★「洛西選書」2024を発行しました!★
洛西高校の教職員が薦める本を紹介する小冊子「洛西選書」を今年も発行しました。生徒の皆さんには夏休み前の国語の時間に1人1冊ずつ配付済みです。「洛西選書」に掲載された本は、入手不可能な本を除き、洛西高校図書館の蔵書にしています。ぜひ利用してください。冊子に取り上げられた本(本校の蔵書にある本のみ)は、蔵書検索サイトのブックリストページからも確認できます。
★2024年7月のコーナー展示から・・・その2★
上記「洛西選書」2024に取り上げられた本を集めたコーナーです。
7月3日、新しいお札が発行されました。国立印刷所のHPによれば新紙幣は「150年以上にわたり培った偽造防止技術の結晶」なのだそうです。
新しいお札の肖像の人物、渋沢栄一(1万円札)、津田梅子(5千円札)、北里柴三郎(千円札)についての本を中心に、関連書や新紙幣について解説した「図書館教育ニュース 2024年5月18日号」(少年写真新聞社発行)や雑誌、新聞記事なども置いています。
祇園祭の関連書、関連資料を展示しています。
高校球児の憧れ、甲子園球場は、2024年8月1日に開場100周年を迎えるそうです。
洛西高校でも関係の本のミニコーナーを作ってみました。高校野球の関連書(小説・ノンフィクション)が中心になっています。
オリンピック・パラリンピックの関連書やフランス語・フランス料理の本・パリに関する本などを並べました。
7月12日、2年間本校で英語を教えてくださった、ALTのサラ先生を図書館にお迎えして、図書委員会とESSのコラボ企画「サラ先生とお話しよう!」を、昼休みと放課後の2回に分けて実施しました。
昼休みは、サラ先生を囲んで座談会形式。2年間の日本での思い出を写真とともに英語で話してくださり、生徒たちは興味津々で聞き入っていました。
放課後は、サラ先生が楽しい英語ワークショップを企画してくださいました。グループや個人で英語クイズに取り組み答えを導いていきます。この様子は洛西高校図書館公式インスタグラムで動画を紹介しています。ぜひご覧ください。
サラ先生、とてもステキな時間をありがとうございました!
洛西高校図書館の2024年7月は、夏休み前に授業での利用がたくさんあったこともあり、中・下旬はとてもにぎわっています。夏休み特別貸出では久々に貸出制限いっぱいの99冊を貸出した生徒も現れました。
7月は26日まで夏休みの開館を実施します。夏休み特別貸出のさらなる利用もお待ちしています。
*なお、開館日や開館時間、特別貸出の実施などの情報は、蔵書検索サイトの、「開館カレンダー」ページや「お知らせ」ページなどからも確認できます。
7月の図書館装飾のモチーフは七夕・金魚・朝顔です。笹飾りには今年もユニークな願いごとが書かれた短冊がたくさん吊るされ、図書館入り口を彩っています。笹飾りは例年旧暦の七夕の頃まで飾っています。7月の開館中はまだ短冊を吊るすこともできますので、ぜひ利用してくださいね。
★2024年7月のコーナー展示から・・・その1★
七夕をテーマ・舞台にした小説や絵本を並べました。
7月4日(木)、図書委員会有志12名と図書館教職員2名で丸善京都本店に行きました。大きな書店で図書館に置きたい本を探す選書ツアーです。広い店内を思い思いに眺めながら、楽しそうに本を探していました。この日選んだ本は、すでに図書館内の「図書委員が選びました」コーナーに並んでいます。全校配布の「新着図書案内」紙面では2学期の初めにご紹介する予定です。
参加生徒の感想から
「大きな本屋さんに行ったことで新たな刺激を得られました」
「普段買えないような本を視野に入れて選べるのが新鮮でした」
「いろんな本があってとても楽しかった」
「大きい本屋だといろんな発見があるなと思いました。」
「自分の手で図書館に置く本を選ぶことは初めてだったので楽しかったです。丸善さんは規模が大きく、選書にぴったりの場所だと思いました。」
「自分の好きな本や前から気になっていた本などをたくさん買えてとても楽しかったです。友達と周ったことで普段あまり読まないような本も手に取ることができました」
「ゆっくり本を見て回りながら気になる本を探すのが楽しかった。」
★2024年6月のコーナー展示から・・・★
お父さんが主人公の絵本や小説、お父さんが重要な役割を果たす小説などを集めました。
6月20日は「世界難民の日」(World Refugee Day)です。2000年12月4日、国連総会で決議されました。
