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2020/03/09
 
 

今年はカレーを作って卒業生を送ることは中止となりました。それでも、3年間の部活動での思い出などを短い時間の中で後輩たちに伝えてくれました。せっかくなので感謝の思いをこめてキャプテンを胴上げします。卒業していく3年生たちの中から、山岳部顧問の教師として戻ってきてくれることを、顧問は楽しみにしたいと思います。

遠い雲海の向こうから 朝一番のご来光 山はにわかにざわめいた

そんな景色を一緒にみた顧問から 君たちに送る言葉は

今から一からスタートだよね テン場か頂上か山のどこかで 君たちにもう一度会えたならいいね。

 
 
2020/02/13
 
 

海に行けば、砂浜で砂に埋もれたくなります。雪があれば、山中で雪に埋もれたくなります。

そんな山岳部員の切なる訴えに、旧花脊峠から寺山に向かいました。旧花脊峠へ続く林道には車の通ったあとがあり、そこを歩きました。そして、広いところに到着すると、もうあとは、「俺がやる」「俺もやる」「俺もやって」の時間が続きました。

 
 
2020/02/10
 
 

今年は雪や来ん来んの暖冬でしたが、前日からの雪が降っては降ってはで、愛宕山はずんずん積もって真っ白になっていました。

ケーブル廃墟前の広場は綿帽子をかぶったようで、登山道の木々はすべて白い花が咲いているようでした。

部員は喜び、雪合戦楽しみ。登山道ではたっぷりの雪がのっている枝を振り合って、雪シャワーを浴びては喜びます。もちろん顧問は寒くて丸くなっていました。

 
 
2020/02/05
 
 

2月最初の練習はボルダリングからです。

部員たちは頑張って登ります。前回苦戦した課題を難なくクリアしていきます。顧問もまけじと登ります。でも、壁際にへばりついて、背中から落ちてくる。やっぱりおまえはむずかしんだなと思う。それでも、失敗ばかりじゃないと、登れるイメージをかき集め、気合いをいれてる気配をみせる。

「登り始めたなら成功してしあわせになるのがいい。落ちる気持ちはいつでもないのよ。ボルダリングの壁よ!顧問にせめてすこしはかっこつけさせてくれ。」顧問は心の中でそうつぶやき続けたそうです。

顧問が落ちるたびに、両手を挙げた生徒たちから「ああ、あああ、あああ、ああ」という声がもれるのでした。

 
 
2020/01/20
 
 

11日オープンしたサンガスタジアムでクライミング練習を行いました。今回はボルダリングだけです。

顧問も20余年ぶりに登りますが、なかなか思うように登れません。その横でひょいひょいと部員たちが登っていきます。部員たちの動きを見ては、顧問は「雪中の笋、八百屋にあり、鯉魚は魚屋の生船にあり」と袖を濡らすのでした。

 
 
2020/01/15
 
 

神戸の摩耶山に登ってきました。桃山高校より高台にある神戸高校を見上げながら登山口へと向かいました。山寺尾根から掬星台に一気に登ります。掬星台からの景色は素晴らしいです。山岳部の魅力は素晴らしい景色を堪能できることです。

掬星台で善哉を食べて新年を祝い、六甲全山縦走コースを逆に下りました。布引の滝で景色を楽しみ新神戸駅に出ました。

久しぶりの山行に、「今夜、今夜、筋肉痛が今夜始まる」と、顧問は西の側の山からの帰り道に思いました。

登山に興味のある中学生を桃山高校山岳部は待っています。

 
 
2020/01/14
 
 

年の初めのためしとて、恒例の山行で、山岳部は桃山高校を出発します。桃山城で雨宿りして、大岩山をこえて、お稲荷さんへ向かいました。

令和最初の山行のめでたさを、松茸ではなく善哉買って一人ごとに祝おうと思いましたが、天候が不順なため諦めました。次回こそ楽しけれといきたいものです。

 
 
2019/12/17
 
 

風にふるえるオレンジ色の枯れ葉の舞い散る花脊峠の停車場は気温1度でした。

猟友会の方々と出会った12月の朝。部員と顧問の目はびっくり。でも、向かう先は反対方向でほっとしました。

部員たちの話すいろんな話がいつか荒い息でとぎれてしまう。そんなときに焼杉山に到着しました。このあと、翠黛山、瓢箪崩山を登り、トトギ池に出ました。かえりの叡山電車はもうそれほど観光客で混雑というまでではありませんでした。月日は流れて季節は変わったようです。

 
 
2019/12/11
 
 

12月最初の山行は、花脊峠から貴船口までの稜線歩きです。

2ヶ月前には登山道がありましたが、すっかり落ち葉で隠れています。カサカサと歩くたびに落ち葉が鳴くのです。

貴船山直下まできたので、キャプテンに右の道に曲がれば山頂やと声をかけます。落ち葉の声に聞き惚れているのか、顧問の声が届きませんでした。チェッと顧問は寂しそうに落ち葉を蹴り上げました。次の瞬間、すってんころりんと転けました。いい具合に倒木があって、顧問は脇腹を痛打しました。悪いことをしてはいけないということです。はい。

最後は叡山電車貴船口駅に出ました。まだまだ紅葉が残っていました。顧問の脇腹はまだまだ痛みが残っていました。

 
 
2019/12/11
 
 

紅葉を見に行こうと、武奈ヶ岳に行きました。

坊村からの最初の急登を越えると、そこは紅葉の世界でした。登山道の底が赤く黄色くなった。紅葉の場所で部員たちの足が止まった。きれいでした。

武奈ヶ岳で休憩していると冷気が流れこんだ。その心地よすぎる風にたまらず部員たちが寄ってきます。

「顧問さん、顧問さん、下山を開始してもご機嫌よろしゅうございますか」

「ああ、部員たちじゃないか。お帰りかい。まあ寒くなってきたしなあ」

早々に八雲ヶ原へと下山しました。八雲ヶ原でいつものアカハラ見物して、神爾谷をくだり、イン谷口へとでました。武奈ヶ岳が雪国になるにはもう少し先のようです。

 
 
 

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