3月28日(土)
この日は「第34回定期演奏会・第2日目」を開催し、盛大に3年生を送り出すはずでした。
定期演奏会は私たちが最も大切にしているコンサートであり、中止になったことは残念でしたが、春休みの部活動が一部認められたことからささやかな送別会を行いました。
実施に当たっては、密集、密接、密閉の3条件が重ならないように、寒い中でも部屋の窓を開け、1、2年生の演奏で一人一人の3年生を送り出しました。
また、多くのOB・OGの皆さんも集まってくださり、わずか2時間でしたが引退式を行うことができました。
今は大変厳しい状況でありますが、いつか部活動に精一杯取り組める日が来ることを信じて、学校生活を大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。
3月27日(金)、28日(土)に予定しておりました「第34回定期演奏会」につきましては、新型コロナウイルス感染症における昨今の状況を受け、生徒や保護者、来場されるお客様の健康・安全面を考慮し、開催を中止することにいたしました。ご来場を楽しみにしていただいた皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願いいたします。
吹奏楽部「第34回定期演奏会」の入場整理券を2月3日(月)から配布します。
ご来場に当たっては公演日ごとの入場整理券が必要です。数に限りがありますので予定の配布枚数に達し次第締め切らせていただきます。
皆様のご来場をお待ちしております!
日時:3月27日(金) 17:30開場 18:00開演
28日(土) 12:30開場 13:00開演
会場:京都市呉竹文化センターホール
○配布場所:桃山高校受付窓口(月~金の平日・午前9時から午後4時まで)
※受付時間外は対応いたしかねますのでご了承ください。
12月25日(水)
第52回京都府アンサンブルコンテスト 高等学校の部が京都コンサートホールで開催されました。
本校からは1・2年生8名で編成したクラリネット8重奏が出場し、審査の結果金賞を受賞することができました。多くの方々から応援いただきありがとうございました。
演奏曲の「ガラスの海と都市の情景」は、様々な表現力が要求される難曲でしたが精一杯取り組むことができたと思います。
また、26日(木)に開催された「KYOTO中学・高校生ソロコンテスト2019」では、11月の録音審査を経て出場したオーボエの田中道生(1年)が金賞を、クラリネットの鳥羽朝陽(1年)が銀賞をそれぞれ受賞しました。
これからもこの貴重な経験を生かして活動に励んでいこうと思います。
以下、審査員の先生方の講評を紹介します。
京都府立桃山高等学校 クラリネット8重奏
曲目:クラリネット8重奏 「ガラスの海と都市の情景」 Michina 作曲
メンバー:荒木愛理(E♭クラリネット・2年)
中村美咲(B♭クラリネット・2年)
山田武命(B♭クラリネット・2年)
水谷真優子(B♭クラリネット・2年)
上川佳乃(B♭クラリネット・1年)
行元茉暖(アルトクラリネット・2年)
杉 理梨衣(バスクラリネット・2年)
林 純菜(コントラルトクラリネット・1年)
講評:
・前半歌い方は良いですが、ピッチ、タイミングを合わせてください。速くなってからは伴奏がバラつくのでリズム、テンポを合わせましょう。メロディーが埋もれてしまう傾向があります。バランスに注意してよりドラマチックに仕上げるといいでしょう。
・美しく響きのある序奏で速くなってからもニュアンス豊かな音楽つくりができています。同族楽器ならではの統一感あるまとまったサウンドがもう少し表現されてもよかったと思います。
・8人の音色がよく統一されていますが、全体的に薄い響きに聴こえます。リードが振動しただけの音ではなく楽器本来の音色や太い芯のある響きを目指しましょう。
・1stクラリネットがソロを吹くときのベースラインが内声部よりも弱く聞こえるのが惜しかったです。全体的にビート感をしっかり共有しないと少々バラけて聞こえます。スウィングの部分はドラムセットなどと練習することも効果的です。
・曲想はかなり好感が持てます。また、それに合ったサウンド作りができた演奏でした。響きの作り方がかなり研究されています。個々の演奏能力や技術は素晴らしいと思います。これからも楽しみなアンサンブルだと感じました。
○KYOTO中学高校生ソロコンテスト2019
・田中道生(オーボエ・1年) 金賞 曲目:「オーボエ・ソナタ 第1楽章」 ヒンデミット作曲
・鳥羽朝陽(クラリネット・1年) 銀賞 曲目:「ポケットサイズソナタ第2番より」 テンプルトン作曲
12月22日(日)
吹奏楽部の一年を締めくくる「クリスマスコンサート2019」を開催しました。冷たい雨の降る一日でしたが、今年も多くのお客様にご来場いただき盛況のうちに終えることができました。
今回もポップス曲を中心に全員で8曲、アンサンブル6曲の2時間に及ぶプログラムを精一杯演奏しました。
最後までお聞きいただきありがとうございました!
吹奏楽部では今年も恒例の「クリスマスコンサート2019」を開催します!