難民や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの関連書を集めました。世界の難民は増える一方で、今では日本の人口とほぼ同じ、約1億2千万人もいるといわれています。「難民」とはどういう人たちで、どういう状況に置かれているのか等々、まずは図書館の本で知っていただければと思います。
◆雨の本◆
6月の洛西高校図書館の装飾モチーフは雨と紫陽花です。
★読み聞かせ講習を行いました★
5月末から6月上旬にかけて、3年生の保育基礎の授業で、3講座2時間ずつ読み聞かせ講習を行いました。
始めに司書が集団への読み聞かせについて、実演も交えながら約1時間お話しし、そのあと、生徒が実際に絵本を見たり、絵本の持ち方・読み方などの練習をする時間としています。本校図書館にも絵本コーナーがあり、たくさんの絵本を置いていますが、この講習のために京都府立図書館の学校支援セット貸出で、大型絵本と紙芝居も借り受けました。
生徒たちは絵本等を眺めたり、お互いに読み聞かせをしあって絵本の世界を楽しんでいました。
授業時間の最後には各講座数名ずつ練習の成果を発表。楽しそうに、また、真剣に取り組む姿がすてきでした。
京都府立図書館から借り受けている大型絵本と紙芝居は、今学期末まで館内で展示する予定です。保育基礎を選択している生徒以外のみなさんも、ぜひ絵本の世界に浸りに来てください。面談週間の待ち時間には、時々生徒同士で読み聞かせしている姿も見られました。
「洛西初夏の本まつり」で実施している「読書BINGO」。本の背表紙のラベルにある分類番号の一番左の数字を使って返却時に押印します。ワークショップで得られるスタンプは6月21日までですが、貸出スタンプとボードゲームスタンプは7月9日(返却期限)分まで有効です!景品は出版社の販売促進グッズや雑誌の付録です。集めたビンゴの数によって景品の数やグレードが変わります。
今からでも間に合います!洛西高校生の皆さんはぜひ挑戦してみてください。5列揃えばゴールドカードも申請できます。
読書BINGOの景品交換会は7月11日・12日に実施する予定です。
上の写真は図書委員会の学年代表・各班代表からなるリーダー会議で今後の予定を話し合った後、ボードゲーム「みんなで本をもちよって」で親交を深めているところです。「みんなで本をもちよって」は本を使って遊べる楽しいゲーム。
図書館にはひとりでもで遊べるものから10人ぐらいで遊べるものまでいろいろなボードゲーム(アナログゲーム)があります。おなじみの将棋やチェスだけでなく、いろいろなボードゲームを楽しんでほしいなと思います。
「洛西初夏の本まつり」期間中、しおりづくり等のワークショップも行ってます。
今回のメニューはタッセルしおり・なんちゃってハーバリウム・超かんたん折り紙ブックカバーの3種です。誰でも簡単に作れます。可愛いですよ。ほかのメニューがやってみたい図書委員用に水引しおりのつくり方を説明した日もありました。今回超かんたん折り紙ブックカバー(お手軽ブックカバー)の作り方は本校図書館公式インスタグラムで動画公開しました。タッセルしおり、水引しおりの作り方動画は昨秋公開しています。
6月21日まで作ることができます。今回の実施期間に機会がなかった人は、文化祭の時にも実施する予定ですので、ぜひ体験してみてください。
6月7日から21日まで図書館&図書委員会行事「洛西初夏の本まつり」実施中です。
期間中は、貸出冊数制限を緩和(通常3冊までのところ5冊まで貸出可。ゴールドカードを持っている人は7冊まで貸出可)、しおりづくりワークショップ実施、読書BINGO実施など多彩な企画で利用者の皆さんをお待ちしています。
また図書委員ほぼ全員の「推し本」ミニポスターを2・3棟間東側渡廊下(2階・3階間)と昇降口の2カ所に掲示しています。図書館内には図書委員の「推し本」POPと、「教育実習生が薦める〇〇な一冊」と題したPOPを、対象の本とともに展示しています。ミニポスターの本も含めてすべて本校図書館にある本ばかりですので、ぜひ読書の参考にしてください。ミニポスターには図書ラベルの分類番号(請求記号)も掲載しているので、それを覚えておいて来館していただけると本を探すときに役立ちます。
