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2024/02/27
 
 

2月24日(土)

 作曲家で神戸女学院大学でご指導されている八木澤教司先生と、クラリネット奏者の稲本渡先生にご来校いただきました。

 八木澤先生は、その作品が国内外の吹奏楽団で幅広く演奏されている、吹奏楽界では誰もが知る優れた作曲家ですが、全国各地の中学校で歌われている、「あすという日は」 などの合唱曲なども多くの人々に親しまれています。

 当日は、私たちが定期演奏会で演奏する 「優位な曲線 -ヴァシリー・カンジンスキーに寄せて」 の合奏指導を、また、稲本先生には合奏に入っていただき、私たちと一緒に演奏していただくなど、とても充実した時間を過ごしました。

 「優位な曲線」は、八木澤先生が、ゴッホやモネなどの歴史的画家が遺した作品や作風からインスピレーションを受け作曲された「絵画シリーズ」の中の一曲ですが、抽象絵画の草分けと位置づけられているカンジンスキーの作品を、独特な表現技法で作曲された難曲です。

 八木澤先生からは絵画の持つ雰囲気を、一層立体的に、色彩感豊かに表現できるように、稲本先生にはクラリネットの魅力を引き出せるようなアドバイスをいただき、部員達は先生方のご指導に引き込まれていました。

 定期演奏会では、より魅力的な演奏ができるよう、一層努力したいと思います。

 

 
 
 

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