5月11日(土) 洛再Linksのメンバー11名で、京都大学上賀茂演習林で行われている里山オープンラボに参加してきました。
3年生が引退し、今回から新たなメンバー9名(2年生3名、1年生6名)が加わり、活動しました。
まずは講義室で参加メンバーの自己紹介から始まり、各参加団体の上賀茂演習林での年間の計画を発表しました。本校は10月に子供向けのワークショップを計画しているので、代表生徒が発表しました。行事の内容だけでなく、話の最後には「自分たちはたくさんの経験をすることを目的に参加しているので、まずは労働力として様々な活動に参加したい。だから皆様からああしてや、こうしてなどぜひ声を掛けてもらいたい。それが自分たちの体験・学びになります」と言っている姿がとても堂々としており、生徒の1年間での成長を肌で感じました。大学の先生からも、その姿にお褒めの言葉をいただけました。
実際の活動内容としては、午前中は、初参加者たちは京都大学の舘野先生に演習林内を案内していただき、他のメンバーは畑の畝(うね)づくりを行いました。
昼食時には、以前から継続して参加している生徒は、大学生や他の団体の大人の方々と積極的に交流をはかり、10月のワークショップでの協力まで取り付けていました。初参加組はまだまだ自分たちから目上の人たちに積極的に声をかえるとまではできていませんでしたが、回を重ねるうちに生徒たちのコミュニケーション能力もどんどん向上していきます。
午後からは、午前中の畝に様々な苗を植える活動を行いました。ここでも生徒たちは積極的に活動に参加し、暑い中でしたが、目一杯様々な活動を経験していました。
このオープンラボに参加すると、様々な年代の、様々な職業の、本当にいろいろな方々と出会うことができます。その出会い一つ一つが生徒にとって、大きな学びとなり、自分の進路や、自分自身を考える大きなヒントを得られる場になっています。
参加するたびに、高校生を暖かく見守り、様々なお声をかけてくださる里山オープンラボの皆さま、いつもありがとうございます。
(記:洛再LInks同好会 顧問)