6月5日、京都府長岡京記念文化会館のホールで演劇の団体鑑賞行事を行いました。演目はオペラシアターこんにゃく座の「さよなら、ドン・キホーテ」です。「最初の和音からひきこまれた」「広い会場で、マイクなしに歌声が響き渡ってすごいと思った」「もう1回見たくなった」「様々な差別やジェンダーの問題など社会問題についての内容もあって、大切なことはなにかをすごく考えさせられた。」等々、大好評でした。午後公演の終演後には、舞台装置のバラシを見せていただきながら、馬のサンチョとドイツ人将校役の二役で出演された富山直人さんと、3年生各クラスの代表とで座談会を行いました。3年生からは「嫌な役に配役された時の心の持ち方」「ささやき声を表現する技法」など多数の質問が上がり、文化祭の演劇を作るうえでの参考になるお話をたくさん伺うことができました。
洛西高校図書館では、フランス史・ナチスへのレジスタンス・LGBTQなど、この演目の時代背景等の理解につながる本をコーナー展示しています。主人公ベルの愛した小説『ドン・キホーテ』も置いています。ぜひ読んでみてください。
なお、ここに掲載した公演の写真は公演リーフレットから引用させていただきました。座談会での富山直人さんのお写真ともども、劇団から了解をいただいています。
★2024年5月のコーナー展示から・・・その2★
文化祭の企画を考えるのに役立つ本を集めたコーナーを作っています(洛西高校生は5月24日付教室掲示用図書館ニュースを参照してください)。
戯曲・シナリオなどはこのコーナーには集めていませんが、多数そろえていますので利用してください。ここに並べた本以外にも演劇関連書・動画作成法等々多数あります。
また、1998年から2023年までの上演台本なども保管しています。参考にして下さい。
文化祭の企画の成功のために、ぜひ図書館を利用して下さい。
◆5月15日は沖縄本土復帰記念日、6月23日は沖縄慰霊の日◆
関連の本をピックアップしました。このほかにも関連書は多数あります。
6月7日に予定されている人権学習の、各学年のテーマに関する本を集めました。本からも知識を得て、また、フィクションの感動からも学びを得て、学習を深めてもらえればと思います。
◆本屋大賞2024&高校生にすすめる本◆
「高校生にすすめる本セレクション2024」コーナーと「今、話題の本」コーナーを整理・統合しました。さまざまなランキングで1位を獲得している『成瀬は天下を取りにいく』は本校でも人気で、貸出累計も増え続けています。
洛西高校の2024年5月は、図書委員会の発足・ゴールデンウィーク&子どもの読書週間特別貸出(200冊以上返却された日もありました)・2年生の総合的な探究の時間での利用・1年生の英語多読での利用と目まぐるしく過ぎてあっという間に下旬となりました。今のところ昨年度より貸出利用が増え、図書館担当教職員一同喜んでいます。
5月の館内装飾は端午の節句とカーネーション、小鳥やツバメがモチーフです。
★2024年5月のコーナー展示から・・・その1★
今年は母をテーマにした絵本を特集しました。
カーネーションのペーパークラフトを添えて。
看護師に関する本のコーナーを作っています。看護師が主人公の小説や、助産師・保健師に関する本も一緒に並べています。「国際看護師の日 International Nurses Day」は、19世紀、「看護」という仕事や医療衛生を近代化した、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定されました。ナイチンゲールの著書や評伝もあります。看護・医療系の進路を目指している方には特におすすめです。
鳥に関する本の中から13冊だけピックアップしたミニコーナーです。写真集や図鑑が目を引くので手に取る生徒も多いです。エッセイや新書も楽しく読めますよ。
4月22日よりゴールデンウィーク&「子どもの読書週間」特別貸出実施中です。
1人20冊まで貸出できます。
今年度は4月22日から5月2日までの貸出が対象です。
4月22日~26日貸出 →5月7日
4月30日貸出 →5月8日
5月1日・2日貸出 →5月9日
★ 2024年4月のコーナー展示から・・・その3 ★
◆第4回子どもの本総選挙2024◆
4月23日の子ども読書の日を前に、今年2月に発表された第4回「子どもの本総選挙」の1位から4位までの本を集めた小さなコーナーを作ってみました。小学生の投票で選ばれる「子どもの本総選挙」ですが、大人にも人気の本がランクインしていて、生徒たちも手に取って楽しんでいます。
◆5月3日は憲法記念日 5月は憲法月間◆
