本校教育の3つの柱,SCIENCE,PHILOSOPHY,GLOBALのうち,「SCIENCE」と「PHILOSOPHY」の中心として,中学校の総合的な学習の時間を「ダ・ヴィンチ」と名付けています。この時間では課題を発見し,「グループワーク」で仲間と協働して解決し,価値を生み出す「プロジェクトベースドラーニング(PBL)」を行っています。
 このような活動を通して,STEAM(Science,Technology,Engineering,Math+Art)教育を実践し,生徒が批判的に考え,創造的なアプローチで社会に存在する様々な問題に取り組む姿勢を培っています。科学や工学,数学,アート,哲学を個別に学ぶのではなく,生徒たちの探究活動の中で横断的に学ぶ時間です。
 具体的な活動実績の例として、『ししゃもの卵はいくつ?』をテーマにグループごとに仮説→実験→分析→発表の流れで取り組みました。インターネットで調べればすぐに多くの知識を得られる世の中ですが,このような体験を重視し,単なる知識・情報の習得から探究心創造力の育成を目標に活動しています。
 また,関西学術文化都市に位置する本校の特性を生かし,地域の研究機関や企業と連携しています。
 連携の取組の1つとして夏休みに実施した夏季実習の体験内容はポスターにまとめ,文化祭で発表しました。
 このように,本校では体験的活動のみならず,グループで協議し,発表を経験させることで,知識・技術の習得はもちろんOUTPUTする力の向上を図ることで,新しい学力観にも対応した人物の育成に取り組んでいます。
 
 
 2024年11月08日
 

11/7(木)、ダ・ヴィンチの校外学習で京セラ美術館に行きました。

今回開催されていたプログラムは「巨匠たちの学び舎 日本画の名作はこうして生まれた」です。それぞれが自由に作品を鑑賞する中で名画の迫力に圧倒されたり、学芸員さんの解説を聞きながら日本画の特徴や歴史について学んだりしました。メモを取りながら熱心に鑑賞している生徒も多く、アートに触れる良い機会となりました。

午後からは、班ごとに京都市内のフィールドワークを行いました。事前に計画した内容に従い、京都の観光名所などを訪れました。当日はとても寒い一日でしたが、生徒たちは楽しみながら学習していました。

 
 
 
 
 2018年08月20日
 

平成30年8月18日(土)、京都府総合教育センターで行われた第6回科学の甲子園ジュニア全国大会京都府予選会に附属中学の1期生が参加しました。当日は、3人1組のチームにて、理科・数学等の分野における筆記試験に取り組みました。チームで取り組むことを介して、クラスメートとの絆がさらに深まった様子でした。

 
 
 
 
 2018年06月18日
 

6月16日(土)、ダ・ヴィンチの取組の一環として、三洋化成工業株式会社との連携授業「高吸水性樹脂を用いた応用製品について考えよう」を行いました。授業では、高吸水性樹脂とはどのようなものか?について、講師としてお越しいただいた同社総務本部の合田氏より、分かりやすく説明していただきました。その後、実際にこの樹脂に水を加えるなどの実験を行いました。また、身の回りの製品にこの樹脂がどのように利用されているのかも紹介していただきました。

 今後は、高吸水性樹脂の新たな応用利用法についてアイデアを出し合い、試作品の作成や実験での仮説の検証にチャレンジしたいと考えています。

 
 
 
 
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