ6名の大人と高校生プラス幼稚園児1名で活動し、見事二番刈りが完了しました!!皆さんお疲れさまでした!

 

 UR境谷東団地の皆さんが中心となって主催する『竹ナイトカフェ』。そのイベントをライトアップする竹灯籠づくりに参加しました。

 この活動には昨年も参加しており二度目の参加となるメンバーについては電動ドリルの扱いもお手の物で次から次へと竹灯籠を仕上げていきます。初参加となった1年生ははじめは力の加減が分からずおっかなびっくりの手つきでしたが、作業に慣れるにつれ動きもスムーズになり余裕も出てきました。ひたすら繰り返すことで形が身についていく、このことは何事にも通じることだなと感心しながら見てました。

 現場には『よさこい』に取り組む大学生の団体もいて竹製の鳴子(カスタネットのような楽器)を作っていました。竹を通して高校生が違う年代、違う立場の人々と交流できる。何より得がたい体験だと今日も感謝でした。

 
 
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