京都の府立高校には専任の学校図書館司書が配置されています。その研究会活動の一環として、この度リーフレット「高校生にすすめる本セレクション2024」を発行しました。
洛西高校図書館でもこのリーフレットに掲載された本のコーナーを作るとともに、リーフレットを希望する生徒に配布しています。
リーフレットのお薦め図書リストは、京都市内・乙訓地域の府立高校・府立学校の学校図書館司書が、2022年1月~2023年10月の間に日本国内で出版された本(文庫化・新書化された本を含む)の中から、高校生のみなさんに特におすすめしたい本を、フィクション(小説・ストーリー漫画など)、ノンフィクションに分けて選定・紹介するものです。
リーフレットの画像を、紹介文執筆者と出版社の許可を得て掲載します。
洛西高校図書館公式インスタグラムでは、1冊ずつ切り分けて紹介しています。
併せてごらんください。
4月の装飾モチーフは桜です。そこに蝶やチューリップ・タンポポなども加えて窓飾りやガーランドで春らしく彩りました。
★2024年4月のコーナー展示から・・・その2★
◆「桜・たんぽぽ・春の花」「桜の小説」
桜やタンポポについての植物学・園芸学の本や絵本を集めたミニコーナーと、「桜」と書名に入っている本のうち、表紙に美しく桜が描かれている小説を中心に集めたミニコーナーです。
◆「2023年度3年生生物選択者、お薦め本」
去る2024年1月、3年生の「選択生物」の講座授業では「本を紹介する」取り組みが行われました。図書館で本を選び、紹介カードを作り、発表も館内で行われました。久々に図書館に足を踏み入れ、読書をする楽しみを再発見した生徒もいたようです。理系クラスらしい本のチョイス、読みたいと思わせる紹介スピーチ等々もすてきだと思いました。昨年度末から引き続き展示しています。本と共に展示している紹介カードを参考に手に取ってみてください。
新年度が始まりました。図書館の存在のPRのため、昨年度の図書委員が春休み前に作ってくれた、図書館利用促進の各種ポスターを掲示しています。
恒例の新入生図書館オリエンテーションは、先週、国語の時間をお借りして1年生全7クラス行いました。期間中の1年生の貸出は延べ81人、139冊でした。今後もたくさんの生徒が利用してくれることを願っています。
★2024年4月のコーナー展示から・・・その1★
◆「図書委員の推し本・・・2024年春に」
2023年度1・2年生図書委員の「推し本」をPOPとともに展示しています。
また、「推し本」ミニポスターを昇降口と図書館カウンター前に掲示しています。
3月13日放課後、「SPRING CONCERT in図書館」を開催しました。
図書委員3名の司会進行で、ピアノソロ・フルート3重奏・トロンボーンとピアノ・ピアノ連弾と、6人の先生方がすてきなメロディーを奏でてくださいました♪
ご出演の皆さま、ご来場の皆さま、ありがとうございました。演奏された曲目等は、洛西高校図書館公式Instagramで紹介しています。
2024年2月下旬から3月上旬はひたすら蔵書点検と書架整理にいそしみ、利用制限をしていた洛西高校図書館ですが、点検は無事終了し、予定通り春休み特別貸出を行っています。
今年度の春休みの貸出は3月19日12時ごろ終了します。春休み中の開館はありません。返却期限は4月8日です。
また、保管期限の切れた古い雑誌もプレゼントしています。人気の雑誌は早々となくなりましたが、残り物に福があるかもしれません。ぜひ図書館に足を運んでみてくださいね。
★ 2024年3月のコーナー展示から・・・ ★
◆3月にお薦めの本◆
3月にちなんだ本を掲示板のミニコーナーに並べました。ひな祭りに関する本がほとんどです。
窓飾りや館内装飾のモチーフもひな祭りです。
◆「ビキニ事件70周年」「3.11」など◆
洛西高校図書館公式Instagramでは、その日(記念日・国際デー等)にちなんだ本を紹介しています。そこでピックアップした本を展示しているミニコーナーです。
現在は下記の2テーマで展開しています。
〇第五福竜丸に関する本。2024年2月19日付京都新聞朝刊「福竜丸航海、SNSで再現」という見出しの記事(1954年3月1日、太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた水爆実験により被曝したマグロ漁船「第五福竜丸」の航海を、「第五福竜丸航海記」と題して、InstagramやFacebook上で再現)の切り抜きとともに並べています。
