部活動

10月13日(月) 洛再Links同好会で、大原野周辺のため池に生息する外来魚を駆除しました。

ついに洛再Links活動に魚釣りの企画が始まりました!

魚釣りといっても、自分たちが楽しむために釣りをするわけではありません。大原野地域には多くのため池があり、希少な昆虫などが生息しています。しかし、そこには特定外来生物であるブルーギルやオオクチバスなども混生しており、それらが希少生物の生息に影響を与えていることが分かってきています。そこで、京都府の取組として外来魚駆除講習会を開くことになり、同好会メンバーの6名が参加しました。

ほとんどのメンバーが魚釣り初心者でしたが、講師の竹門先生から丁寧に教えていただき、見事に全員がブルーギルを釣ることに成功しました。結果としては、ブルーギル58匹、オオクチバス2匹の合計60匹で、上々の釣果だったようです。また、モンドリというワナも事前に仕掛けていただいたのですが、こちらの方はあまり成果が上がらなかったようで、人手があれば釣りで捕獲した方が効率が良いことがわかりました。

釣りの極意だけでなく、ため池の歴史と価値や、もともと外来魚がいないはずのため池になぜブルーギルが生息しているのか、など本当に考えさせられるお話ばかりでした。今回の経験を通して、外来生物の問題について考えるきっかけになってくれればと思います。

京都府自然環境保全課、きょうと生物多様性センター、乙訓の自然を守る会など、今回の講習でお世話になったすべての方々に感謝です。生徒たちに貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 
 
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