本校教育の3つの柱,SCIENCE,PHILOSOPHY,GLOBALのうち,「SCIENCE」と「PHILOSOPHY」の中心として,中学校の総合的な学習の時間を「ダ・ヴィンチ」と名付けています。この時間では課題を発見し,「グループワーク」で仲間と協働して解決し,価値を生み出す「プロジェクトベースドラーニング(PBL)」を行っています。
 このような活動を通して,STEAM(Science,Technology,Engineering,Math+Art)教育を実践し,生徒が批判的に考え,創造的なアプローチで社会に存在する様々な問題に取り組む姿勢を培っています。科学や工学,数学,アート,哲学を個別に学ぶのではなく,生徒たちの探究活動の中で横断的に学ぶ時間です。
 具体的な活動実績の例として、『ししゃもの卵はいくつ?』をテーマにグループごとに仮説→実験→分析→発表の流れで取り組みました。インターネットで調べればすぐに多くの知識を得られる世の中ですが,このような体験を重視し,単なる知識・情報の習得から探究心創造力の育成を目標に活動しています。
 また,関西学術文化都市に位置する本校の特性を生かし,地域の研究機関や企業と連携しています。
 連携の取組の1つとして夏休みに実施した夏季実習の体験内容はポスターにまとめ,文化祭で発表しました。
 このように,本校では体験的活動のみならず,グループで協議し,発表を経験させることで,知識・技術の習得はもちろんOUTPUTする力の向上を図ることで,新しい学力観にも対応した人物の育成に取り組んでいます。
 
 
 2018年08月20日
 

平成30年8月18日(土)、京都府総合教育センターで行われた第6回科学の甲子園ジュニア全国大会京都府予選会に附属中学の1期生が参加しました。当日は、3人1組のチームにて、理科・数学等の分野における筆記試験に取り組みました。チームで取り組むことを介して、クラスメートとの絆がさらに深まった様子でした。

 
 
 
 
 2018年07月27日
 

平成30年7月23日(月)から25日(水)までの期間にて、ダ・ヴィンチの授業の一環として夏季実習を行いました。連携先と実習テーマは以下の通りです(五十音順)。

実習では、日頃の授業では学ぶことが出来ない様々な知識や技術に触れるとともに、実社会にて科学がどのように応用利用されているのか、その一端を知ることが出来ました。

今後は、実習内容をポスターにまとめて文化祭などで発表するとともに、今回の経験をさらなる学びにつなげていきたいと思います。お世話になりました連携先の講師の先生方に感謝申し上げます。

〇 環境衛生薬品株式会社

   DNAを見てみよう!

〇 けいはんな文化学術協会

   生命維持システムと酵素反応のメカニズム

   ジャイロ効果とは何か ― 地球ゴマ(宇宙ゴマ)の実験と宇宙のお話

   電気抵抗は温度によってどのように変わるか

〇 サンプラスチックス株式会社

   多関節ロボットのプログラミング

〇 三洋化成工業株式会社

   吸水性樹脂および界面活性剤等を用いた簡単な実験

 
 
 
 
 2018年06月18日
 

6月16日(土)、ダ・ヴィンチの取組の一環として、三洋化成工業株式会社との連携授業「高吸水性樹脂を用いた応用製品について考えよう」を行いました。授業では、高吸水性樹脂とはどのようなものか?について、講師としてお越しいただいた同社総務本部の合田氏より、分かりやすく説明していただきました。その後、実際にこの樹脂に水を加えるなどの実験を行いました。また、身の回りの製品にこの樹脂がどのように利用されているのかも紹介していただきました。

 今後は、高吸水性樹脂の新たな応用利用法についてアイデアを出し合い、試作品の作成や実験での仮説の検証にチャレンジしたいと考えています。

 
 
 
 
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