〇東日本大震災関連の本。ノンフィクションとフィクション、1冊ずつ並べています。並べた本についての詳しい紹介は上記Instagramをご参照ください。
★学年末の開館・貸出予定★
〇今年度の通常貸出は2月28日返却期限で終了です。3月前半は蔵書点検等のため休館になります。
〇2月21日・22日は3連休直前のため5冊まで(ゴールドカードの人は7冊まで)貸出できます。貸出期間は短いですが、コミックなどまとめて借りるチャンスです。
〇3月中旬から春休み特別貸出を実施します。
**3月中旬に図書館でお楽しみイベントを実施する予定です。詳しくは後日公表します**
★ 2024年2月のコーナー展示から・・・その3 ★
◆猫の日、猫の本◆
2月22日はにゃんにゃんにゃんで「猫の日」。猫やネコ科の動物の写真集、猫や猫の飼い主が主人公の小説を集めました。
◆忍者の日、忍者の本◆
同じく2月22日は「忍者の日」。忍者がテーマの本、忍者が主人公の小説・漫画を集めたミニコーナーです。
◆富士山の本◆
火山としての富士山の知識の本、観光ガイドブック、富士山頂から見た眺望の写真集、富士山関連のフィクションなどを集めました。
★ 2024年2月のコーナー展示から・・・その2 ★
◆体験しよう、読書バリアフリー・バリアフリー図書◆
公益財団法人 文字・活字文化推進機構の事業により「読書バリアフリー体験セット」を借り受けて展示しています。「読書バリアフリー」とは、障がいの有無に関わらずすべての人が利用しやすい形式で文字活字文化を楽しみ、本の内容にアクセスできるということです。
2月22日までの期間限定展示です。短期間ですがたくさんの生徒や教職員に実物を見て、体験していただきたいです。
特に福祉や医療、教育に興味のある人(将来学びたいと思っている人等)はぜひ見ていただきたいと思います。
*展示品紹介*
◆読書バリアフリーについて知る本やパンフレット等
■『読書バリアフリー;見つけよう!自分にあった読書のカタチ』読書工房編著/国土社刊
■ 読書バリアフリー、バリアフリー図書についての広報用パンフレット・リーフレットなど
◆点字つきさわる絵本
視覚を使って読む人と、さわって読む人が同時に楽しめるように、墨字と点字の両方が書いてあり、絵の部分にも凹凸(触図)がついています。
■『てんじつき さわるえほん ぐりとぐら』
■『てんじつき さわるえほん さわってたのしいレリーフブック さかな』
など、3冊お借りしています。
*『てんじつき さわるえほん こぐまちゃんとどうぶつえん』など本校の蔵書も3冊展示しています。
◆手話つきDVD
PCで視聴できるように設置しています。
■『DVD 手話で楽しむ絵本』 早瀨憲太郎手話語り手/偕成社
「ノンタンがんばるもん」「ともだちや」などおなじみの絵本を手話で朗読するDVDです。
◆マルチメディアDAISY図書
読む人の特性に配慮した電子書籍。PCで視聴できるように設置しています。
■「わいわい文庫2023年版 ver.BLUE」
◆読書補助具・点字学習器など
■タイポスコープ(リーディングトラッカーなど)
定規型の器具を本文にあてて、読む場所を強調する読書補助具。
■凸面点字器「トツテンくん」、凸面点字一覧表
点字を自分で書く(打つ)体験ができます。
写真は「トツテンくん」を使って書いた展示です。
■『手で読む心でさわるやさしい点字(1)点字を読んでみよう』
点字学習用の図書
◆その他のバリアフリー図書
■布の絵本『はる なつ あき ふゆ』
手ざわりの良い布製の手作り絵本。マジックテープやボタンなどを使ってパーツを付け替えて遊ぶこともできて、指先の運動にもなります。
■大きな文字の本
小さい文字が読みづらい人、漢字を学ぶのに困難のある人(視力・文字認知等に弱点がある、日本語が母語でない等)に配慮して、大きな文字・わかりやすい書体を使用した本。
『フランダースの犬』『名探偵ホームズ 赤毛組合』上・下
『大きな文字で分かりやすい小学生で習う漢字1026字;5年193字』
■LLブック
「LL」とは、スウェーデン語の「LättLäst」(英語ではeasy to read)の略です。
『電車とバスで出かけよう』『病気やケガの時はどうするの?』
『わたしのおべんとう』『なかまといっしょに』『つたえたいきもち』
■オーディオブック(youtubeの限定公開動画)
個人のスマホやタブレットで試聴してみてください。
『走れメロス』『注文の多い料理店』