歌あり、踊りありの楽しいステージで素敵なクリスマスを迎えませんか?
たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。
○桃山高校吹奏楽部「クリスマスコンサート2019」
日 時:12月22日(日) 16:30開演
会 場:本校武道場
プログラム
・ノートルダムの鐘、カーペンターズフォーエバー、恋人たちのクリスマス 他
※駐車場がありませんので、お車での来場はご遠慮いただきますようお願いいたします。
11月10日(日) 午後からアンサンブルコンテスト校内選考会を行いました。
「京都府アンサンブルコンテスト」に本校から出場できる1団体の座を目指して、4チームが練習の成果を発表しました。発表後は部員相互による投票などを行い、「ガラスの海と都市の情景」を演奏したクラリネット8重奏のチームを本校代表として選び、8人は12月25日(水)京都コンサートホールで開催される本大会に出場することになりました。本番では桃山高校の代表として立派な演奏をしてくれることを期待します。
お知らせです。
「クリスマスコンサート2019」
日時:令和元年12月22日(日) 16:30~
会場:本校武道場
クリスマスにちなんだポップス曲を中心に、歌、踊り、アンサンブルなども交えた楽しいコンサートです。
多くの皆様の御来場をお待ちしています。
11月9日(土)
京都コンサートホールで開催された京都府高等学校総合文化祭吹奏楽部門(主催:京都府高等学校文化連盟)に出演しました。今年は校外行事の関係で参加できなかった2年生自然科学科生徒を除く56名で出演しました。
久しぶりに難度の高い曲に取り組みましたが、表現や技術をさらに向上させてこれからのコンサートに生かしていきたいと思います。
以下、講評に当たっていただいた3名の先生方からのコメントを紹介します。
○演奏曲目
・マーチ「カタロニアの栄光」 間宮芳生
・朝鮮民謡の主題による変奏曲 J・B・チャンス
○講評
・大変まとまっていますが、サウンドの変化に乏しさを感じます。強弱の変化だけでなく色彩感の変化にも工夫してください。音の発音だけでなく処理にも気を配ることも必要です。強音の響かせ方に細心の注意を払ってください。
・とても充実した演奏でした。対位法的に処理されたフレーズの扱いにとても高いセンスを感じます。各楽器の音もよく聞こえ楽しめました。ただ、2曲ともに音楽の性格を考えると上品さだけでは得られない何かがあるのかなとは思います。極めて高度な講評者の個人的要求と受け止めていただいて、一層楽曲を研究し今後の演奏に生かしてください。
・ダイナミクスの変化が少なく一本調子に感じたのは残念でした。木管の高音、音色コントロールもさらに繊細な表現を追求してください。サウンド自体は素晴らしいだけにユニゾンのピッチの乱れが惜しまれます。打楽器のバランスはとても良かったです。ソロの伴奏部では和声感をもっと演出してください。全体的にはアンサンブルに安定感があり好演でした。
10月27日(日)
「秋の高校バンドフェスティバル」(主催:京都府高等学校吹奏楽連盟)に出演しました。
秋も深まり肌寒い一日でしたが、会場となった京都駅ビル大階段に来場された多くのお客様に聴いていただきました。
他校の演奏も聴くことができとても有意義な一日となりました。
9月23日(月)
丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催された第47回関西マーチングコンテストにおいて銀賞を受賞しました。
全国的にも有名な強豪校がひしめく関西大会でしたが、京都府代表校として恥ずかしくない演技で臨もうと、私たちなりに精一杯努力した結果を評価していただけたものと思います。
府大会からの2週間は天候に恵まれず、思うように練習ができないことも多かったのですが、その中でも、運動部の皆さんのご厚意でグラウンドを利用させていただいたり、その他にも様々な方から応援していただいたことに改めてお礼申し上げます。この貴重な経験を今後の活動に生かしていきたいと思いますので、これからも桃山高校吹奏楽部「Lovers」をよろしくお願いいたします。
以下、7名の審査員講評をご紹介します。
○審査講評
・後半のパワフルなサウンドと快活な演技が印象的でした。
・キレのあるよくそろった動きが見事でした。演奏面で少々荒さを感じました。より丁寧さ、美しさを追求してください。
・Uターン開始時と後のライン乱れが惜しかったです。マークタイムの形や見せ方には注意してください。後半は楽しめました。
・パーカッションを中心とするリズムセクションの躍動感は素晴らしかったです。生き生きとした表現の伝わる好演でした。
・見せ場が多い素晴らしい演技です。特に三日月の形がよかったです。サウンドも美しいですが、もう少し息の使い方を合わせてほしいと感じました。
・さわやかなサウンドがとても印象的でした。特に3曲目はハードなサウンドがとても良く、会場中に響き渡っていました。
・サウンドのブレンドやバランス、コントラストを更に強くアピールできると「何も言うことなし」の演奏になりますね。ここまでレベルの高い演奏ができるバンドなので、これからも音楽表現を磨いてください。