8月7日(水)
第61回京都府吹奏楽コンクール(会場:京都コンサートホール)に出場し、4年連続の金賞を受賞することができました。
夏期補習などで時間的な制限も多く、思うように練習時間や場所が確保できないなど多くの困難がありましたが、満員の聴衆の方々に、これまでの練習の成果をお届けできたことを感じる12分間でした。
ステージで演奏した55名のメンバーとともにサポートに回った部員も含め、108名全員でいただいた金賞だったと思います。これまで多くの方にご支援いただき、ありがとうございました。
学校に戻ってからのミーティングでは、改めて喜びを分かち合うとともに、3年生は各自の進路に向けた取り組みを、また、1、2年生は9月のマーチングコンテストに向け、新チームでの活動を一層充実したものにする決意を確かめ合いました。これからも先輩方が築いてこられた伝統を大きな力に、これまで以上の演奏を皆様にお届けできるよう努力しますので、応援していただきますようお願いします。
以下、審査員の先生方の講評を一部紹介します。
第61回京都府吹奏楽コンクール 高等学校Aの部
プログラム15番 京都府立桃山高等学校
〇課題曲 Ⅰ 行進曲「勇気の旗を掲げて」 渡口公康 作曲
〇自由曲 天雷无妄 天野正道 作曲
(課題曲)
・とても充実したサウンドのマーチで素晴らしかったです。メロディーの方向性や流れも明確に感じられました。トリオもとても美しかったですが、旋律線の高音がやや飛び出して聞こえるので注意してください。全体的な構成や音楽性も良かったと思います。
・バランスのとれた厚みのある豊かなサウンドでした。冒頭からメロディーの音程がもう少し揃うとよりクリアになると感じました。構成やテンポ感はとても適切で安心して聞くことのできるマーチでした。
・よくまとまり、細部まで行き届いたマーチでした。メロディーラインのサウンドがより一層溶け合うと良かったと思いました。
(自由曲)
・緊張感のある冒頭部から終盤までよくまとまり素晴らしい演奏でした。特に中間からの緩やかな表現もロマンティックに表現できていました。内外声、カウンターのバランス、ブレンド感などをさらに追求してください。
・イントロからとても丁寧な進行が続き、とてもまとまっていたと思います。中間部のフーガ部も崩れることなく安定していました。強奏部はパワーオーバーでうるさくならないような工夫もお願いします。
・迫力のあるイントロが素晴らしかったです。トランペットは好演でした。木管楽器も緊張感が保たれ、打楽器とのバランスもよくとれていました。細かい音符はリズムがやや崩れがちになるので拍の表裏を意識して明確に演奏しましょう。音楽的にも技術的にも大変完成度の高い演奏でした。
〇吹奏楽部 部活動体験のご案内
※吹奏楽を愛する私たちと、桃山高校吹奏楽部「Lovers」で充実した高校生活をともに過ごしませんか?
【文武両道! 「目指せ 関西大会! 目指せ 国公立・ 難関私立大学!」 】
(日時)
・9月14日(土) 10:45~12:00 (第3回学校説明会の午前)
・9月28日(土) 10:00~12:00 (学校説明会の日ではありませんのでご注意ください)
(場所)
本校コモンホール
(持ち物)
※上履き、楽器 (大型楽器は用意します)
お申し込みは本校ホームページをご覧ください。多数のご参加をお待ちしています。お問い合わせは以下のアドレスへメールにてお願いします。
〇桃山高校吹奏楽部アドレス
吹奏楽部では、今年も「サマーコンサート2024」を開催します。
8月のコンクール、9月のマーチングコンテストで取り上げる曲から楽しいポップス曲など、3学年108名で精一杯演奏します。
多くの皆様のお越しを心よりお待ちしております。
桃山高校吹奏楽部「サマーコンサート2024」
日時:7月7日(日) 17:00開場 18:00開演 (約1時間の公演です)
会場:本校体育館 入場無料
問い合わせ先:[email protected] 本校吹奏楽部まで
※入場無料ですが、ご来校にあたっては上履き(スリッパ)をご持参ください。また、駐車場がありませんので自家用車等でのご来校はご遠慮ください。
5月25日(土)
京都駅ビルで開催された「高校バンドフェスティバル」に出演しました。今年は3年生が模擬試験のため参加できなかったため、1、2年生75名での出演になりました。直前まで中間考査のため思うように練習できませんでしたが、精一杯の演奏はできたと思います。
青空の拡がる中、大勢のお客様に私たちの演奏を聴いていただき、とても有意義な一日になりました。
5月26日(日)
ホテルグランヴィア京都で開催された「桃山同窓会全体同窓会」にお招きいただき、3年生を中心とする35名のメンバーで演奏させていただきました。100名を越える大先輩の前で演奏するのは大変緊張しましたが、演奏後には多くの同窓生の方々からお褒めの言葉をいただき感激しました。
桃山高校生であることを誇りに感じられた一日になりました。
3月29日(金)、30日(土)
京都市呉竹文化センターホールにおいて、「第38回定期演奏会」を開催しました。
春本番の穏やかな陽気に恵まれ、今春の卒業生を含む90名の全部員が一つとなり、満席のお客様に私たちの演奏を精一杯お届けできました。
今回のお客様の中には、台湾から日本に観光に来られたご夫婦や、私たちの定番曲である「サンバベアー」を35年前に編曲された方がわざわざ足を運んで下さるなど、人々の絆を結ぶ音楽の力を感じた演奏会でした。
改めて、保護者の方々や地域の方々、学校関係者はもちろんのこと、これまで私たちを支援いただきました全ての皆様に改めて感謝申し上げます。
これからもより皆様に楽しんでいただける演奏を目指していきたいと思いますので、今後とも桃山高校吹奏楽部をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
次回定期演奏会のご案内
第39回定期演奏会
日程:令和7年3月28日(金)、29日(土)
会場:京都市呉竹文化センターホール
※次回の定期演奏会も多くのお客様にご来場いただき、楽しんでいただけるコンサートにしたいと新3年生を中心に準備を始めました。再び皆様にお会いできることを願っております。
第38回定期演奏会について、多くの方々からお問い合わせをいただき感謝申し上げます。
入場整理券は予定の配布枚数に達しましたので配布を終了させていただきました。
ありがとうございました。
2月24日(土)
作曲家で神戸女学院大学でご指導されている八木澤教司先生と、クラリネット奏者の稲本渡先生にご来校いただきました。
八木澤先生は、その作品が国内外の吹奏楽団で幅広く演奏されている、吹奏楽界では誰もが知る優れた作曲家ですが、全国各地の中学校で歌われている、「あすという日は」 などの合唱曲なども多くの人々に親しまれています。
当日は、私たちが定期演奏会で演奏する 「優位な曲線 -ヴァシリー・カンジンスキーに寄せて」 の合奏指導を、また、稲本先生には合奏に入っていただき、私たちと一緒に演奏していただくなど、とても充実した時間を過ごしました。
「優位な曲線」は、八木澤先生が、ゴッホやモネなどの歴史的画家が遺した作品や作風からインスピレーションを受け作曲された「絵画シリーズ」の中の一曲ですが、抽象絵画の草分けと位置づけられているカンジンスキーの作品を、独特な表現技法で作曲された難曲です。
八木澤先生からは絵画の持つ雰囲気を、一層立体的に、色彩感豊かに表現できるように、稲本先生にはクラリネットの魅力を引き出せるようなアドバイスをいただき、部員達は先生方のご指導に引き込まれていました。
定期演奏会では、より魅力的な演奏ができるよう、一層努力したいと思います。