11月22日(土)循環フェスにて、ワークショップを出店しました。
今回のワークショップでは昨年に引き続き、巨大松ぼっくりを用いたクリスマスツリーづくりに加え、服の端切れで作ったクリスマスリースの装飾ワークショップを、洛西高校・徳島県立那賀高校・京都府立海洋高校の3校合同で実施しました。
松ぼっくりクリスマスツリーのワークショップでは、京都大学上賀茂試験地からいただいた巨大松ぼっくりと、伐採されたヒノキを材料として使用しました。洛西高校の生徒たちは、クリスマスツリーの土台となるヒノキをのこぎりで100個以上輪切りにし、汗を流しながら一生懸命取り組みました。松ぼっくりも1つひとつ丁寧に緑のスプレーで鮮やかに塗装しました。
飾りつけに使用した「シーグラス」は海洋高校の生徒たちが暑い中懸命に集めてくれたもので、キラキラと輝き、ツリーのオーナメントにぴったりでした。
クリスマスリースは那賀高校の生徒たちが準備してくれたもので、1つ作るのに1時間以上かかったそうです。服の縫い目をほどき、5cm四方に切り、折りながら土台に貼り付けるという、とても手の込んだリースで、装飾しなくても十分に美しく、温かみのある作品でした。
当日は3校合わせて20名ほどで運営しました。生徒たちは最初こそぎこちない様子でしたが、終わる頃には学校間の垣根を越えて仲良くなっていました。お客さんとの接し方、お金の受け取り、ワークショップの宣伝・呼び込みなど、運営も臨機応変に上達していく姿から、生徒たちのエネルギーと成長を感じました。
また今回は前回の反省を活かし、整理券の配布やツリーとリースのワークショップを交互に実施するなど工夫して進行しましたが、改善できる点もみつかり、とても学びの多い一日となりました。
天候にも恵まれ、多くの方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。